地域資源である黒ボク土、バーク堆肥、生もみ殻を用いた花壇苗鉢上げ用土
要約 地域資源を利用したパンジー等の花壇苗鉢上げ用土の組成は、黒ボク土20~50%、バーク堆肥20~40%、生もみ殻0~20%、ピートモス10~30%の組み合わせが適当で、苗質を低下させることなく育苗できる。 キー...
緑色蛍光灯が9月咲きギクの開花とオオタバコガ防除効果に及ぼす影響
要約 9月咲きギク栽培において緑色蛍光灯の終夜点灯は、わずかな開花遅延が認められるものの、実用上問題なく、オオタバコガに対して防除効果が得られる。 キーワード キク、オオタバコガ、緑色蛍光灯 背景・ねら...
促成栽培イチゴのミカンキイロアザミウマの発生に影響をおよぼす要因
要約 促成栽培イチゴを加害するミカンキイロアザミウマの冬期における発生は、春期から秋期に花き類が栽培されている地域に限定される。 キーワード イチゴ、ミカンキイロアザミウマ、発生生態 背景・ねらい 促成...
要約 ブドウの減農薬栽培で発生が多くなる鱗翅目害虫は、果房の被害や幼虫の形態で類似種を見分けることができる。 キーワード ブドウ、減農薬栽培、鱗翅目害虫、識別法 背景・ねらい ブドウで減農薬栽培を行うと...
トルコギキョウにおける石油小型給湯機を用いた畦内の熱水土壌消毒法
要約 トルコギキョウの施設栽培において、石油小型給湯機を用いて畦内にドリップチューブにより145L/m2の熱水を処理すると、根腐病および立枯病が防除できる。 キーワード トルコギキョウ、石油小型給湯機、熱水...
要約 キク科のチトニアは、代替餌にナミハダニを利用することでチャのカンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニを効率的に増殖でき、バンカー植物に適している。 キーワード チャ、カンザワハダニ、土着天...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
要約 広食性土着天敵であるオオメカメムシの幼虫齢期は頭幅長を指標にして推定することができる。野外採集個体の発育段階別構成比の推移調査結果から、本種は成虫越冬で、千葉県ならびに茨城県では主に年1化し、...
長崎県島原半島における春作バレイショのPotato virus Y(PVY)感染時期
要約 長崎県島原半島における春作バレイショのPVY感染は、4月下旬から本格化することが多い。 キーワード バレイショ、PVY、感染時期、アブラムシ 背景・ねらい バレイショ栽培にとって重要な病害であるモザイク...
要約 チューリップ条斑病に対する抵抗性には品種間に大きな差異が認められ、国内主要品種225品種のうち22品種が極強と判定される。抵抗性極強品種は伝染源になりにくいため、圃場の汚染程度を高めず、本病の被害...
要約 チューリップ条斑病に対する抵抗性には品種間に大きな差異が認められ、国内主要品種225品種のうち22品種が極強と判定される。抵抗性極強品種は伝染源になりにくいため、圃場の汚染程度を高めず、本病の被害...
要約 切り枝用ヒペリカムの有望品種として「エクセレントフレアー」、「ピンキーフレアー」および「ミスティックフレアー」を選定した。また、加温促成と無加温促成及びその二度切り栽培の組合せにより、3月から7...
要約 宮崎県の主産地で発生しているキクの生育不良や下位葉の黄化・落葉などの障害はネグサレセンチュウの影響と考えられる。検出されるネグサレセンチュウの種は、北・西諸県地域ではキタネグサレセンチュウと未...
アイリスイエロースポットウイルスのネギ及びタマネギにおける感染状況
要約 神奈川県各地域のネギ及びタマネギ圃場においてアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染が認められる。汚染圃場のネギアザミウマは一割以上が媒介能力を有し、近隣で被害が懸念される作物圃場では本媒...
要約 群馬県内のキク半身萎凋病菌は、ナス系菌株である。小ギクは、本病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。品種‘はじめ’‘いとこ’‘玉手箱’‘小雨’‘翁丸’の抵抗性は強い。 キーワード キク半身萎凋病、系統、...
小型ボイラーを用いた熱水によるトルコギキョウ土壌病害虫の防除
要約 家庭用小型ボイラーと点滴かん水チューブを用いて夏季に75℃の熱水を点滴かん水する消毒法は、トルコギキョウの根腐病、青かび根腐病及びネコブセンチュウ類に対して防除効果が高い。 キーワード 小型ボイラ...
エライザ法によるインパチエンスネクロティックスポットウイルスの検出
要約 インパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の抗体は、二重抗体サンドイッチエライザ法等血清学的手法によって感染植物粗汁液中の本ウイルスを高感度に検出できる。また、INSVを保毒した1頭の媒介...
要約 パプリカの促成栽培では側枝は3、4節で摘心し、収穫の終えた側枝や着果のない側枝は直近の主枝果の収穫を目安に順次1節に切り返すと収量が増加する。 キーワード パプリカ、側枝の整枝 背景・ねらい 成熟果...