要約 20~88週齢の産卵期において市販飼料を給与する場合、産卵率を高めるには、カキ殻は無添加とする。産卵後期にカキ殻を増量すると、破卵率は上昇する。 背景・ねらい 日本飼養標準では、産卵鶏のCa要求量...
要約 くず米はプロイラー用飼料に混合する場合、混合率を30%以下とするならば、5週齡から青森シャモロックに給与できる。 背景・ねらい 青森シャモロックは青森県畜産試験場が開発した特産肉用鶏である。
県内...
高α−リノレン酸含有卵生産のためのエゴマ由来飼料素材(油,圧搾ミール,種実,乾燥茎葉)の飼料配合効果
要約 飼料配合率1%当たり卵黄内α-リノレン酸含有率の増加量はエゴマの油0.280、圧搾ミール0.022、種実0.196、乾燥茎葉0.005ポイントである。卵黄内α-リノレン酸含有率の高い特殊卵を生産するためには種実給与が油...
要約 発酵鶏ふん又は牛ふん堆肥を、硬度、粒径等がほぼ均一になるように成型した粒状有機肥料は、取扱性に優れ、ブロードキャスタ、ライムソワ、条施肥機等で機械施肥できる。 背景・ねらい 有機質肥料は、土壌の...
要約 全国各地の堆肥センターや畜産農家で製造・販売されている家畜ふん堆肥の成分組成について調査し、畜種別、敷料・副資材の有無等の観点から成分的特徴を明らかにした。本調査により、家畜ふん堆肥製品の肥料...
産卵鶏肝臓と腎臓および牛肝臓におけるアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼの分子内糖鎖の比較
要約 産卵鶏肝臓と腎臓および牛肝臓AspATの分子内糖鎖の大きさと数は動物種,臓器および細胞内局在性によって異なる。 背景・ねらい 家畜の各種臓器に存在するアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(Asparta...
RT-nested PCR法による七面鳥鼻気管炎ウイルスの検出
要約 七面鳥鼻気管炎ウイルス(TRTV)を高感度で検出するRT-nested PCR法を開発した。本法を頭部腫脹症候群(SHS)発症鶏材料に応用したところ、TRTV が高率に検出され、TRTVとSHSの関連性が示唆された。 背景・...
要約 産卵鶏の50週齢時に絶食処理を施すと、その後の産卵性に優れ、卵殻強度が向上し、破卵率が減少する。 背景・ねらい 産卵鶏は加齢にともない卵殻質が低下し、破卵率が増加する。その改善技術として強制換羽が...
ウインドウレス鶏舎における低照度間欠照明が採卵鶏の生存率及び産卵成績に及ぼす影響
要約 ウインドウレス鶏舎における採卵鶏の飼養において、育成期の間欠照明時の低照度(1ルックス)化は、その後の生存率を改善する。しかし、成鶏期の低照度化は産卵率及び産卵日量を低下させる。 背景・ねらい ...
要約 鶏卵アレルギーの主要原因タンパク質、オボムコイドについて、各種実験動物の抗体が結合するB細胞エピトープ及びマウス認識T細胞エピトープ領域を、合成部分ペプチドを用いて明らかにした。 背景・ねらい ...
要約 飼料にβ-カロチンを添加して産卵鶏に給与すると、卵黄中β-カロチン含量は増加する。β-カロチンの添加量が増えると、卵黄中含量も増えるが移行率は低下する。また、β-カロチンの添加により、卵黄中ビタミンA...
要約 ウズラの照明時間を10日齢24時間照明から50日齢10時間まで漸減、以後18時間まで漸増後一定とした新しい光線管理法を開発した。このことより初産が20日程度遅延し、初産時に多発する過小卵が減少し、41日齢か...
大麦主体飼料における油脂源の違いがブロイラーの脂肪性状におよぼす影響
要約 大麦主体飼料を用い、油脂源を豚脂にすることで、ブロイラーの脂肪の白色度が向上し、融点が高くなり、料理適適性の優れた脂肪とすることができる。 背景・ねらい ブロイラーの生産の大部分は、トウモロコシ...
要約 採卵鶏への貝化石の301日齢からの添加給与、ペレット飼料による栄養摂取の斉一化、及び夏期の送風を組合わせることにより、破卵の発生を半減できる。又、強制換羽の早期実施により、産卵期間を通しての破卵...
要約 高床式、ウインドウレス鶏舎において大量発生する不快害虫ガイマイゴミムシダマシ(AlphitobiusdiaperinusPANZER鞘翅目)の駆除には、カーバメイト系の薬剤は効果が低く、ピレスロイド系は速効性ではあるが...
要約 γ線照射精子を用いた遺伝子導入法を用い、白色レグホーン種にロードアイランドレッド種の褐色卵遺伝子を導入した。その後、6世代にわたる閉鎖群育種で卵殻色を濃くする改良を行った。その結果、卵殻色のL値...
要約 有色鶏卵の卵殻色を測色色差計により継続的に測定した結果、卵殻色は鶏齢に伴い退色することが明らかになった。また、光線に曝す事によっても卵殻色は退色することが確認された。 背景・ねらい 特殊鶏卵や直...
要約 鶏卵アレルギーの主要原因タンパク質、オボムコイドについて、各種実験動物の抗体が結合するB細胞エピトープ及びマウス認識T細胞エピトープ領域を、合 背景・ねらい アレルギー原因タンパク質やT細胞及び...
要約 ブロイラ-鶏の腹水症に対する、ユビキノン(CQ9)の予防効果について検討し た。CQ9の飼料添加により、腹水症の発生率は低下した。しかも、CQ9添加群では無添加群に比較して、生産指数は向上した。 背景・ね...
要約 病原体分離に代わる迅速で特異性の高いPCR法が鶏貧血ウイルス感染症の診断に応用可能であった。 背景・ねらい 鶏貧血ウイルス(CAV)によって引き起こされる疾病の診断は、貧血などの症状、骨髄の黄色化を...