要約 ブタ卵子・胚の体外受精、体外培養に適した新しい培養液PZMを開発し、ブタ胚の体外生産系を構築した。体外生産した胚を外科的及び非外科的に受胚豚に移植すると、正常な子豚が得られる。 キーワード ブタ、...
要約 ユキヤナギ(Spiraea thunbergii Sieb.ex Blume)を種子親に、シモツケ(S. japonicaL.fil.)を花粉親に用いて交配後、胚珠培養を行うと、桃色花色を持つ種間雑種が作出できる。 キーワード 花き、ユキヤナ...
要約 1-デオキシノジリマイシンを生かす桑葉素材は、現在広く植栽されている品種(改良鼠返)で、6月の新葉を用い、加工コストの低い熱風乾燥をすることにより、効率的に得ることが可能である。 キーワード 桑、...
成果の内容・特徴
要約 チューリップのゲノムDNA中にはレトロトランスポゾンが存在し、レトロトランスポゾンは葉では発現せず根においてのみ発現する。また、球根のりん片培養によって生じたカルスを長期間培養すると発現が誘導さ...
要約 「清見」を種子親とした個体群では、やく退化、自家不和合及び雌性不稔の個体が出現し、無核個体の出現頻度が高い。 キーワード カンキツ、清見、無核性、雌性不稔、やく退化、自家不和合 背景・ねらい たね...
ブラジルの亜熱帯サバンナ(セラード)に生育する熱帯イネ科牧草の窒素利用特性〔研究〕
要約 ブラジル亜熱帯サバンナ(セラード)で主に栽培されているイネ科牧草のBrachiaria decumbens,B. brizanthaは窒素反応性が高い。またB. humidicolaは根の窒素吸収能力が高いため、低窒素環境での栽培に適し...
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
アースカラーのスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知1号」
要約 スプレーカーネーション「カーネ愛知1号」は、開花の早晩が中晩生、多収性で、花色は黄ピンクの地色に鮮橙赤色の斑点が入る中輪八重花である。開花後、徐々に緑味を増すため、花色変化を楽しめる。茎はしな...
要約 水稲品種「こしいぶき」の種子からのカルス誘導、懸濁培養による大量増殖、植物体再分化を効率良く行うことができる。 背景・ねらい 水稲品種「こしいぶき」は、品質・食味がコシヒカリ並に優れる早生種であ...
筍芋と海老芋赤茎との交配によるさといも新系統、サトイモ「愛媛3号」
要約 さといも葉茎部のジベレリン処理で開花した「筍芋」と「海老芋赤茎」との交配を行い、未熟種子を培養し、作出した雑種個体の中から育成したサトイモ「愛媛3号」は、葉柄頸部、基部ともに着色があり、いもの...
要約 染色体識別マーカーを用いることにより、3倍体ワケギの実生でシャロット由来染色体の欠失を識別できる。また、マーカーの有無で分けた実生群間の検定により、結球性に関わる遺伝子は第1、第2及び第5染色体に...
要約 キメラを作る際、カンキツ実生胚軸の寄せ接ぎ部分を、果皮にしたい品種側を斜めに、他を水平にカットし、カット面をホルモン処理し、果皮にしたい品種側の接合部に近い、生育の遅い不定芽を選ぶことで極めて...
イネ品種「ミルキークイーン」の低アミロース性に関する遺伝子分析
要約 コシヒカリの突然変異原処理によって育成したミルキークイーンの低アミロース性は,既知のdu遺伝子ではなく,wx遺伝子座の対立遺伝子wx-1 (t)に支配される 背景・ねらい 米の澱粉を構成するアミロースの含量を...
要約 いんげんの未熟子葉を適当な不定芽形成培地に置床することで不定芽が形成され、さらに多芽体へと発達する。多芽体を培養瓶のキャップとして通気性の良いメンブレン付アルミ箔を使用して培養することで再分化...
要約 冬咲き性スイートピー新品種「オリオン」は、青紫色の花色が美しく、花径が大きく、旗弁にウエーブがあり、観賞価値が高い。冬季低温期にも花弁の周縁部が緑がかることなく、また、生育期間をとおして草勢が...
3倍性ワケギ品種「さが乙女」に含まれるシャロット染色体の識別マーカー
要約 ワケギ品種「さが乙女」に含まれる8本のシャロット染色体は、8種類のRAPDマーカーにより各々識別することができる。これらのマーカーを用いることにより、シャロットの染色体が欠失した変異体を容易に選抜す...
要約 「イグサ研究資料集(日本作物学会第194回講演会、1992年)」の研究文献一覧に最近の文献などを追加し、収集した文献を画像データベース化した。画像データベース化した文献は、パーソナルコンピュータでの...
要約 豚のストレス感受性(骨格筋リアノジンレセプター遺伝子)について、遺伝子型によりキャリアー型(+-)と陰性型(--)に豚を分け、肉質及び産肉性について比較した。キャリアー型は陰性型と比較して、産肉性及び...
要約 ボタンの培養系を開発するため、in vitro grafting(試験管内接ぎ木)を検討した。台木用シャクヤクの胚を培養して得られた実生の子葉基部の芽をくさび状に切除してその部分にボタンの芽を接ぐことで、活着...