
夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善
要約 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンで...

要約 ヒペリカムの葉焼け症状は苦土欠乏により発生する。加里欠乏では葉の黄化及び褐変が生ずる。りん酸欠乏では葉が赤紫色に変色し後に褐変する。白化症状は尿素系肥料に副成分として含まれるビウレットにより発...

要約 肥効調節型肥料(LPS200)を主体とする肥料をリンドウの定植時に施肥することにより、2年間の株養成期間の施肥回数を1回だけにすることができる。その場合の窒素施肥量は慣行比25%減が可能であり、肥料費...

トルコギキョウ促成栽培における覆輪着色面積率と花芽分化は施肥量の影響を受ける
要約 20℃一定条件において、生育を促進する範囲では施肥量が多いほど覆輪着色面積率が高まり、主茎節数が増加して開花が遅延する。 キーワード トルコギキョウ、覆輪花色、施肥量、花芽分化、促成栽培 背景・ね...

要約
畝立て成型マルチャに施肥機を搭載し、マルチ被覆と同時に表層5cmに肥料を混和する畝内局所施肥を行うと初期から生育が旺盛となる。施肥量は慣行の全面全層施肥の窒素成分30kg/10a...

畑地における牛ふん成型堆肥施用後の亜酸化窒素発生および発生要因
要約 牛ふん成型堆肥を畑地へ施用すると、数日後に化学肥料、バラ堆肥の施用と比べ多量の亜酸化窒素が発生する。その発生要因は、主として成型堆肥中の脱窒によると考えられる。 背景・ねらい

要約 カーネーション萎縮叢生症では、栽培床の排水不良、有機物含量が高く低固相率・高液相率の土壌、土壌中の水分含量や肥料濃度の急激な変化が発症を助長する。 背景・ねらい 本症はシュートが萎縮し多数の側芽...

食品残さのペレット肥料化及びそのマニュアル化による利用技術体系
要約 食品残さから製造した堆肥を原料として、ペレット肥料(堆肥ペレット)の製造技術と作物への利用技術を明らかにし、マニュアルを作成した。そのマニュアルを活用することにより、水稲、露地葉根菜類、花きに...

前作にクロタラリア類を栽培すると東南アジアのトウガラシのネコブセンチュウ被害は大きく軽減できる
要約 タイなどの熱帯地域において香辛料の原料として重要なトウガラシ(英名chili)で広がっているサツマイモネコブセンチュウの被害は、クロタラリアとの輪作により軽減できる。 背景・ねらい
タイなどの...

要約 トルコギキョウのウイルス病対策マニュアルを活用することで長野県内に発生しているトルコギキョウの主要なウイルス病害が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、ウイルス病、防除マニュアル 背景・ねら...

土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...

要約 カラーピーマンの促成栽培においては、低濃度の追肥をかん水と同時に施肥することにより、土壌溶液中の硝酸イオン濃度の推移が緩やかになり、可販果収量が増加する。 キーワード カラーピーマン、収量、かん...

出荷時シクラメンの光合成能力は葉部TOC全量を測定することで推定できる
要約 底面給水中の施肥窒素濃度は、開花期までは葉数の増加に影響を与えるが、開花期以降は株の光合成量に大きな影響を与え、施肥窒素濃度が高いほど株の光合成量が高まる。この時、株の光合成能は葉部TOC全量を...

ポインセチアの養分吸収量と肥効調節型肥料を用いた省力施肥管理技術
背景・ねらい 年末の鉢花を代表するポインセチア栽培では、かん水と施肥管理に労力を要し、省力化が課題となっている。そこで、5号鉢の規格品生産における養分吸収量を解明し、養分吸収特性に基づき肥効調節型肥...

タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...

要約 トルコギキョウに発生するトルコギキョウえそ萎縮ウイルスは媒介者を要しない物理的な接触伝染により土壌伝染する。 キーワード トルコギキョウ、トルコギキョウえそ萎縮ウイルス、LiNSV、土壌伝染 背景・ね...

要約 鉢花生産において、生分解性ポットを育苗に用いて直鉢替え栽培を行うことで、省力化が可能である。ポットは底面にカド穴4個を加え5穴とし、育苗期間によりデンプンの混合率を変えることで、慣行栽培と同等...

レンゲの生育安定化技術と地上部保有窒素量の推定による減化学肥料水稲栽培技術
要約 レンゲの生育を安定化し雑草を抑制するためには、前年の水稲収穫後秋起こしを行い耕転砕土後に播種を行うことが有効である。またレンゲの占有率から植物体地上部窒素保有量が予測可能であり、水稲の減化学肥...

要約 ペチュニアおよびパンジーの花壇苗生産に、天日乾燥後砕土した粒径6~2mmの浄水土とピートモスの混合培地が利用でき、超微粒コーティング肥料(70日タイプ)をペチュニアは110~140、パンジーは80~110 mg...

要約 放牧草の嗜好性に対し、高消化性繊維(Oa)を除く主な繊維分画は負の、Oaおよび水溶性糖類(WSC)+Oaは正の影響を及ぼす。N過剰施用、ゲートからの距離、掃除刈り残渣の存在が嗜好性を低下させる要因となる...