タマネギ萎黄病ファイトプラズマの凍結および凍結乾燥による保存
要約 タマネギ萎黄病ファイトプラズマを保毒したヒメフタテンヨコバイの磨砕液を凍結および凍結乾燥することでファイトプラズマの活性を維持・保存できる。 キーワード タマネギ萎黄病ファイトプラズマ,凍結,凍...
要約 シュンギク額縁症は塩類濃度(EC)の高い土壌で発生しやすく、マンガンの吸収量が少ないために発生することが明らかになった。硫酸マンガンの土壌施用や葉面散布により、葉の緑色が濃くなるとともに額縁症の...
要約 シュンギクの種子を低温保存すると、心枯れ症の発生が減少し、その障害程度も軽減する。一方、種子を高温保存すると、心枯れ症の発生が増加し、その障害程度も甚だしくなる。 キーワード シュンギク、心枯れ...
要約 カンショには葉部の総ポリフェノール含量が一般野菜を上回る系統が多数ある。カンショ葉部にはカフェー酸およびその誘導体5種類が含有されており、これら6物質の中で最も多く含まれている物質は3-O-,5-O-ジ...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
要約 シュンギクに含まれるクロロゲン酸系列の抗酸化成分は、通常の加熱調理ではほとんど失われない。摂取後の抗酸化成分の体内での消長を見ると、ラットに静脈注射する場合には比較的速やかに消失するが...
ファイトプラズマ感染によって植物組織に蓄積するタンパク質の特性
要約 タマネギ萎黄病ファイトプラズマに感染したシュンギクの可溶性タンパク質には、感染特異的タンパク質(pathogenesis-related protein)の5群に属するタンパク質が多量に蓄積されている。 背景・ねらい 農薬...
要約 重窒素で標識した牛ふん堆肥を施用して、春夏期に軟弱野菜を連続3作栽培し、堆肥由来窒素の利用率を検討した結果、3作合計で25.5~31.3%、窒素吸収量は約5~6kg/10aである。利用率、寄与率とも堆肥連用土...
要約 シュンギク心枯れ症を発生した抽だい株は、草丈・茎長が低く、花芽の発達が遅れるが、葉を多く展開する。そして、障害葉が多い株ほど展開葉が多く、栄養生長が過多な株ほど心枯れ症を起こしやすい傾向を示す...
野菜類の抗酸化活性の評価およびモロヘイヤにおける活性成分の同定(研究)
要約 種々の野菜の抗酸化活性を評価した。また、高い抗酸化活性を示したモロヘイヤから5種のフェノール性抗酸化成分を単離・同定した。 キーワード 野菜、抗酸化活性、モロヘイヤ、フェノール性抗酸化成分野菜・...
要約 食用ギク花弁からの抽出物は、抗酸化性、ラジカル消去活性を有する。その主たる成分は、クロロゲン酸と2種のイソクロロゲン酸(3,5-ジカフェオイルキナ酸 4,5-ジカフェオイルキナ酸)である。 背景・ねらい 食...
要約 しゅんぎくで難防除となっているマメハモグリバエに対し、収穫終了後に農業用透明ポリフィルムで地表面被覆すると、4月~10月の間は晴天時1日の処理で地中の蛹を絶滅でき、きわめて高い防除効果が得られる...
要約 紙マルチは軟弱野菜の移植栽培に有効に導入できる。その利点は高温ストレスを回避して生育・品質を向上させること、片づけ作業が不要なこと、廃プラスチックを出さないことである。 背景・ねらい 省力化と...
要約 施設栽培シュンギクに対して、被覆燐硝安加里または被覆尿素配合による3作1回施肥(秋作、冬作、春作)を行うと、有機入り配合肥料を毎作施用した場合(農家慣行施肥)に比べて、塩類集積が軽減され収量が高...
要約 シュンギクの心枯れ症は、生長点膨大期ないし小花形成期の株に30℃の高温処理を行うと容易に発現するが、花弁形成期より以降の花芽が充分に発達した株への高温処理では、心枯れ症が発現せず発蕾株となる。 背...
水田転換畑における地下水位の上昇に伴うホウレンソウ生育阻害の軽減化技術
要約 水田転換畑でのホウレンソウ栽培時の降雨とそれに伴う地下水位上昇の影響を軽減するには雨よけハウスが最も効果的で、次いで遮根シート>ポリマルチ>高畝の順である。これらを2つ組合わせる場合は雨よけ高...
水田転換畑における地下水位の上昇に伴うホウレンソウ生育阻害の軽減化技術
要約 水田転換畑でのホウレンソウ栽培時の降雨とそれに伴う地下水位上昇の影響を軽減するには雨よけハウスが最も効果的で、次いで遮根シート>ポリマルチ>高畝の順である。これらを2つ組合わせる場合は雨よけ...
要約 この移植機は谷間走行できるよう車輪を取り付け、手で押しながら連結式ペーパーポット苗を展張する車輪型手押し式移植機である。植付条数は2条植で条間は最小15cmに調節できる。株間の狭いホウレンソウなど...
キタネグサレセンチュウに対する非寄生作物、サトイモの密度低減効果
要約 前作にサトイモを栽培すると、キタネグサレセンチュウの密度を休耕並に抑え、後作ダイコンの同線虫による被害を回避することが出来る。 背景・ねらい 耕種的防除法の一つに対抗植物を利用した線虫防除がある...
要約 収穫直後のシュンギクの総ビタミンC及びカロテン含量は、上位葉ほど高い。また、その時点の最大葉(側枝を除く)付近の葉の分折値が株全体の代表値として適している。 背景・ねらい 近赤外分光法は、青果...