要約 サツマイモに内生する窒素固定細菌のnifH 遺伝子を、PCRを用いて検出することができる。サツマイモ体内には、多様な窒素固定細菌が存在し、複数のnifH 遺伝子が機能している。 キーワード サツマイモ、窒...
要約 「早生ダダチャ」と「丹波黒」との交配により、丹波黒枝豆より半月早く収穫できる「黒っこ姫」と既存茶枝豆より1か月遅く収穫でき、茶枝豆特有の香りと食味を持つ「茶っころ姫」を育成した。 キーワード エ...
万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木「トウガラシ安濃4号」の選定
要約 「トウガラシ安濃4号」は万願寺トウガラシの疫病・青枯病複合抵抗性台木として実用性が高く、有望である。 キーワード トウガラシ、接木栽培、疫病、青枯病、複合抵抗性台木 背景・ねらい 京都府内の万願寺...
要約 水揚げが悪く切り枝としてほとんど流通していないオリーブについて、界面活性剤を用いて前処理を行うことによって、吸水量が増加し切り枝重の減少が緩やかになる。また、着果切り枝においては果実の萎ちょう...
要約 分割卵検定に受精卵クローン技術を組み込むことで、既存の体内受精由来の分割胚を用いた種雄牛造成システムに対し、造成の効率を1.5倍に高めることができる。また、産肉能力検定用クローン牛が複数頭生産で...
要約 「さえみどり」は、本ず及び黒色化繊被覆下のてん茶の自然仕立て栽培において、「あさひ」と比べ萌芽期が2日~4日早く、新芽長の増加率が大きいことから、摘採適期がやや早い。同日に摘採した場合、生葉収量...
茶中間母本農3号由来の高カフェイン形質に連鎖するDNAマーカー
要約 高カフェイン、高タンニンを特徴とする茶中間母本農3号(MAKURA1号)の後代において、高カフェイン形質に関するQTL(HCaf-1)近傍のRAPDマーカー(MKR1(17))は、茶中間母本農3号由来の高カフェイン形質の...
桑葉に含まれる血糖値上昇抑制物質1-デオキシノジリマイシン量を高める調製加工法
要約 1-デオキシノジリマイシン(DNJ)は、桑葉に含まれる血糖値上昇抑制物質である。製品中のDNJ含量は、DNJを高含有する桑葉原料とDNJ損失の少ない加工法を組み合わせることにより、従来製法に対し約10倍に高める...
雄性不稔性ユリ品種‘秋田プチホワイト’は高温感応により稔性が回復する
要約 葯を形成しないユリ品種‘秋田プチホワイト’は、栽培期間に連続して32/25℃(昼温/夜温)の高温処理すると、葯の分化と花粉の形成が促され、稔性が回復する温度感応性雄性不稔品種である。 キーワード ユリ、温...
要約 イグサ品種「夕凪」は、「いそなみ」より生育中の花序着生は多いが、収穫物の花序着生は少なく、多収で、茎の太さが細く、変色茎の発生が少ない。畳表の評価も優れる。 キーワード イグサ、品種、畳表、夕凪...
要約 畳表筵面に発生する黒変色茎の主な原因は、部分変色茎と考えられ、イグサ栽培において追肥を基準より10日早く開始した場合に、より多く発生し、部分変色茎の少ない「ひのみどり」は、黒変色茎が少ない。 背...
茎伸長が優れ多収なサトウキビ新品種「Ni23」(旧系統名「KY96T-537」)
要約 サトウキビ「Ni23」は、発芽、萌芽が良く、茎伸長が優れ、春植え、夏植え、株出しともに多収である。夏季に干ばつが発生した年でも既存品種より収量が多い。干ばつが発生しやすい地域に普及させることで、サ...
株出し栽培で多収、12月収穫が可能なサトウキビ新品種「Ni22」(旧系統名「KY96-189」)
要約 サトウキビ「Ni22」は、発芽、萌芽、初期伸長が優れ、糖度が高く、株出し栽培で多収である。早期高糖性で12月収穫でも可製糖量が多く、サトウキビの生産性向上に必要な収穫早期化の促進にも有用である。 キ...
乾物収量が多い飼料用サトウキビ新品種候補系統「KRFo93-1」
要約 「KRFo93-1」は、日本初の飼料用サトウキビ品種候補系統である。初期生育が旺盛で乾物収量が多い。株の再生が優れ、数年間にわたる多数回の収穫が可能である。 キーワード 飼料作物、粗飼料、サトウキビ、乾...
要約 カンキツ「福岡1号」は、12月下旬に糖度11度以上、クエン酸1.0g/100ml以下となり、年内収穫できるカンキツ新系統である。果皮が薄く軟らくて剥皮が容易であるが、浮皮の発生は少ない。果肉は軟らかく多汁で...
要約 ナスの葯培養では、母本株を生育適正温度で養成し、胚様体誘導培地へ硝酸銀を添加、ならびに培地のショ糖濃度を高めることにより、胚様体形成率が向上する。 キーワード ナス、葯培養、胚様体、温度、硝酸銀...
要約 イグサ「ひのはるか」は部分変色茎が極めて少なく、「岡山3号」に比べ畳表の品位が優れる。収量は「ひのみどり」より多い。7月中旬以降の収穫では適度な硬度となり、上質な畳表原料用品種として適している。...
要約 温暖地の畑圃場および水田圃場において、サトウキビ種間雑種系統は栽培品種に比べて高い乾物生産力を示す。湛水田では乾物収量が減少するが、植付け1ヵ月後から落水することで草丈および茎数の減少は軽減...
背景・ねらい 国際砂糖市場は2004年2月以降,上昇基調にあり,その最大の要因としてブラジルにおいてさとうきびから製造するエタノールへの配分比率が増加していることに注目が集まっている。ブラジルは世界最大...
要約 クワシロカイガラムシのふ化は、高湿度および湛水条件下で抑制される。ふ化開始以降、日中常に茶樹の枝が濡れるようにスプリンクラーで断続的に散水することで、クワシロカイガラムシのふ化を抑制し、高い防...