要約 花き栽培土壌(作土対象)の化学性項目pH(H2O)、EC、有効態りん酸、硝酸態窒素、交換性塩基(CaO、MgO、K2O)、微量要素(Mn、Cu、Zn、B)について診断指標値を設定した。 背景・ねらい 北海道で未設定の、花き栽...
要約 砂丘地における直播きストックの高品質切り花生産のための施肥かん水方法は、緩効性肥料を用いた全量基肥体系あるいは追肥体系から選択し、かん水量は発芽揃いから発らい期まで1回当たり5l/平方メートルを上...
宿根性スターチス「ブルーファンタジア100」のマルチ効果と施肥法
要約 宿根性スターチス「ブルーファンタジア100」栽培では、アルミ蒸着フィルムマルチの利用により切り花の収量および品質が向上する。マルチ条件下の施肥は、a当たり窒素成分で基肥2kgと追肥2kg/年の分施か、360...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
被覆尿素入り複合肥料利用による小ギクの減肥と施肥窒素の溶脱軽減
要約 被覆尿素入り複合肥料を用いることにより、小ギクに対する施肥量を30%減肥することが可能である。これは同時に施肥による環境負荷を、従来の施肥体系の約半分に抑える効果がある。沖縄県農業試験場・化学部...
要約 チューリップ各品種の小球根を病原菌胞子懸濁液に浸漬後、小型バットに植え付け、ガラス室で無加温栽培し、翌春、掘り取り時と貯蔵時の2時期に発病球率を調査することで、球根腐敗病の抵抗性の強弱を判定で...
要約 養水分を土壌に間欠ドリップで施用する養液土耕法で、カーネーションの栽培をすると、従来の土耕栽培よりも減肥が可能になる。また、施肥量調節の目安となる簡易栄養診断法による診断基準値も確立した。 背...
要約 ササユリの球根養成は、りん片培養した小球を、マサ土にピートモスまたはバーク堆肥を等量配合した用土に植え付け、被覆複合肥料(180日タイプ)を窒素成分で用土1リットル当たり0.1gを基肥として施用し、...
要約 島根県に自生するイワギリソウ種子の発芽適温は20℃で、発芽には光が必要である。育苗用土としてはマサ土、ピートモス、パーライトの等量配合が優れ、鉢上げ時の基肥は被覆複合肥料100日または140日タイプを...
要約 組織培養で養成したシオデにおいても食用利用できる萌芽茎が得られる。食用に適するものは成植物になった翌年から発達する傾向がある。なお、萌芽茎は塊状の茎根遷移部に複数形成されるが、茎数が多い株では...
オリエンタル系ハイブリットユリの葉焼け症の原因究明とリン片除去による軽減法
要約 ユリの葉焼け症は初期生育の盛んな大球で発生しやすく、上位葉のP/Ca値(リン/カルシウム)が高いほど症状が重い。また、定植時に球根からリン片を2~4枚剥離すると、上位葉のP/Ca値が低く、葉焼け症の発生...
要約 デンドロビウム・ファレノプシスを春期開花(3月~5月)させるには、開花前年の3月~7月に3世代偽球茎苗を鉢上げし、夜温25℃で管理し、その後新茎の発生した株をそのまま25℃または20℃の夜温で管理する。また...
要約 バラのロックウール栽培の排液を液肥として再利用する栽培は、キュウリとレタス栽培において、慣行栽培と同等以上の収量を得ることができる。しかも、この栽培は少量多回数施肥のために窒素の利用率が高く、...
要約 チューリップ各品種の小球根を病原菌胞子懸濁液に浸漬後、小型バットに植え付け、ガラス室で無加温栽培し、翌春掘り取り時及び貯蔵時の発病球率を調査することで、球根腐敗病の抵抗性の強弱を判定できる。 ...
要約 抑草作用を有するマメ科外来植物のコメツブツメクサをシバ型草地の造成期および維持管理期に導入すると、春~初夏に繁茂し、広葉草本の発生を抑えることが可能である。 背景・ねらい 低投入で持続的に利用...
要約 食用ゆりの生理障害であるあんこ症は、りん茎(球)肥大の中後期におけるカルシウム、ホウ素の吸収不足によって発生する。当面の対策として、カルシウム、ホウ素の補給、作土の保水性向上、培土の改良による根...
要約 アレロパシーを有すると考えられるマメ科外来植物のコメツブツメクサをシバ型草地の造成期および維持管理期に導入すると、春~初夏に繁茂し、広葉草本の発生を抑えることができる。 背景・ねらい 低投入で持...
要約 ササユリ小球の養成には、 用土にピートモスを用い、pH4.8程度に保ち、液肥を施用する。用土の気相を多くすれば、根の生育が良くなり、小球が安定的に肥大し、 腐敗率が下がる。 背景・ねらい 西日本に自...
要約 胚培養手法を用いて、種間雑種のユリ新品種‘マース’を育成した。本品種は、紫紅色のテッポウユリ型で、りん片挿し後1年以内に開花する小球開花性がある。適応作型は季咲き栽培及び抑制栽培である。 背景・...
要約 設定した施肥灌水マニュアルに基づいて、点滴チューブで毎日少量の液肥を与える養液土耕をカーネーションで実施したところ、施肥灌水の自動化による省力化が図られ、慣行の置肥栽培に比べ、22~31%収量が増...