電気インピーダンスと静電容量を用いた茶葉含水率の非破壊計測法
要約 高含水域から低含水域において、3kHzの電気インピーダンスと静電容量を計測することで、茶葉含水率を非破壊で高精度に推定できる方法を開発した。製茶プロセスでは各工程における茶葉の取り出し時期の判断基...
「静-印雑131」由来香気成分アントラニル酸メチルの含有を支配するMat遺伝子座
要約 チャ系統「静-印雑131」に由来し、その子にあたる「そうふう」や「藤かおり」を特徴づけている花香の香気成分アントラニル酸メチルの含有は、RAPDマーカーTRWO-03S近傍の一遺伝子座(Mat)によって支配され...
要約 チャ炭疽病抵抗性は、ほとんど遺伝子の相加効果によって決まり、優性効果は極小さい。遺伝率は、広義、狭義ともに高く、環境による変動は極めて小さい。正逆交配間で差異は認められない。エピスタシスの存在...
要約 赤米に含まれているプロアントシアニジンの量は、赤米粉砕物に直接メタノール、バニリン、硫酸を加え呈色させ、分光光度計で吸光度を測定するのみで測定可能である。抽出、乾固、再溶解の操作が不要なため、...
茶大豆種皮プロアントシアニジン含有画分のラット血糖値上昇抑制作用
要約 茶大豆種皮から調製した単量体~7量体のプロアントシアニジンを含む画分は、抗酸化活性、α-グルコシダーゼ阻害活性、α-アミラーゼ阻害活性を示す。またその画分をラットに投与すると糖負荷による血糖値・血...
要約 二番茶後の深刈り更新時に施用した窒素の地上部への分配量は、深刈り更新により減少する。品種・系統間では‘はるもえぎ’'が、夏期の環境負荷が小さい品種として有望である。 背景・ねらい 環境基準に対応し...
要約 チャ品種「はるみどり」は、かぶせ茶として「やぶきた」より摘採期が5日遅く、一番茶の収量はほぼ同等であり、荒茶品質は外観の色沢が鮮緑色で優れる。内質は同等であるが異なった香気を有している。 キーワ...
要約 熊本県で育成されたイチゴの新品種「熊研い548」(商標:ひのしずく)は独立行政法人農業・生物系特定産業研究技術機構野菜茶業研究所(以下野菜茶業研究所)により開発されたCAPSマーカーを使用し、PGP-Acc...
要約 本県で育成したイチゴ新品種「福岡S6号」を含む主要10品種は、葉や果実のガク片から抽出したDNAを用いて、7種のプライマー組合せによるAFLP法により相互に識別できる。 キーワード イチゴ、品種識別、AFLP法...
要約 切り枝用ヒペリカムの有望品種として「エクセレントフレアー」、「ピンキーフレアー」および「ミスティックフレアー」を選定した。また、加温促成と無加温促成及びその二度切り栽培の組合せにより、3月から7...
要約 サトウキビ側枝苗の育苗時、培地中に苗箱施肥(緩効性肥料)を行う。春植栽培において移植後、初期生育から茎伸長が良く、分げつも多くなる。収量もNiF8とNi15の両方で増収する。 キーワード 苗箱施肥、サト...
要約 従来漠然と言葉により定義されていた栽培地帯区分を最寒月の日最低気温の月平均値を用いて明確な区分地図を作製した。これを利用することで地帯区分が正確になり、気候温暖化に伴う区分の変化を予測できる。...
クワシロカイガラムシ抵抗性遺伝子MSR-1を識別するアレル特異性の高いe-RAPD
要約 開発したe-RAPDにより、クワシロカイガラムシ抵抗性チャ品種‘さやまかおり’に由来する抵抗性遺伝子MSR-1の有無を識別することができる。当DNAマーカーはアレル特異性が極めて高く、‘さやまかおり’後代の集団...
要約 チャ遺伝資源の主要なチャ品種・系統500種類の炭疸病抵抗性は、炭疸病拡大抵抗性検定法を用いて検定でき、中国変種の導入中国系統及びアッサム変種とそれらの交雑後代は炭疽病抵抗性が強い。 キーワード チ...
要約 はとむぎ「はとゆたか」は東北地方の栽培に適し、大粒で多収であり、お茶加工に優れる。成熟期は「はとじろう」より遅く、「中里在来」より早い、やや早生に属する。 キーワード ハトムギ、多収、大粒、お茶...
飼料としての利用を目的に選抜したサトウキビ種属間交雑系統の特性
要約 製糖用サトウキビとサトウキビ野生種、スイートソルガム等との種・属間交雑で作出した系統には、多収性と高い株再生力を示す系統が認められる。嗜好性も良く飼料作物としての利用が期待できる。ブリックスは...
要約 サトウキビ「NiTn19」は、分げつが旺盛で茎数が安定して多く、黒穂病抵抗性を具えるため、株出栽培に適する。発芽性に優れ、欠株が少なく、春植、株出、夏植の3作型で安定して多収である。黒穂病汚染地域や...
要約 国内外で栽培される主要なイグサ品種間において、多型の認められたISSR-PCR増幅産物の塩基配列を決定し、「ひのみどり」「せとなみ」「筑後みどり」特異的ISSR-STSマーカーを開発した。これらのマーカーは植...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発した。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高い。本手法は、播種後120日で抵抗性の検定...
要約 遊走子を接種源とした人為接種による、テンサイ黒根病抵抗性検定手法を開発し た。本手法による発病の品種間差は、自然発病と同一であり、再現性および試験精度は高 い。本手法は、播種後 120 日で抵抗性の...