要約 12月定植の「水ナス」半促成栽培において、台木「トレロ」、穂木を大阪府在来A系統の組合わせで、加温二重被覆の最低夜温を16℃で栽培管理することで、収穫開始時期が従来の無加温作型より約3週間前進し、高...
要約 「オータムポエム」は3月上旬に播種すると5月に、6月上旬~8月上旬に播種すると7月下旬~11月中旬に充実した花茎と花蕾が収穫できて収量性が優れる。3月播き栽培では、3月上旬に播種し最低温度を摂氏20度で...
養液栽培イチゴ第1腋花房に及ぼす定植から開花期の気温と培養液濃度の影響
要約 高温期、特に日中の高温は、養液栽培イチゴの生育を旺盛にし、第1腋花房の開花期が遅れる。培養液濃度が高いほど開花期が遅れ、高温期でその傾向が著しい。定植から開花期までは、培養液濃度0.4~0.8dS/mと...
トマト「越のルビー」の少量培地栽培における灌水施肥と培地の温度管理
要約 ミディトマト「越のルビー」の少量培地栽培はプラスチック製樋型ドレンベッドを用い赤外線フィルムとアルミ蒸着フィルムで2重に被覆する。一株2本整枝栽培(主枝第6花房上摘心)の一株当たり吸水量は1日当...
背景・ねらい 淡水産ワムシの1種ツボワムシは、本県の栽培対象種の初期生物餌料として欠かせない。しかし、これまで大きな池に施肥し、自然に発生させるという粗放的な方法で生産され、天候に左右され、経験と勘...
やませ地帯における一季成り性品種を用いた夏秋どりイチゴの収量・品質
要約 夏期冷涼なやませ地帯では、一季成り性品種を用いても、半促成栽培に供した越年株の据え置き栽培やポット苗の短日処理のみで容易に花芽分化し夏秋どりができる。6月から11月までの商品果収量は株当たり140~...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
要約 促成キュウリ栽培における温度管理を13時まで28℃で管理しても、慣行の高温管理と同等の収量性が得られ、また、30℃以下で管理することはハウス内の温熱環境を収穫作業の高温許容温度以下に抑制するため、作業...
要約 インターネットを利用したドーム型カメラ等による画像情報とロードセルにより自動計測した果重や隔離床重量による土壌水分の状況、温室内の温度環境等の数値情報を組み合わせることで、温室メロンの生育がど...
要約 かんしょ「べにまさり」は「ベニアズマ」、「出島系4」よりA品率が高く、蒸しいもの肉質はやや粘質で、食味は「出島系4」より優れる。粘質の青果用かんしょとして準奨励品種に採用する。 キーワード かんし...
ハウスミカンを加害するアザミウマ類に対する防虫ネットの侵入阻止効果及び被害軽減効果
要約 ハウスミカンにおいてハウス側窓部を目合い1ミリの白色または銀色の防虫ネットで覆うと、アザミウマ類のハウス内への侵入が阻止され、果実の被害を軽減できる。 キーワード アザミウマ類、防虫ネット、ハウ...
栽培管理温度・果実条件が流通過程でのキュウリ果肉褐変症に及ぼす影響
要約 冬季(低温期)、流通中のキュウリに見られる果肉褐変症状は、適期の100g前後の果重で収穫した場合、収穫前の天候が晴れでハウス内温度が高く経過した場合に、発生が助長される。また、栽培管理温度を慣行より...
要約 被覆資材として近紫外線除去フィルムを用いたキュウリの促成栽培では、つる下げ誘引仕立てで誘引枝数を3または4本として栽培した場合、一般農業用ビニル被覆下に比べて主枝長および誘引枝長はやや長いが、節...
要約 ナス青枯病抵抗性台木品種の抵抗性は、高温および排水不良条件下で低下するため、接木栽培では温度管理および排水対策を徹底し、台木品種は同条件下でも比較的安定した抵抗性を示す「カレヘン」、「台太郎」...
要約 ニガウリ花粉の発芽は、温度摂氏25~30度で最も良好となり、摂氏35度以上の高温に3時間遭遇した花粉は、発芽能力が低下する。また、花粉の発芽が優れる時間帯は、雄花が開花する日の出前後である。鹿児島県...
要約 スイカのセル成型苗直接定植は、作型で適応性が異なり、促成、半促成及び早熟作型では良好な生育、収量・品質を示し、植替え及び抑制作型では生育及び収量が不安定となる。熊本県農業研究センター・農産園芸...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
ノイバウエルポット幼植物試験における播種作業の簡易化と栽培環境の安定化技術
要約 ノイバウエルポットを用いる幼植物試験において、播種済み水溶性シートを利用して播種作業を簡易にできる。播種直後の水分安定には2日間のラップ被覆が、また、栽培温度管理ではポットの循環温浴加温が有効...
イチゴ‘さちのか’の小型ポット育苗における花芽分化率向上のための低温暗黒処理法
要約 イチゴ‘さちのか’の小型ポット育苗における、低温暗黒処理での花芽分化率向上には、処理温度を17~19℃程度とし、8月30日から22日程度の処理とすることで、約80%の株が花芽分化し、開花株1株当たり120g程...
要約 たまねぎ「北見交27号」は辛味の指標となるピルビン酸生成量が少なく、生サラダやソテーの食味評価が高い。また、貯蔵性も高いことから、良食味たまねぎとして長期安定供給が可能である。 背景・ねらい 「北...