苗の引き抜き抵抗を利用した葉菜類セル成型苗の発根力の簡易測定法
要約 葉菜類のセル成型苗を定植した後、引き抜き応力測定機器を用いて苗を引き抜き、その際の最大抵抗値を測定することにより、苗の発根力の簡易測定法を開発した。 キーワード セル成型苗、引き抜き応力測定機器...
要約 促成イチゴ完熟果実の常温保存では、外観劣化からみた日持ち性には主として光沢低下と着色進化が関与する。光沢低下の原因となる果肉軟化の指標には、収穫時の果肉硬度及び果皮貫入までの変形量の保存過程に...
要約 ハクサイ類の根こぶ病抵抗性素材として利用されている飼料用カブが持つ抵抗性遺伝子と連鎖したRAPDマーカーを検索し、幼苗期での早期予備選抜に有効なマーカーを得た。 キーワード 根こぶ病抵抗性素材、...
要約 台木用ナス‘台太郎’は青枯病と半枯病に複合抵抗性を有し、‘トルバム・ビガー’よりも発芽と初期生育が優れ、接ぎ木が容易で機械接ぎ木適性を有する。穂木品種の収量及び果実品質は‘トルバム・ビガー’台のもの...
要約 食品工場から出るコーヒー粕と紅茶粕をコーヒー粕が2/3以下になるように混合し4ヶ月堆積すると熟成堆肥が製造できる。これを野菜、畑作物、果樹に対して10a当たり1~2t施用することにより収量増などの効果が...
要約 肥育牛への屠殺前4週間あるいは1週間のビタミンE投与により各組織のビタミンE濃度が増加し、展示中の牛肉のメトミオグロビン形成が減少して良好な肉色が維持され、脂質の酸化が抑制される。 背景・ねら...
要約 従来「チャノコカクモンハマキ」として同一種に属すると考えられてきた静岡及び沖縄のハマキガ個体群は,それぞれ異なる性フェロモンを持つことが明らかになり,このことから沖縄個体群はチャノコカクモンハ...
要約 肥育牛への屠殺前4週間あるいは1週間のビタミンE投与により各組織のビタミンE濃度が増加し、展示中の牛肉のメトミオグロビン形成が減少して良好な肉色が維持され、脂質の酸化が抑制される。 背景・ねらい ...
クーロメトリー法による農産物の還元型ビタミンCの迅速、簡便定量法
要約 農産物中の還元型ビタミンCを迅速、簡便に定量するための前処理条件と分析機器の比較検討を行った。その結果、クーロメトリー法は、従来の各種の方法に比較して、迅速、簡便で広い濃度範囲での定量が可能で...
要約 はとむぎ「東北2号」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械収穫に適す...
要約 はとむぎ「はとひかり」は粒が大きく多収で、外観品質、加工適性ともに優れる。成熟期は中生の早に属し中国地方山間部では安定して成熟期に達する。短稈で着粒層が狭いので機械収穫に適す。 背景・ねらい 中...
要約 はとむぎ「はとじろう」は熟期は早生で、水田地帯では水稲の収穫と労働競合が少なく、また、低温の影響を受け易い東北北部でも安定した栽培ができる。短稈で粒が大きく、着粒層が狭いことから機械化収穫に適...
要約 敷ワラ及びバーミューダグラス草生による土壌表面管理により、ミカン・茶等の傾斜樹園地からの肥料と雨水の地表流出量、土壌侵食量をごく低レベルに抑えることができる。 背景・ねらい 四国の急傾斜樹園...
要約 無機化のモデルとして、杉原らの一次反応式を基本とした単純型のモデル曲線を設定し、三つの特性値(可分解性窒素量、無機化速度定数、活性化エネルギー)を求めることによって、畑状態における有機質肥料の無...
要約 農産物の健康機能性の評価法として各種病気の原因の一つとなっているアラキドン酸代謝を利用した方法を開発した。その方法を用いてアラキドン酸代謝酵素である12-リポキシゲナーゼとシクロオキシゲナーゼを...
要約 水稲「関東糯164号」は超多収品種の「タカナリ」の放射線突然変異処理により育成された、インド型の短稈・穂重型の超多収糯系統である。出穂期は「タカナリ」並みで、「日本晴」より早い、中生に属する。一...
要約 はとむぎ「奥羽3号」は粒が大きく多収で、外観品質、加工適性ともに優れる。成熟期は中生の早に属し中国地方山間部では安定して成熟期に達する。短稈で着粒層が狭いので機械収穫に適する。 背景・ねらい ...
放射線緩照射による茶樹の自家和合性突然変異品種‘茶中間母本農2号’の育成
要約 農業生物資源研究所放射線育種場のガンマ-フィ-ルド内の‘やぶきた’から自家和合性の高い枝変わり系統‘IRB89-15’を選抜し,‘茶中間母本農2号’として登録した。本品種の持つ高い自家和合性は後代...
要約 チャ新芽を嫌気処理した後のγ-アミノ酪酸(GABA)の含有量には品種間差異があり,γ-アミノ酪酸の高含有品種を見いだした。しかし,栽培条件の違いがγ-アミノ酪酸含有量に及ぼす影響は少なかった。 ...
要約 成木茶園においてユーロピウム(Eu)を根から吸収させた後、茶葉中に取り込まれたEu量を放射化分析することにより、茶樹の生育を阻害することなく、土壌中の根の活力を評価できる。 背景・ねらい 土壌中...