摘要 サイレージは低分子の有機酸を多く含むが、飼料分析の過程で相当量が気化するため、可消化エネルギーが低く評価されてしまう。そこで、サイレージに含まれる揮発性の高い有機物の乾燥過程における気化の動態...
摘要 鮮肉性魚粉の貯蔵性の判定にDSC(示差走査熱量計)測定を用いることの可能性の確認を試みた。スクロースなどガラス化に影響を与えると知られる物質を添加後、凍結乾燥したコイ筋原繊維を相対湿度40%、...
摘要 砂礫地への新しい緑化工法として鉢埋設定植法を検討中で、最適鉢種類を明らかにするため、ユキヤナギほか3種の苗を30種類の不織布ポットで養成しておき、5月に雨除け下のグリ石床に埋設定植し、秋季まで...
近赤外分光法による凍結乾燥野菜の総食物繊維の迅速測定法の開発
摘要 総食物繊維の測定は煩雑であり時間を要するので、近赤外分光法により総食物繊維の迅速測定法を開発する。具体的には、凍結乾燥野菜の近赤外スペクトルを測定し、そのスペクトル情報による総食物繊維の測定法...
マイクロ波を用いた食品成分測定のための前処理法の検討(28)
摘要 食品中の有機及び無機成分を測定するための試料の前処理は、酸あるいはアルカリによる長時間の加熱が一般的であるが、加熱分解時間を短縮する目的で、マイクロ波を用いて加熱分解の諸条件を検討し、従来法と...
摘要 環境汚染が問題とされる副産物及び食品加工残渣等が有する繊維質及び蛋白質を素材とした飼料について、in vitro評価手法開発の基礎データを得る目的で、6年は材料を用意するため、野菜副産物(ばれ...
摘要 飼料資源に関する環境評価の一環として、JIRCASおよびICARDAの共同研究によって開発された地図データベースを活用し、アジズ山地周辺地域における土地崩壊の危険度を予測評価するための地理的モ...
熱帯林伐採跡地等の農地への転用による環境変動の評価技術と持続的土地利用法の確立(182)
摘要 6年5月にICRISATとの共同研究のMOUが締結され、記載された研究計画に従って活動を開始した。本研究では、インドが打ち上げた衛星データを主として用い、半乾燥地における作物・土壌の識別能力の...
摘要 日本食品食物繊維成分表に用いられた食物繊維の定量法と組み合わせて糖類を定量する方法を確立する。酵素重量法による食物繊維定量法の水溶性食物繊維をエタノールで沈澱させて濾別した濾液から溶媒をロータ...
摘要 食塩添加加工食品における食塩の果たす役割を調べるために、食塩添加量・乾燥条件を変えた生めんを材料として、NMRでナトリウムと水の運動性を調べた。ナトリウムの運動性はめんの含水率により決まり、食...
摘要 豚レバーの凍結乾燥試料(亜鉛660μg/g、銅32μg/g)はペプシン・パンクレアチン・胆汁末処理により、亜鉛および銅の可溶化率が、バッファ抽出に比べて増加し、それぞれ78及び90%となった。酵...
特徴ある蚕品種繭の製糸・加工特性の解明-繭糸の組成・構造の解明(166)
摘要 1:繊度や食性、強さ等に特徴をもつ蚕品種8種類の繭について、100℃で30分乾繭した生糸の練減り・含水率等を測定し、分離蚕繭に異常に低い含水率の結果が得られた。また、含水率は、生糸よりも絹糸の...
摘要 実生苗を用いて炭そ病菌の人工接種による傷口からの侵入を調査し、人工接種による抵抗性検定法を検討した。また、抵抗性の遺伝的変異を調査した。カミソリ刃を用いて葉の裏面に約10本の浅い線状の傷をつけ...
摘要 土性別の温度上昇特性、水分損失特性の解明のほか、栽培試験にはリュウノヒゲほか草本と木本12種を供試して試験を進めた。盛夏晴天時の地表温度は、砂床は41℃、大粒の礫床は46~50℃に上昇し、ヘデラ...
摘要 鮮肉性魚粉のタンパク質の安定性に関して、非破壊分析による品質評価法の一つであるDSC(示差走査熱量計)による基礎的実験を試みた。活コイから筋原繊維を抽出し、ガラス化に影響を与えると知られる物質...
摘要 吸水・乾燥裂皮検定法を用いて、極難裂皮性遺伝子源の探索及び難裂皮性育成系統の選抜を行った。遺伝子源の探索は100品種・系統を供試した。新たに耐裂皮性が極強と判定された品種は無かったが、東北11...
植物地下部の形態と機能の解明による耐旱性評価法に関する研究(96)
摘要 3種のマメ科植物の、土壌の乾燥に伴う根の形態変化を調べた。キマメは-0.04MPaまで土壌が乾燥しても根部生育が影響を受けず、耐旱性が最も強いと判断された。土壌の乾燥に伴い、ダイズは根が細くな...
熱帯林伐採跡地等の農地への転用による環境変動の評価技術と持続的土地利用法の確立
摘要 熱帯地域における熱帯林の伐採とその跡地の農地等への転用による水収支や熱収支に与える影響を評価することは、洪水、干ばつ、土壌流亡等の自然災害の危険度という観点からみて重要な課題である。こうした課...
摘要 橙肉色かんしょの塊根中におおく含まれ、機能性成分でもあるカロテノイドの分析法・簡易測定法を検討した。まず、かんしょに適用できるカロテンの抽出法及びHPLC条件を検討し、カロテンの分析法を確立し...
摘要 豚レバーの凍結乾燥試料(亜鉛660μg/g、銅32μg/g)について、バッファ抽出、およびペプシン・パンクレアチン・胆汁末処理を行い亜鉛および銅化合物の可溶化を試みた。バッファ抽出では亜鉛及び銅...