要約 カンショ植付けに農業用キャリアシートを利用することにより、挿苗は慣行と同じ手作業となるものの苗運搬、苗配布、挿苗が一工程化でき、腰への負担が少なく軽作業化が可能となる。 背景・ねらい カンショ栽...
要約 カンショ「九州126号」は、上いも収量やでん粉歩留がともに高いため、単位面積当たりのでん粉生産能力が非常に優れる。でん粉原料用として、南九州のカンショ作地域に適する。 背景・ねらい 南九州の畑作農...
食品加工用有色カンショ「アヤムラサキ」、「ジェイレッド」の選定と栽培特性
要約 食品加工用カンショとして「アヤムラサキ」と「ジェイレッド」を選定し、栽培特性を明らかにした。窒素施肥量は「コガネセンガン」と同様、0.4~0.8kg/a、畦幅90cmの場合、株間は30cm(370株/a)とすることが...
塊根貯蔵中の低温耐性が異なるカンショ2品種はミトコンドリアの低温反応性が異なる
要約 塊根貯蔵中の低温耐性が異なるカンショ品種「高系14号」と「九州112号」は、呼吸温度反応が異なり、さらにこの違いはミトコンドリアの脂質の差異が影響している可能性がある。九州農業試験場・畑地利用部・...
大分県のカンショから単離したSPFMVの新系統(SPFMV-JC)
要約 大分県のカンショから単離したSPFMVの系統は、既知系統(SPFMV-S、O、T)と異なる特性を示し、我が国においてこれまで報告されていないSPFMVの新系統であることが明らかとなったため、SPFMV-JCと命名する。...
要約 カンショ作経営の規模別輪作体系及び特徴を線形計画法により明らかにした。小規模では土地生産性の高い加工ダイコン、中規模では労働生産性の高いカンショ作付が合理的で、大規模では加工バレイショとギニア...
要約 ギニアグラス跡のかんしょは概ね品質が優れる。ただし、線虫抑制効果は後作かんしょ1作に限られる。ハブソウ跡は線虫密度が高まり、かんしょに被害が目立つ。クロタラリア(スペクタビリス)跡は線虫多発圃...
要約 カンショのマルチ栽培におけるマルチ除去作業の機械化を図るため、トラクタ直装型マルチ除去機を利用した除去技術を開発した。マルチ除去機を使用することで、フィルムの剥離作業を 1.0hr/10a程度、回収作業...
要約 カンショ(高系14号)から単離したデンプン粒結合型スターチシンターゼⅠの全長cDNAをセンス方向で高系14号に導入することにより、モチ性のカンショを作出した。 背景・ねらい 近年、デンプン代謝に関与する...
要約 カンショ(高系14号)から単離したデンプン粒結合型スターチシンターゼⅠの全長cDNAをセンス方向で高系14号に導入することにより、モチ性のカンショを作出した。九州農業試験場・作物開発部・育種工学...
RT-PCRによるサツマイモ斑紋モザイクウイルス(SPFMV)検定法の改良
要約 RT-PCRによるSPFMVの検定において、RNA抽出法としてISOGENを用い、逆転写酵素としてAMV逆転写酵素を使用した場合、反応液100μL中総RNA量0.2pgまで検出可能である。宮崎県総合農業試験場・生物工学部・...
茎葉利用のためのカンショ葉の栄養成分およびポリフェノール含量
要約 茎葉利用のためのカンショ葉はビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、機能性食品素材としての利用が可能である。抗酸化能など各種機能性が明らかにされているポリフェノール含量も他の野菜類に比べて高い。...
要約 改良型ディガーを用いたカンショ収穫作業は、掘り取り、拾い上げ、搬出を一行程化できるため、慣行ディガーの約3倍の省力化が可能である。また乗用装置がついているので補助作業者の負担が軽減する。 背景・...
要約 陰イオン保持能力による土壌分級図を提示する。現時点で保持されている陰イオン組成は、未耕地、畑地ともに硫酸イオンが大半を占めるが、畑地化によって、未耕地には含まれない硝酸イオンが下層まで存在する...
サツマイモネコブセンチュウ2系統に対するカンショ主要品種の抵抗性
要約 サツマイモネコブセンチュウ西合志系統と都城系統のカンショ主要品種での増殖率は、品種間および線虫系統間で大きく異なる。ミナミユタカ等9品種は両系統に対し増殖率1倍以下の抵抗性強、農林2号等3品種は西...
要約 かんしょ塊根肥大初期において塊根が肥大すると塊根のタンパク質濃度が高まる。塊根の収穫指数が大きい品種または窒素・カリウムの栄養条件では塊根の窒素はより多くの割合がタンパク質に同化される。九州農...
前作の種類がアーバスキュラー菌根菌と後作の生育・収量に及ぼす影響
要約 カンショ、ダイズ等のアーバスキュラー菌根菌宿主作物の跡地に比べ非宿主であるアブラナ科作物や休閑の跡地では、同菌の胞子密度が低く、後作物の生育は劣る。しかし、アブラナ科作物や休閑が後作物の生育に...
早掘りカンショウイルスフリー苗の効率的な増殖方法 高知農技セ
要約 12月から定植を始める早掘りカンソョウイルスフリー苗の増殖は、本圃10a当たり、育苗圃を約1.5a準備するとともに、ポット苗を60本入手しこの苗を3節に調整して育苗圃に植えつける。8月中旬頃から増殖を始...
カンショ繊維による発癌物質の吸着と食中毒細菌に対する抗菌作用
要約 カンショ繊維には発癌物質の吸着能及び食中毒細菌に対する抗菌作用がある。クエン酸発酵粕ではこれらの活性は弱くなる。原因として、クエン酸発酵粕中のペクチン含量の減少が推察される。九州農業試験場・畑...
15. カンショ繊維による発癌物質の吸着と食中毒細菌に対する抗菌作用
要約 カンショ繊維には発癌物質の吸着能及び食中毒細菌に対する抗菌作用がある。クエン酸発酵粕ではこれらの活性は弱くなる。原因として、クエン酸発酵粕中のペクチン含量の減少が推察される。 背景・ねらい