要約 簡易茶塵飛散防止装置付き35K製茶機(葉打ち機)による茶がら乾燥条件は、投入量40Kgとし、風量を前半(15分)は茶がら40kgに対し80m3(茶がら1kg当たり2m/min)、後半は排気上部から茶がらが排出されない程度...
要約 カーネーション萎ちょう細菌病抵抗性のDianthus acicularis、Dianthus capitatus 及び Dianthus henteriiは開花前に低温遭遇を必要とし、なかでもD.capitatusの要求が最も強い。カーネーションの`ピンク'及...
要約 葉打機内部の飛散茶葉に反応する光電スイッチの反応数に基づき、風量及び回転数を制御する新しい葉打機制御法を検討した。この方法により製造した茶と、熟練製茶技術者が茶葉の変化を判断して葉打ち工程を終...
要約 精揉工程において、茶温と電気抵抗値に基づくファジィ推論による分銅位置制御法と、熟練製茶技術者の判断による従来法で荒茶品質の比較を行った結果、当該工程が大きく影響する形状の評価は3点識別法および...
要約 揉捻工程中の茶葉に60gの荷重を60秒間与えるクリープ試験で、その歪みの経時変化を測定した。その結果、茶葉の力学的物性をバネとダッシュポットの4要素模型で表現することができ、各力学要素の値は工程時間...
要約 近赤外法により静岡県産の荒茶について、成分の実態調査を3ヶ年にわたり行った。その結果、茶種、年次および工場における成分特性の違いや成分ごとの変動範囲が明らかとなった。また、多数試料を対象とする...
黄色粘着トラップ及び有効積算温度を用いたチャノキイロアザミウマの幼虫発生時期の予測
要約 自然仕立て茶園では、10cm四方の黄色粘着トラップをうね間の葉数の多い高さに設置することにより、チャノキイロアザミウマの発生消長を効率良く把握することができる。また、有効積算温度から次世代の幼虫発...
自然仕立て茶園における天敵・天然資材等を用いた茶病害虫総合制御体系
要約 病害虫の発生予測に基づき、天敵(ケナガカブリダ二)、天然資材(除虫菊剤)と化学合成農薬による防除を組み合わせることにより、病害虫の発生を効果的に抑制しながら化学合成農薬使用数を慣行防除に対して...
要約 薬剤抵抗性ケナガカブリダニ(天敵)、BT剤、除虫菊剤等(天然物資材)、二番茶後の整せん枝(耕種的防除)を利用した総合防除体系により、現行の生産性を維持しながら、化学合成農薬による防除回数を慣行の...
黄色粘着板を用いたチャノミドリヒメヨコバイ発生量の簡易モニタリング法
要約 黄色粘着板を茶摘採面上に粘着面を上向きに24時間設置するだけで、チャノミドリヒメヨコバイの発生量を簡単に把握することができる。さらに、これは各新芽生育初期でのモニター量からの防除要否の判断や、防...
要約 肉用鶏に茶葉(荒茶、茶がら)を3%給与すると、胸肉のビタミンA、E含有量が増え、鮮度保持効果が高い鶏肉が生産できる。また卵用鶏に茶がらを1%給与すると、卵黄中のビタミンE含有量が高い鶏卵が生産できる...
要約 乾燥コーヒー粕およびウーロン茶粕の生鶏糞への混合は、好気的発酵条件を作ることにより堆肥化を促進し、悪臭を軽減することができる。また、それらの鶏舎内散布は糞臭気抑制効果が大きい。 背景・ねらい 鶏...
要約 県内のトルコギキョウの産地において、花らいが腐敗する症状が認められた。その病原菌がAlternaria alternata であることを明らかにし、病名を「トルコギキョウ花らい腐敗病」とすることを提案した。 背景・...
要約 台地上に茶園、その下流域に水田が広がる茶園ー水田連鎖系の窒素収支より、茶園(6540ha)からの年間窒素溶脱量は1.86×kgN、水田(1386ha)の年間窒素除去量 は0.32×kgNで、連鎖系内の水田による窒素流出負荷の...
要約 幼苗の葉柄への接種法によるメロンつる枯病に対する抵抗性の安定的な検定法を確立した。本法により、幅広い抵抗性の品種間差異が認められ、抵抗性素材の検索、抵抗性の系統選抜、遺伝様式の解析が可能にな...
要約 促成栽培用イチゴ品種‘さちのか’は、着色促進のための栽培管理を必要とせず、また果実硬度と秀品果率が高いため収穫後の作業性と流通適性に優れる。果実糖度とビタミンC含量が安定して高く、肉質が緻密で...
Fragaria x ananassaとF.nilgerrensisとの複倍数性種間雑種と特性
要約 8倍性栽培イチゴ(F.× ananassa)と2倍性野生種(F. nilgerrensis)との種間雑種から試験管内倍化法により、着果性に優れ、果重、果形、糖度、ビタミンC含量などは栽培イチゴと同程度で、かつ野生種の...
要約 中間性イチゴ品種の‘Aiko’、‘Pajaro’は、一季成り性品種に比べ、花芽分化に対する温度・日長の許容範囲は広く、休眠覚醒後の花芽分化感受性獲得時期も早く、これらの特性は夏秋どり作型開発に利用できる。...
要約 イチゴの休眠覚醒のための低温要求量を判定する指標として、「ランナー発生の有無」が有効である。また、本指標を用いた低温要求量についての遺伝解析では低温要求量の多い品種と少ない品種とのF1は少な...
要約 四季成り性実生個体は、光中断・中温条件下で頂花房の出現葉位が低く、頂花房出現葉位と四季成り性強弱との相関が高いので、頂花房の出現葉位を指標として四季成り性個体の早期選抜が可能である。 キーワ...