レタスビッグべイン病の媒介菌Olpidium virulentusに特異的な抗体の作製法
要約 レタスビッグベイン病の病原ウイルスを媒介するOlpidium virulentusの休眠胞子は、感染レタス根から酵素処理等を通じて高純度かつ大量に精製できる。この休眠胞子を抗原として作製した抗体は、本菌...
レタスビッグベイン病抵抗性の年末年始どりレタス新品種「ウインターパワー」
要約 レタスの新品種「ウインターパワー」は既存品種「ロジック」と比べてレタスビッグベイン病抵抗性が強く、収量、品質ともに優れる。10月上旬から中旬に定植する年末年始どりに適している。 キーワード レタス...
リーフレタスFT様遺伝子の葉での発現量は、茎頂の花芽発達に伴って増加する
要約 レタスより単離したLsFT遺伝子は、他の植物のFT様遺伝子と同様に、過剰発現させることによりシロイヌナズナの抽苔を促進する。本遺伝子の発現量は1日のなかで変動するとともに、花芽の分...
要約 レタスの出荷団体における週別出荷数量を推計できるExcelアプリケーションである。作付圃場ごとの品種名、定植日、定植株数を入力すると、最新の気象データを取り込んで自動的に収穫可能日と収穫個数・重量...
要約 日本原産のランであるシランは強い雑草抑制作用を示します。その原因物質としてミリタリンを同定しました。シランは強い雑草抑制効果をもつ多年生被覆植物として、畦畔や庭園の雑草管理に利用できます。 背...
沖縄本島ジャーガル地帯における秋冬作レタス安定生産のための新栽培体系
要約 安定生産を目的として開発した、牛ふんせん定残さ混合堆肥、LPコート主体の全量基肥施用、マルチ内かん水の個別技術を体系化することで、大玉化するとともに玉揃いが向上し、約2~4割程度の増収が図られる。...
全面マルチ作で肥料施用量を削減できる「全面マルチ用うね内部分施用機」
要約 肥料を45~50cm幅のうね中心部のみ帯状に施用しながら、うね全体をマルチで覆うことができる。高原や寒冷地におけるレタスの全面マルチ作において、単位面積当たりの肥料施用量を30%程度削減できる。 キーワ...
露地野菜の市町村別生産統計と市況情報から詳細な生産実態が読み取れる
要約 市町村別季節別生産統計と青果物市況情報とを用いると、露地野菜産地の位置を市町村単位、出荷期を一週間単位で特定することができる。また、発育段階予測モデルを適用すると生育時の気象環境を特定でき、気...
要約 「フユヒカリ」は、レタスビッグベイン病に対して従来の抵抗性品種よりも強い抵抗性を示す、冬どり用のレタス品種である。 キーワード レタス、レタスビッグベイン病、ウイルス病、抵抗性品種 背景・ねらい ...
アスパラガス廃棄根株のすき込みによるキタネグサレセンチュウ密度低減効果
要約 キタネグサレセンチュウ汚染圃場に、アスパラガス伏せ込み促成栽培後の廃棄根株を5.5~11kg/㎡すき込むと、キタネグサレセンチュウ密度が低下し、すき込み後4ヶ月以降にレタスを作付けすると生育が良くなり...
要約 ナギナタガヤは生物検定法で強いアレロパシー活性を示しました。そのアレロケミカル として、(-)-3-hydroxy-β-ionone と (+)-3-oxo-α-ionolを検出しました。 背景・ねらい ナギナタガヤ(Vulpia myuros
キャベツ等の可食部カドミウム濃度推定に塩化カルシウム土壌抽出法が適する
要約 キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、レタス、エダマメ可食部カドミウム濃度は、土壌pHによって変動する。可食部カドミウム濃度推定には、土壌pHに関わりなく、塩化カルシウムによる土壌抽出法が適している。...
要約 高温により引き起こされるレタスの茎伸長には、茎中の内生ジベレリンの増加が関与しており、これは特定のジベレリン代謝酵素遺伝子LsGA3ox1の発現上昇による。 キーワード 高温、レタス、茎伸長、ジ...
要約 無加温二重被覆ハウスにおいては冬期間、クリスプヘッド(玉)レタス、リーフ(葉)レタス及びコス(立)レタスの栽培が可能である。また、寒締めによる食味の向上等が認められる。 キーワード レタス、無加...
要約 ミラフィオリレタスウイルス(MiLV)の外被タンパク質(CP)遺伝子を導入した組換えレタス「MiLV-CP-1」はMiLVの増殖を抑制する。特定網室での試験において、本系統は既存の抵抗性品種より強度のレタスビッグベ...
要約 茨城県の秋レタス栽培におけるオオタバコガの被害軽減には、重要防除時期である結球始期7日後以降に、速効性で殺虫効果の高いエマメクチン安息香酸塩乳剤とフルベンジアミド水和剤を散布することを基幹とし...
要約 キャベツの葉の葉脈に対し平行及び垂直方向への引っ張り破壊試験結果を主成分分析することにより、カットキャベツの力学的特徴を示すことができる。カット用キャベツの新しい適性評価法として活用する。 ...
湛水・陽熱処理がアスパラガスの生育阻害物質の活性に及ぼす影響
要約 アスパラガスの根の生育阻害物質は、土壌及び土壌中の水にも存在する。いずれも、長期間湛水と同時に陽熱処理を行うと、生育阻害の程度は大幅に軽減され、その効果は、水及び根に対して大きい。湛水のみの場...
牛ふん剪定残さ混合堆肥は夏作前施用で秋冬期レタスに肥料効果が得られる
要約 牛ふん剪定残さ混合堆肥を夏作前に施用することにより、堆肥による土壌窒素の取り込み時期を避けてレタスの栽培できるため秋冬期レタスの生育が良好になる。ジャーガルにおける施用量は3.5t/10aとするが、未...
温暖地における秋どりレタスでの品種と高畝・全面マルチによる湿害軽減技術
要約 秋どりレタス栽培において、「スターレイ」および「ゴジラ」は湛水条件下でも調製重やA品球率が高い品種である。高畝栽培では13cmの地下水位確保で、圃場湛水の影響が小さく、湿害の軽減が図れ、また、全面...