要約 オリエンタル系ユリやアジアティック系ユリにおいて、下位葉から中位葉の葉先が黒変する生理障害は、鉄の過剰吸収が原因と考えられ、土壌の酸性化や多肥によって助長されることが判明した。 キーワード ユリ...
要約 粉砕籾殻とピートモスを容積比6:4で混合し、1リットル当たりの施肥窒素量を400mgとした培地の利用により慣行培地と同等の野菜苗を安定的に生産できる。この培地は慣行培地と比べ重量が33~63%と軽く、価格は...
要約 花壇苗の小型容器栽培において、エブアンドフロー給水で栽培すると生育が旺盛になりすぎる傾向があるが、初期溶出抑制型被覆肥料を用いると、わい化剤を使用しなくても、コンパクトな草姿に改善できる。また...
要約 カーネーションの養液土耕において、給液濃度を窒素で100~180ppm、1日の給液量を1平方メートル当たり1.5~5リットルの範囲で時期ごとに変化させ、毎日3回以上に分けて給液することにより、収量および切り花...
環境保全型露地野菜営農の作付体系と土壌消毒代替技術の導入可能性
要約 輪作に基づく環境保全型露地野菜営農の作付体系は収益を最大とする品目別面積と病虫害発生抑制等に配慮したいくつかの作付規則で決定され、また資材のリサイクル利用等により太陽熱処理等の土壌消毒代替技術...
排出液を再利用するバラの新しい閉鎖型ロックウール栽培システム
要約 ロックウール栽培で、培養液を点滴で給液し、排出された余分な培養液を底面給水により再利用するバラの閉鎖型栽培システムを開発した。このシステムで半年間栽培したバラは、かけ流しロックウール栽培に比べ...
要約 なお、土壌水分張力を基準にしたかん水方法に比べ25%程度節水ができる。 キーワード トルコギキョウ、超促成二度切り作型、かん水施肥栽培、かん水量 背景・ねらい 香川用水の非受益地である島しょ部等にお...
要約 根面細菌をチンゲンサイ種子に接種し、温度28℃、5日間暗所栽培後の主根の長短により、生育促進菌の出現割合が高いほ場と生育阻害菌の出現割合が高いほ場が判別でき、根面細菌による発根促進からみたほ場の土...
要約 景観用1、2年草24種類、宿根草24種類を直播し5年間、放任で生育させると、ほとんどの宿根草は毎年開花し、勢力を拡大または維持する。それぞれの時期の開花優占種を選択して播種すると長期間連続的に開花す...
要約 オンシジウムの切り花栽培において、株の養成段階では年間窒素施用量が多いほど株の生育は優れる。早期に開花させる場合は、年間窒素施用量を少なくするが、切り花品質は劣る。採花本数と切り花品質からみた...
要約 愛知式不耕起播種機を用い、2月中旬~4月上旬にレンゲ立毛中に水稲種子を肥料とともに播種することで、現状で計3回行っている除草剤散布回数の減少ができ、収量を下げることなく水稲の栽培が可能となる。...
ロングマット水耕装置の有効利用によるチューリップの促成切り花栽培
要約 〔要約〕水稲ロングマット育苗用水耕装置の多目的利用の一つとして、水耕装置のベッドに野菜苗用のセル成型トレイを球根の支持体として置き、省力的なチューリップの促成切り花栽培が可能である。 キーワー...
要約 石灰質肥料の施用はボタンの根の発達と生長を促進し、良質苗の生産に効果がある。黒ボク土における好適値は概ねpHが6~7、交換性カルシウム含有量が3~4g kg -1 である。 背景・ねらい 島根県の八束町は...
ロングマット水耕装置の有効利用によるチューリップの促成切り花栽培
要約 水稲ロングマット育苗用水耕装置の多目的利用の一つとして、水耕装置のベッドに野菜苗用のセル成型トレイを球根の支持体として置き、省力的なチューリップの促成切り花栽培が可能である。 背景・ねらい 水稲...
要約 カラーピーマンの長期どり栽培に適する作型は1月下旬播種、4月上旬定植であり、基肥は多収効果のあったロングショウカルを用いる。整枝法は主枝4本仕立て、側枝2節摘心を行う。また、主枝第12分枝節まで主枝...
要約 〔要約〕茶園からは地温の低い冬期を除いて多量の亜酸化窒素が発生する。亜酸化窒素発生量は窒素施肥量が30 kgN/10aを越えると増加するが、石灰窒素の併用により低く抑えることが出来る。 キーワード 茶園、...
要約 キク栽培における養液土耕、直接挿し、無側枝性品種栽培技術は、チェックリスト分析から、労働時間の2.9~19.5%の省力化が図れるが、資材費、固定費については技術により増減する。 背景・ねらい
キク...
要約 リン酸吸収を菌根に依存しないアーバスキュラー菌根菌非宿主作物の生育は、前作物の影響を受けにくい。一方、宿主作物の生育・収量は宿主作物跡地で優る。しかし、前年に宿主を栽培することによる増収効果に...
宿主作物跡地から単離したアーバスキュラー菌根菌の接種による前作効果の確認
要約 アーバスキュラー菌根菌の宿主(ひまわり)跡地に比べ非宿主(シロガラシ)跡地では、後作とうもろこしの生育が劣る。ひまわり跡地から単離した菌根菌胞子をシロガラシ跡地へ接種すると、後作とうもろこしの生育...
要約 採花年の早生りんどうへの炭カルと苦土炭カルの施用は、作土のpHと石灰飽和度を上昇させ、石こうは石灰飽和度を上昇させる。いずれもりんどうのカルシウム吸収と生育・品質の改善につながった。 背景・ねら...