省力樹形に適した果樹品種・系統の選定と最適な栽培管理方法の開発
摘要 目的: 労働生産性の高い省力型樹形が,それぞれの樹種で提案されているが,限られた品種でしか栽培試験が行われていない。そのため,主要な栽培品種のいずれにもこの樹形が適用できるか不明であることが...
寒冷地中部向きの複合抵抗性を有するCd低吸収性主力品種の育成
摘要 目的:Cd低吸収性を導入した系統に,耐冷性のQTLやいもち病抵抗性遺伝子を集積した系統を育成し,その固定度や「ひとめぼれ」との同質性,集積した遺伝子の評価を行う。さらに上記系統の相互交配を行って有...
国産農産物中のかび毒及びかび毒類縁体の動態解明並びに汚染の防止及び低減に関する研究
摘要 目的:小麦及び大麦において,穀類中に蓄積しうるデオキシニバレノール(DON),ニバレノール(NIV)等のトリコテセンかび毒とそれらのアセチル体,配糖体のような類縁体の蓄積度合いを解明するとともに,麦...
害虫防除と受粉促進のダブル効果!スマート農業に貢献する振動技術の開発
摘要 目的: 農業生産現場では,薬剤に依存しない新たな害虫防除技術が求められている。また,トマト等の受粉においては,外来種である受粉昆虫の転換方針から代替技術が求められている。これらの課題を解決す...
摘要 目的: キュウリモザイクウイルス(CMV)およびインゲンマメ黄斑モザイクウイルス(BYMV)をターゲットとして,新たに弱毒ウイルスを探索するとともに,既に知られている弱毒ウイルスを用いて,付加価値向上の...
振動を用いた害虫防除および作物栽培のための環境低負荷技術の開発
摘要 目的: 害虫の被害を抑制し,作物の受粉や生長調整を行う人工的「振動」を用いた新たな技術を開発する。 得られた成果: 人工的振動は,オンシツコナジラミに対する高い抑制効果が認められる。また,振...
摘要 目的: 各種病害に対する既知のDNAマーカーを用いて病害抵抗性遺伝子を有する個体を選抜する。また, 既知および新規の複数のDNAマーカーの保有を一度の解析で判別可能とする効率的な育種手法の開発を行っ...
摘要 目的: 生産現場から要請される病害虫診断依頼の件数が多い指定野菜等を対象に,それらで発生する主要病害虫を生産者等が所有するウェアラブル端末を使って撮影し,それを通信機能で連係した人工知能(A...
摘要 目的: 栽培現場で深刻な被害を招く土壌病害であるアブラナ科野菜根こぶ病,キク半身萎凋病を対象に,これまで開発されてきたヘソディムのマニュアルについて,各地域の生産現場での検証・改良をPDCAサイ...
摘要 目的: 県内農地を調査し,有機物施用など農地管理の違いによる炭素蓄積量を把握し,土壌炭素蓄積メカニズムの解明のための基礎データを得るとともに,適切な農地管理を行うための参考とする。 得られた成...
微生物殺虫・殺菌剤を用いた野菜重要病害虫のデュアルコントロール技術の確立
摘要 目的: 病害虫同時防除(デュアルコントロール)が示唆される微生物農薬について,その利用方法(散布方法,散布間隔,散布量等)を検討し,デュアルコントロール技術を確立する。散布方法については,従...
摘要 目的: 近年の宮城県では,農地整備に合わせて高収益作物の導入が進められており,稲作主体の土地利用型経営体では園芸作を取り入れた複合経営が求められている。 宮城県では,推奨作物の一つとしてエダ...
摘要 目的: 近年,施設園芸分野では,センシング技術やICT技術が急速に発展しており,生産現場でも環境モニタリングや環境制御機器の導入およびクラウドサービスの導入事例が増え,スマート化が進んでいる。現...
摘要 目的: 深度センサ“キネクト”を用い,パプリカの投影葉面積から着果可能な果数を推定できることを明らかにしたが,キネクトは現在市販を停止している。そこで本研究ではキネクトの代替機としてステレオカ...
摘要 目的: 公設試験研究機関が育成した野菜の新系統について,国内地域別に適応性と実用性について検討し,新品種育成に資する。当研究所は東北南部太平洋沿岸地域の指定県となっている。 得られた成果: ...
栽培・労務管理の最適化を加速するオープンプラットフォームの整備
摘要 目的: 施設園芸におけるオープンイノベーションを支援し,AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発を加速化するため,オープンプラットフォームで利用することを前提に,AIの学習に利用できる...
摘要 目的: 将来を見据えた,地域の営農条件に適応して担い手が経営力を発揮できるスマート農業の実現へ向けて,国や市町,関係団体,関係企業とともに,実証経営体と協力して、スマート農業開発・実証プロジ...
摘要 目的: 園芸作物生産地において作物の安定的生産を妨げ,問題となっている病害を対象に,原因の究明から防除技術の確立までを目指す。 期待される成果: ここでは,生産地で問題解決が求められている病害...
堆肥の利用拡大に向けた「特殊肥料等入り指定混合肥料」の製造及び利用方法の検討
摘要 目的: 平成24年の肥料取締法の改正で「混合堆肥複合肥料」の製造が可能となり,生産量は年々増加したものの,全国的な普及には至っていない。令和2年の肥料制度の見直しにより,堆肥配合割合や原料堆肥...
畑土壌における各種有機質資材の肥効診断に基づく施用方法の確立
摘要 目的: 各種有機質資材について,AD抽出法やその他の方法による窒素肥効評価と,作物の収量や窒素吸収量による評価を併せて行い,それらの結果に基づき適切な肥効判断手法に基づく施用方法を確立する。 ...