要約 トマト養液栽培における排液再利用システムは排液を85%削減し、栽培系外へ排出する肥料成分量を減少させ、環境負荷を軽減できる。さらに、肥料使用量が減少するため肥料費を70%に節約できる。 キーワード ...
トマト養液栽培における排液再利用システム利用時の培養液調整ソフト
要約 トマト養液栽培で排液再利用システム利用時に、定期的な排液中の肥料成分分析結果を基に培養液を調整するソフトを開発した。本ソフトの利用により、農家自身がパソコンを用いてデータ入力、施肥バランスのシ...
要約 粉砕スギ皮を培地に用い、簡易な水位センサを用いたかん水制御により、排液を出さない隔離ベッド栽培システムを開発した。バラ、アスターおよびガーベラ栽培に適用できる。 背景・ねらい バラ、ガーベラ等の...
夏秋ギク「岩の白扇」の葉身汁液窒素栄養診断での最適葉位と診断指標
要約 夏秋ギク「岩の白扇」の葉身汁液による窒素栄養診断には、下位葉(下位6~10葉)が適当である。葉身汁液中の硝酸イオン濃度は、消灯前までは3000~6000ppm程度、それ以降は6000ppm程度を目安に施肥管理を行...
要約 家畜ふん堆肥を主体に、油粕などの有機質資材と混合して肥料成分を調整し、ローラーディスクダイ方式で成型する成分調整・成型堆肥の生産システムは、10t/日の生産規模で247百万円の設備費となり、生産コス...
要約 ロックウール耕による切り花バラの栽培施設からの排液は、砂と活性炭でろ過後に肥料成分を補正することで循環再利用が可能となる。この場合、切り花収量、品質はかけ流しとほぼ同等で、施肥窒素量を最大67%...
要約 岡山農試が体系化した養液土耕栽培(土作り:ピートモスを33L/m2施用、栽植方式:1条植え株間20cm、仕立て方法:岡山方式、給液方法:灌液モデルに沿って管理)は、土壌溶液の安定した管理が容易で、慣行...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
イタリアンライグラスの葉色診断に基づく収量判定と部分追肥効果
要約 イタリアンライグラスの収穫時乾物収量は4月上旬追肥前の生育スコア(葉身の葉緑素計の読みSPAD値と草丈の積値)と正の相関関係がある。生育スコアの低い(カラー写真の緑度の薄い)ところに部分追肥を行うこ...
要約 オホーツク海沿岸地域には、重粘土で覆われた3面の海岸段丘面が広く分布し、排水不良となっている。深さ4mから7mに砂層が分布する第2、3海岸段丘面の重粘土において、建柱車で7mの孔を掘る方法は、簡便で土...
母の日用栄養系ポットカーネーションC型鋼ひも給水栽培施肥技術
要約 C型鋼ひも給水栽培で栽培する場合、仕上げ期の5号鉢1鉢当たり総窒素量は1.0~1.4gである。さらに、タイプの異なる被覆複合肥料を混合し、基肥として全量施用すれば、栽培期間中に追肥をしなくも高品質な...
要約 根域のマット化が可能なグランドカバープランツ11種について、効率的生産のためのマット植物栽培マニュアルを作成した。 キーワード マット植物、グランドカバープランツ、栽培マニュアル、用土、施肥 背景...
要約 ポーラスカップを用いて採取した土壌溶液の分析により、カーネーション栽培期間中の土壌溶液診断が可能である。良好な生育を確保するための土壌溶液中硝酸イオン濃度の基準値は1,000mg/Lである。 キーワード...
要約 チューリップ球根栽培における被覆尿素(30日タイプ)を用いた施肥法は、追肥が不要であり、肥料由来窒素利用率は約75%と高い。収穫球の窒素含量は1割程度高くなり、収穫球を促成栽培に用いた場合、切り花...
要約 バラ養液栽培において底面給水法を利用し排液を再利用することで、排液を施設外に排出しない栽培が可能になる。その際、培地の上からと排液溝へ同時に給液することで培地内の培養液濃度が安定し、増収する。...
要約 7、8月咲き小ギク露地栽培において、肥効調節型肥料を株下20cmの深さに条施肥することにより、慣行の窒素成分で10アール当たり30.2kgに対して25~50%の減量を行っても高品質の切り花生産が可能である。 キ...
要約 ロックウールまたは杉皮を培地としたバラの隔離床において、数種の被覆肥料を組み合わせた施肥体系にすると、従来の養液栽培に比べ切り花品質が向上し、同程度の収量が得られる。 キーワード バラ、被覆肥料...
要約 エクストルーダ成型機で成型した発酵鶏ふんの窒素無機化率は、原料であるバラ鶏ふんの3~4割である。モミガラ牛ふん堆肥のみの成型堆肥では、窒素の肥効は非常に低いが、菜種油かすや尿素を混合して成型する...
要約 トルコギキョウの底面給水栽培では、苗は288穴セルで播種後9週間育苗し、本葉3対程度のものを用いる。肥料は被覆肥料100日タイプを使用し、施肥量はN成分で株当たり0.260g~0.455gとする。 キーワード トル...
要約 カーネーション栽培後の培地への窒素残存量は、施肥量が実栽培面積1平方メートル当たり70g程度までは少ない。窒素残存量が少ない施肥量で栽培したカーネーション1作が吸収する窒素量は、実栽培面積1平方...