無農薬米栽培に取り組む大規模水田作経営への稲麦大豆2年3作導入効果
要約 米価下落への対応策として無農薬米栽培に取り組む大規模水田作経営に立毛間播種技術を導入することにより、稲麦大豆2年3作の作付拡大と無農薬米の作付維持が可能となり、一層の所得向上がはかられる。 キ...
促成ナスの養液土耕栽培におけるかん水チューブの設置位置と土壌水分
要約 砂壌土における促成ナス「筑陽」の養液土耕栽培では、点滴かん水チューブを1畝に2本設置することにより畝内土壌水分の横方向への変動を小さくすることができ、散水チューブを用いた慣行栽培と同等の収量、品...
要約 促成ナス「筑陽」の養液土耕栽培は、地力が中程度の圃場(全窒素濃度が0.13%)において慣行施肥量(窒素70kg/10a)を50%程度削減できる。その場合の畝中央部とかん水チューブの中間点の土壌の硝酸態窒素濃度...
要約 熊本県で在来種として栽培されていた熊本長ナスの遺伝資源収集を行い、それらの系統をもとに選抜・固定を図り、草勢、果形の異なる2系統を固定親として、ナスの新品種「熊本長ナス1号(仮称)」を育成した。...
要約 ナス「筑陽」の促成栽培で3月から6月にマルハナバチの放飼を行う場合、ホルモン処理と同程度の結果率・肥大速度・収量が得られる。マルハナバチでの着果は、果長が短く果肉がやや硬くなるが、曲がり果の発生...
要約 マイワシ太平洋系群の主産卵場である土佐湾における近年のマイワシ産卵群は、秋~春と比較的長い産卵期を有するものの、成熟年齢は満1歳、1歳魚から3歳魚までの若齢魚主体であることが示され、系群全体と共...
要約 ホオズキの着果率は同一ほ場内でも株によって異なり、また産地によっても大幅にばらつく。このため、着果率の高い系統を複数年選抜していくことにより、着果率の向上を図ることができる。 キーワード ホオズ...
促成作型における単為結果性ナス系統「96-1」の特性および主枝仕立法
要約 野菜茶業研究所が育成した単為結果性ナス系統「96-1」は、促成作型の全期間単花処理を省略しても大部分の果実が正常に結果肥大するが、「筑陽」より果長が短く、果肉が硬い。また、「96-1」は2本垂直仕立で...
要約 かまいり製玉緑茶製造用炒り葉機の熱源として、自動温度制御ができない従来のT型重油バーナーに代わり、ガスガンタイプバーナーを使用することにより、炒り葉機の温度制御自動化が可能である。 キーワード ...
促成ナスにおける天敵と農薬を組み合わせたミナミキイロアザミウマの防除体系
要約 1mm目の防虫ネットと天敵(秋期にククメリスカブリダニ4回と春季にタイリクヒメハナカメムシ2回放飼)及び化学農薬を組み合わせた体系によって、ミナミキイロアザミウマの生息数を実害が生じない低い密度に6...
要約 ナス台木用品種「台二郎」は、「台太郎」の葯培養系統とヒラナスとの種間交雑品種である。「台太郎」に由来する青枯病抵抗性とヒラナスに由来する半枯病抵抗性を持つ。ヒラナスより青枯病に強く、無加温およ...
促成作型におけるナス「筑陽」の主枝垂直仕立による軽作業化と増収効果
要約 ナス「筑陽」の促成作型において主枝3本垂直仕立を採用すると、慣行の主枝4本V字仕立と比べて主枝および側枝の生育が早く、収量・上物率が増加する。また、整枝作業時間が短く、整枝時にしゃがみ姿勢を取る...
要約 RAPDおよびAFLP解析により作成された連鎖地図は全長779.2cM・21連鎖群からなり、開発されたDNAマーカーは有用形質である果形、果色、茎色、ヘタ色と連鎖する。 キーワード ナス・DNAマーカー・連鎖地図・果...
要約 植物内生菌Enterobacter cloacae SM10株でホウレンソウ種子を浸漬処理すると、ホウレンソウ萎凋病(Fusarium oxysporum f.sp. spinaciae )の発病が抑制される。 キーワード ホウレンソウ萎凋病、生物防除...
要約 ミカンキイロアザミウマは、カキやカンキツ園内の雑草で越冬でき、春~秋には園内の多様な雑草で増殖し、除草後は隣接園に移動分散を繰り返しながら個体群を維持している。 キーワード ミカンキイロアザミウ...
肥効調節型肥料の利用による長期穫り露地ナスの環境保全型施肥法
要約 露地ナス栽培において肥効調節型肥料を用いることにより、慣行施肥量(10a当たりの窒素施肥量100kg)の30%減肥(10a当たり窒素施肥量70kg基肥1回施用)で慣行と比べ窒素利用率が向上し、同等の収量が得られる...
要約 従来の整枝法に比較して、誘引面と誘引面の間隔を狭く、反対に畝間(通路)を広くした新しい整枝法-音叉型整枝法を開発した。本整枝法は農薬散布の効率が高く、作業者への農薬ばく露が少ない。また、収穫や...
要約 大阪府泉州地域の特産野菜である水ナスは漬物加工品が全国的に消費されるようになり、生産も増大している。しかし、加工に適した高品質原料の安定供給が困難なため、施設栽培の拡大等による秀品率の向上と高...
要約 水なすを漬込む前に果皮をもみ殻で軽く摩擦し、傷を付けることにより、果皮へのアルミニウム(Al)の浸透不足を解消し、部分的に紫色や茶色を呈する水なす漬の色むらを防止できる。 キーワード 水なす漬、果...
水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチを利用した着果促進効果
要約 水ナスのハウス栽培におけるマルハナバチの放飼は、着果促進効果が認められる。ホルモン剤との併用と比較して果実の肥大速度は劣るが、種子の発達は顕著ではない。 キーワード 水ナス、マルハナバチ、着果促...