キク寄生性ネグサレセンチュウ3種はPCR-RFLP法で識別できる
要約 キクに寄生するネグサレセンチュウ3種は、PCR法により増幅したrDNA ITS領域のHinf Iの断片パターンを比較することにより識別できる。 キーワード キク、ネグサレセンチュウ、PCR-RFLP法 背景・ねらい 九州地...
銀セラミックスを用いた大規模生産施設で利用できる養液の除菌技術
キーワード 銀セラミックス、循環養液、除菌、Pythium、Phytophthora 背景・ねらい 鉢物の生産施設では、Ebb & Flow方式などの底面給水栽培の導入により大規模化が進んでいる。このような施設では、養液の循...
要約 本装置は茶園の気温を計測し、任意に設定した3段階の有効積算温度に達するとLED点滅で報知する。害虫防除適期の把握、作物生育予測などに利用できる。 キーワード 積算温度、装置、害虫発生予測、作物生...
要約 ウワミズザクラ樹上で、クサギカメムシの卵から成虫まで各生育ステージが存在し、幼虫はウワミズザクラの果実を餌として成虫まで発育できる。 キーワード クサギカメムシ、ウワミズザクラ、寄主植物 背景・...
京都府における果菜類及び豆類のLiriomyza属ハモグリバエの発生種構成
要約 京都府におけるトマト、キュウリなどに発生するLiriomyza属ハモグリバエは、トマトハモグリバエ、マメハモグリバエ及びナスハモグリバエの3種である。トマトハモグリバエが我が国に侵入・定着した2000年以...
要約 花色が鮮やかな青紫色で、福島県内の阿武隈山間や会津地方等のリンドウ主産地において8月下旬に開花するリンドウ新品種「ふくしましおん」を育成した。 キーワード リンドウ、育種、福島県オリジナル品種 背...
沖縄県のネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの優占種および初検出種
要約 沖縄県の亜熱帯作物圃場等で検出される農業上重要な植物寄生性線虫は、アレナリアネコブセンチュウ沖縄型(以降センチュウを略)、サツマイモネコブ、モロコシネグサレ、ミナミネグサレA型が優占種で、キタ...
光反射ネット設置と保毒ネギアザミウマ飛来期の殺虫剤散布によるトルコギキョウえそ輪紋病の効率的防除
キーワード ネギアザミウマ、トルコギキョウ、えそ輪紋病、光反射ネット、防除 背景・ねらい トルコギキョウえそ輪紋病はIris yellow spot virus(IYSV)を獲得したネギアザミウマが伝搬するウイルス病であり、葉な...
暖地大豆作における帰化アサガオ類の発生状況と収穫物への種子の混入
要約 暖地大豆作では、帰化アサガオ類のうち、アメリカアサガオとホシアサガオの発生頻度が高い。帰化アサガオ類の種子はコンバイン収穫時に大豆子実中へ混入し、大豆乾燥調製施設において分離される廃棄物中には...
タマネギ栽培地周辺のIYSV保毒虫誘殺消長と防虫ネットによる施設への侵入抑制
要約 タマネギ栽培地周辺におけるIYSVの媒介虫であるネギアザミウマの誘殺数と保毒虫率は、タマネギ収穫後に著しく増加するが、近隣のトルコギキョウ栽培ハウスでは開口部を0.6mm目合い程度の防虫ネットで被覆す...
要約 トルコギキョウに発生するトルコギキョウえそ萎縮ウイルスは媒介者を要しない物理的な接触伝染により土壌伝染する。 キーワード トルコギキョウ、トルコギキョウえそ萎縮ウイルス、LiNSV、土壌伝染 背景・ね...
要約 帰化アサガオ類の種子の比重は1.31未満なので、比重1.38程度の塩化カルシウム水溶液を用いて比重選を行うことにより、土壌中に埋没している種子を効率的に回収できる。さらにこの方法は、種子の活性に影響し...
要約 ヒートポンプによる夏季夜間冷房を行ったバラ温室では、温室内の温湿度が低下し除湿され、夜間のバラの蒸発散量は増加する。夜間冷房を行った温室で栽培したバラは、日持ち日数が長くなり、観賞期間中の灰色...
播種期、加温及び電照による鉢物トルコギキョウの5月上旬出荷技術
要約 鉢物トルコギキョウ品種「サファイアブルー」は、10月上旬に播種し、最低夜温15℃となるように加温し、4.5号鉢に鉢上げ直後から午後10時までの電照処理(日長延長)を行うことで、5月上旬に開花させ、高品質...
要約 選択培地の改良および2倍希釈懸濁液の遠心上清の塗布により、スターチス萎凋細菌病菌(Burkholderia caryophylli)の低密度汚染土壌中から102cfu/g乾土を検出できる。 キーワード スターチス萎凋細菌病菌、...
岩手県内で広域的に発生したインパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)の地域内および圃場内における個体群構造
要約 岩手県内で発生したINSV は、6 つの遺伝的グループに類別される。INSV が広域的に発生した地域では、地域内で優占する遺伝的グループが存在し、地域毎に優占するグループが異なる。同一圃場内で発生したINSV...
アザミウマ類の土着天敵ヒメハナカメムシ類採集のための天敵採集装置の開発
要約 風圧を利用したヒメハナカメムシ類の採集装置を開発する。この装置を用いることで、匍匐性の景観植物に生息するヒメハナカメムシ類を効率的に採集できる。 キーワード 土着天敵、ヒメハナカメムシ、アザミウ...
要約 露地キク栽培で4mm目合いネット被覆によるタバコガ類防除において、逆U字型支柱パイプ間に高張力プラスチック線を展張し、さらに1本脚支柱でネットの下垂を防止する方法は、設置が極めて容易で、14万円/...
メタアルデヒド剤トラップを用いたチャコウラナメクジの生息密度および防除効率の推定
要約 等間隔に配置したメタアルデヒド剤のトラップを用いて誘殺数を短期間に連日測定し、除去法を用いて 解析することにより、チャコウラナメクジの生息密度、防除効率等を推定できる。 キーワード チャコウラナ...
ミヤコカブリダニを利用したカーネーションの夏季ナミハダニ防除
要約 冬切りカーネーション栽培において、薬剤抵抗性の発達で防除困難なナミハダニに対し、 ミヤコカブリダニを放飼することにより夏季のナミハダニを低密度に抑えることができる。 キーワード カーネーション、...