要約 慣行の1.5倍の裁植密度でアーチパイプに誘引した場合に、アスパラガス露地長期どり栽培の収量と所得を慣行栽培に比べると、定植2年目では108%の収量で48千円/10aの所得増、定植2年目では121%の収量で163千円...
要約 ジチオカーバメート系などの殺菌剤散布は,キュウリやナシの葉面糸状菌相を単純化させ糸状菌数を減少させるが,非殺菌性の病害抵抗性誘導化合物,アシベンゾラルSメチルは葉面糸状菌相に影響しない。 背景...
メロンF1種子純度検定および品種識別に利用可能なSSRマーカー
要約 開発したメロン単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)マーカーは多型性に富み、F1種子純度検定や品種識別に利用できる。 キーワード メロン、単純反復配列、SSR、マイクロサテライト、多型、F1種子純度検...
温室内の湿度制御によるキュウリの病害発生抑制と生育・収量の向上
要約 キュウリのハウス抑制栽培で、温室内の相対湿度を90%以下に制御すると多湿条件で発生するべと病、褐斑病の発生を大幅に抑制できる。健全葉が確保されて生育はやや旺盛になる。 キーワード キュウリ、湿度制...
要約 露地キュウリにおけるキュウリ黄化病の初期病徴は、葉表が淡く黄化し、葉裏にツヤがなくなる。また、葉脈間を太陽光に透かして観察すると無数の小点を生じる。この症状は他のウイルス病、生理障害にはみられ...
要約 ウリ科果菜類では、植物の種類によってトマトハモグリバエ成虫の産卵選好性が異なる。ヘチマやスイカはトマトハモグリバエ成虫に好んで産卵されるが、ニガウリは産卵対象とならない。 キーワード トマトハモ...
要約 キュウリ果実の貫入試験における貫入エネルギー/貫入距離値(TE/D)はキュウリ果実の硬さを表す評価基準として有効である。 キーワード 果実の硬さ、キュウリ、果実貫入エネルギー/貫入距離値(TE/D)、育種...
要約 抑制キュウリにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するためには、簡易振とう法ではECが約0.3~0.4mS/cm、...
要約 促成キュウリ栽培における温度管理を13時まで28℃で管理しても、慣行の高温管理と同等の収量性が得られ、また、30℃以下で管理することはハウス内の温熱環境を収穫作業の高温許容温度以下に抑制するため、作業...
花きに新発生したクリバネアザミウマおよびトラフアザミウマの防除薬剤
要約 クリバネアザミウマとトラフアザミウマは、花き類(草本植物)・観葉植物のアザミウマ類に対して登録のあるアセフェート水和剤かアセフェート粒剤で防除できる。 キーワード クリバネアザミウマ、トラフアザ...
要約 ユリにおいて主要な病原ウイルスであるキュウリモザイクウイルス,ユリモットルウイルス,ユリ潜在ウイルスを高感度かつウイルス種を識別して同時に検出できるRT-PCRによる遺伝子診断技術を確立した。 キー...
Maize dwarf mosaic virusの種子伝染によるトウモロコシモザイク病の発生
要約 トウモロコシモザイク病の病原であるMaize dwarf mosaic virus(MDMV)は、一部のトウモロコシF1系統で高率に種子伝染する。これらの種子伝染株の発生は、圃場におけるモザイク病の多発要因のひとつとなる...
要約 露地抑制インゲンマメの一斉収穫栽培は、労力2人では8月中旬から9月中旬まで1週間間隔で5~6回、2aづつ播種し、播種後60日過ぎから1播種期分を3回に分けて、一斉に収穫することにより、収穫作業の省力・軽労...
要約 寄生した苗や鉢物の持ち込みなど発生源への注意、発生の早期発見、化学的防除を主とした密度抑制、冬期間のハウスビニール除去による越冬阻止等を組合せることで本種の防除が有効に行える。 キーワード ミカ...
要約 ユズ果皮の水溶性中性画分にはアブシジン酸のb-D-グルコピラノシルエステルが含まれ、メヒシバ、ノゲシ、シロザなどの雑草やレタス、トマト、セルリー、ズッキーニなど多種植物の発芽や生長を阻害する。 キ...
植物内生細菌処理による不良環境条件でのホウレンソウの発芽率向上効果
要約 植物内生細菌Enterobacter cloacae SM10株の懸濁液にホウレンソウ種子を浸漬処理して播種すると、土壌中の水分過剰や不足、高温、塩類集積などの不良環境条件におけるホウレンソウの発芽率が向上する。 キー...
要約 キュウリを食べたときの歯触りの品種間差は、生果と糠漬果のテクスチャーを分析することにより推定できる。 キーワード キュウリ、果実テクスチャー、品種間差 背景・ねらい キュウリは品種の違いによって食...
養液土耕栽培における、キュウリの仕立て方と指標に基づく窒素施肥量
要約 抑制ならびに半促成キュウリの主枝1本仕立て摘心栽培で、葉の増加枚数をもとにして作成した養液土耕栽培用の施肥指標は、主枝複数本仕立てや、つる下ろし栽培にも利用でき、窒素施用量の削減が可能である。 ...
要約 植物内生菌Enterobacter cloacae SM10株でホウレンソウ種子を浸漬処理すると、ホウレンソウ萎凋病(Fusarium oxysporum f.sp. spinaciae )の発病が抑制される。 キーワード ホウレンソウ萎凋病、生物防除...
要約 浮羽郡内のカキ「伊豆」に発生したウイルス病類似症状のうち、新梢の炭疽病様症状及び冬枝基部の粗皮症状は、接ぎ木伝染性の病害である。粗皮症状は、接ぎ木接種により栽培品種である「西村早生」以外の「伊...