
チリカブリダニを導入した施設栽培きゅうりにおけるワタアブラムシの防除法
要約 チリカブリダニを導入する場合のワタアブラムシの防除法として、導入する以前は、イミダクロプリド粒剤やオレイン酸ナトリウム液剤などでワタアブラムシの密度低下をはかり、導入後はチリカブリダニに影響の...

要約 銀の酸化物である酸化銀および可溶性の硝酸銀等銀化合物30ppbを水耕培養液 に添加することによって、根腐病菌遊走子が殺菌され、水耕栽培におけるキュウリ、ミツバ根腐病の発生を防止することができる。 背...

要約 カンキツに発生するワタアブラムシはナズナ等の雑草で越冬し、春季にカンキツを寄主選好する。夏季にカンキツに寄生せず、エノキグサ等の雑草に寄生する。本種はカンキツと雑草上の間を主に寄主転換しながら...

寒天を使用した「サンドイッチ法」による植物の葉から出る他感物質の検定
要約 植物の葉からリーチングする物質による他感作用を特異的に検定する手法として,葉を0.5%の寒天に包埋してその上に検定植物を播種する方法を開発し,「サンドイッチ法」と名付けた。本法を用いて他感作用の...

非殺菌性化合物アシベンゾラルSメチルによるキュウリ病害抵抗性の誘導
要約 非殺菌性のベンゾチアジアゾール系化合物,アシベンゾラルSメチルをキュウリ葉に施用することによって炭疽病や黒星病に対する局部的及び全身的獲得抵抗性が誘導される。化合物処理により,キュウリ葉のパ...

要約 ハウスキュウリの早出し・遅出し連続栽培において、前作の早出し栽培終了後、茎葉のみを片づけ、不耕起でセル成型苗を早期に直接定植する事により、慣行栽培を上回る収量を確保できる。 背景・ねらい 夏秋キ...

施設トマト・キュウリ栽培における天敵出芽細菌のネコブセンチュウ防除効果
要約 施設トマト、キュウリ栽培において天敵出芽細菌を土壌施用するとサツマイモネコブセンチュウ密度は施用後2年、第4作ごろから無処理区と比較して減少し、収量は増加する。その効果は殺線虫粒剤と体系的に用い...

ナガボノウルシ(Sphenoclea zeylanica)に含まれる新規植物生長阻害物質
要約 熱帯産植物に含まれる植物生育阻害物質を探索し、タイ国で強害雑草となっているナガボノウルシから新規な生育阻害物質2種を見出した。本物質は共に環状のジチオラン骨格を持ち、レタス、キュウリの幼根伸長...

ナガボノウルシ(Sphenoclea zeylanica)に含まれる植物生長阻害物質
要約 熱帯産植物に含まれる植物生育阻害物質を探索し、タイ国で強害雑草となっているナガボノウルシに、顕著な生育阻害物質2種を見出した。本物質は共に環状のジチオラン骨格を持ち、レタス、キュウリの幼根伸長...

施設メロン栽培での天敵出芽細菌によるネコブセンチュウの密度抑制効果
要約 施設メロン栽培のサツマイモネコブセンチュウの防除に天敵出芽細菌を用いた結果、ポット試験(1回施用、4連作)及びほ場試験(半促成栽培と抑制栽培の2回施用)で根こぶ指数の減少、果実重の増収効果などが...

要約 きゅうりに被害を及ぼすキュウリモザイクウイルス(CMV),ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)及びカボチャモザイクウイルス(WMV-2)に対して混合弱毒ウイルスを接種することによりモザイク病の防除が...

要約 ユウガオモザイク病の主要な病原であるキュウリ緑斑モザイクウイルス(CGMMV)及びカボチャモザイクウイルス(WMV-2)の弱毒株をユウガオ苗に混合接種することにより、本病を防除することが可能である。 キ...

タイにおけるトウガラシ及びウリ科野菜ウイルス病の実態解明と耕種的防除法の開発
要約 タイのトウガラシとウリ科野菜に発生する重要ウイルス病の種類 (チリヴェイナルモットル、キュウリモザイク、パパイヤ輪紋、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)と性質を明らかにし、抵抗性品種のスクリーニン...

要約 キュウリのセル育苗における接ぎ木方法は、子葉片葉接ぎが活着率が高く実用性が高い。接ぎ木後の順化は、0.05ポリの内側にラブシートを張り、底面給水マットを敷いたトンネル様式で行ない、最低気温は25度C...

要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...

マリーゴールドの間作によるきゅうりのサツマイモネコブセンチュウ防除
要約 抑制きゅうりにマリーゴールド(品種名:キューピッドオレンジ)を間作することにより、サツマイモネコブセンチュウ密度を抑制させ、実質的に被害を低減することが可能となった。 背景・ねらい きゅうり栽培に...

要約 ジエトフェンカルブ・プロシミドン剤に酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤(木工用ボンド)を添加したものは、固着性に優れ、キュウリ灰色かび病のべノミル耐性菌およびプロシミドン耐性菌に対しても高い防除...

ウイルスによるキュウリ急性萎ちょう症の発生に関わる要因(葉令及び温度条件)
要約 キュウリ急性萎ちょう症は、キュウリモザイクウイルス(CMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)感染後の高温条件によって発生が助長された。 背景・ねらい ここ数年来、県内の夏秋キュウリで発生してい...

要約 リンドウの葉にえそ斑点を生じさせて株が激しく萎縮枯死する症状が発生した。原因究明の結果、インゲンマメ黄斑モザイクウイルスえそ系(BYMV-N)による新病害であったので、病名をリンドウえそ萎縮病と命名し...

成果の内容・特徴