要約 ペクチンメチルエステラーゼのホモログであるダイズ遺伝子Glyma03g03360には、少なくとも4つの多型が存在する。このタンパク質が、酵素活性に重要なアミノ酸を含むC末端部位を欠失すると、蒸煮大豆...
金属製貫通型マイクロチャネル乳化デバイスを用いた均一サイズ液滴の連続生産
要約 機械加工技術を用いることにより、マイクロチャネル乳化に利用可能な金属製非対称貫通型マイクロチャネルアレイを形成する。金属製の非対称マイクロチャネル乳化デバイスは操作性に優れ、均一サイズの液滴の...
難裂莢性で耐倒伏性が強く醤油加工に適した大豆新品種「たつまろ」
要約 「たつまろ」は、難裂莢性で耐倒伏性が強く最下着莢位置が高い機械化適性に優れた品種で、成熟期は中生で収量性は高い。ダイズモザイクウイルスに対する褐斑・種子伝染抵抗性を有している。粗タンパク含有率...
要約 蒸煮大豆の硬さに関与する効果が大きいQTLは第3染色体上に座乗する。QTL領域に開発した2つのDNAマーカーは蒸煮大豆の硬さの判別に有用である。 キーワード ダイズ、QTL、DNA マーカー、加工適性、蒸煮硬度 ...
要約 大豆品種「シュウリュウ」は、東北地域における成熟期が中生の早でダイズモザイクウイルスに強く、収量が安定して多く、しわ粒が少ない白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生の早、ダ...
要約 大豆品種「あきみやび」は、東北地域における成熟期が中生でダイズモザイクウイルスと倒伏に強く、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生、ダイズモザイクウイルス抵抗性、耐倒...
要約 雇用確保を図る集落営農では、機械化を通じた省力化・生産性向上が可能な野菜作導入による収益性向上と併せて、省力化により組織関与が低下した構成員の組織参加が可能となる分業体制の採用が重要である。 ...
要約 原料大豆の放射性セシウム濃度から最終加工・調理品の放射性セシウム濃度を推定する場合に活用される加工係数は、豆腐、納豆、煮豆においてそれぞれ0.12、0.40、0.20である。 キーワード 放射性セシウム、大...
温暖地向けリポキシゲナーゼ全欠のだいず新品種候補系統「四国10号」
要約 だいず「四国10号」は子実中のリポキシゲナーゼアイソザイムをすべて欠失しており、粗タンパク含有率が高く、豆腐、醤油などの加工に適する。近畿中国四国地域における成熟期は中生で、同熟期の「サチユタカ...
要約 農研機構で開発された高機能性農作物に関する情報を集約し、利用しやすい形で食品関連の実需者や研究者等へ提供するデータベースを構築、Web上で公開する。本データベースは、地域農作物の機能性に着目した...
要約 ラッカセイを掘取り、株を反転させて地表面に落下させるトラクタ装着型の収穫機。収穫後ほ場内で乾燥させる収穫体系に適用する。根切り機のみを使う慣行作業に比べて作業時間を35%短縮できる。 キーワード ...
要約 脂溶性機能成分には生体利用性が低いものが多い。本研究では消化シミュレーションやヒト腸管モデル細胞を使った評価系により、種々の脂質が機能成分の可溶化及び腸管細胞による吸収において生体利用性を向上...
ダイズモザイク病と倒伏に強い中生のダイズ新品種候補系統「東北164号」
要約 ダイズ「東北164号」は東北地域における成熟期が中生でダイズモザイクウイルスと倒伏に強い系統であり、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生、ダイズモザイクウイルス抵抗性...
ダイズモザイク病に強く良質な中生の早のダイズ新品種候補系統「東北166号」
要約 ダイズ「東北166号」は東北地域における成熟期が中生の早でダイズモザイクウイルスと倒伏に強い系統であり、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。 キーワード ダイズ、中生の早、ダイズモザイクウイル...
凍り豆腐とそのタンパク質・イソフラボン成分が有する脂質代謝調節作用の解明
要約 凍り豆腐を摂取したラットの血清脂質濃度は低下する。その作用は、凍り豆腐中のタンパク質成分が肝臓での脂質合成を抑制するために生じる。一方、イソフラボン成分は脂質代謝にほとんど影響しない。 キーワ...
要約 事業導入など適度なインパクトを繰り返し受けることにより個人の創発的なネットワーク形成が進むと、集落を越える範囲で農村協働力が育まれることになり、その結果、農地・水・環境保全向上対策などの資源保...
要約 水稲「みやびもち」は寒冷地南部では早生に属し、短稈で耐倒伏性が強く多収の糯系統である。良質で、搗き餅、おこわなどへの利用が期待できる。 キーワード イネ、糯、早生、多収、短稈、みやびもち 背景・...
要約 10gの整粒大豆子実から簡便に加熱絞り豆乳を抽出し、これから直径12mmの豆腐を加工して物性測定を行う。この豆腐試料はサイズが小さいので、試料全体を圧縮する全体圧縮物性測定法による物性測定が可能であ...
青立ちが少なく豆腐加工に適しただいず新品種候補系統「はつさやか(旧系統名 四国1号)」
要約 だいず「はつさやか」は「サチユタカ」より早生で、6月播では青立ちの発生が少なく、大豆-麦2毛作体系に適する。外観品質は良好で、蛋白質含有率が高く豆腐加工に適するほか、味噌、煮豆、納豆の加工にも適...
晩播栽培において多収で淡色味噌に好適なだいず新品種候補系統「あきまろ(旧系統名 四国3号)」
要約 だいず「あきまろ」は「フクユタカ」並みの成熟期で、生態型が秋大豆型で晩播栽培において多収で子実の外観品質が優れ、淡色系味噌加工適性を有する系統である。中国四国地域で発生するダイズモザイクウイル...