要約 農業分野におけるメタボロミクスの活用を促進するため、栽培現場での分析用試料の取り扱い、分析者が知っておくべき栽培現場作業の基本事項を明確にし、農研機構でのNMRメタボロミクスについて具体的な実施...
ジャガイモの複葉抽出物による土壌中のそうか病菌の影響評価方法
要約 ジャガイモそうか病汚染圃場及び健全圃場で栽培したジャガイモの複葉抽出物をNMRによるメタボローム解析で比較すると、汚染圃場でクエン酸とギ酸の量比が顕著に低いことが認められる。2種の有機酸の量比から...
ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減
要約 ナス科のSolanum peruvianumまたはハリナスビを、休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると、圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は20%以下に...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
半自動型移植機といも類小型収穫機を利用した落花生の省力化技術
要約 移植機を利用した播種作業は、条間90cmの平高畝に株間24cm、深さ3cmに一粒播種することで、慣行と同程度の収量が得られ、作業時間を慣行の約50%に省力化できる。いも類小型収穫機を利用した掘取り・反転作...
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約
要約 十勝地域の一般的な栽培体系では、化石燃料や資材の消費に伴うエネルギー投入量は1年あたり20.7~33.0 GJ/haであるのに対し、収穫部のバイオマス生産に伴うエネルギー産出量は25.6~252.3GJ/haである。収穫...
要約 サツマイモでん粉滓を原材料とした紙マルチは、高温期の地温抑制効果があり、6月から9月にかけて播種、植付する作型に適する。青果用サツマイモでの形状改善効果や秋バレイショでの増収効果が期待できる。 ...
要約 バレイショの有機栽培では、疫病抵抗性品種を用い、窒素無機化の速い有機質肥料を施肥標準量で施用することが収量、品質の安定化に最も適している。 キーワード バレイショ、有機栽培、疫病、抵抗性品種、有...
カラフルポテトの新顔(1)赤肉の新品種「ノーザンルビー(旧系統名 北海91号)」
要約 ばれいしょ「ノーザンルビー」は、調理適性に優れ、アントシアニン色素を含有し、いもの肉色が赤色である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、「インカレッド」に比べ枯凋期が早く栽培しやすい。 キ...
堆肥連用圃場の窒素肥効パターン、土壌並びに作物収量に及ぼす影響
要約 粉砕もみ殻牛糞堆肥を連用した土壌からの窒素供給は、冬から5月中旬ごろまでほとんど期待できないが、その後9月前半にかけては窒素の供給量が増加する。その結果、春作バレイショでは主に物理性の改善効果...
要約 2月下旬にジャガイモを植え付け、畝肩∼畝間にヘアリーベッチを播種し、双方の草丈が同じになる4月下旬頃に中耕することにより、堆肥約1.5t/10a、あるいは化成肥料窒素2∼8kg/10aの肥料効果が得られ、雑草量...
促成ピーマンにおける天敵農薬タイリクヒメハナカメムシとコレマンアブラバチを利用した害虫防除体系
要約 促成ピーマンにおいて、アザミウマ類に対してはタイリクヒメハナカメムシ0.5頭/m2の秋季2週連続放飼により、アブラムシ類に対してはコレマンアブラバチ500頭/15aをバンカープラントと併用して秋季に1回放飼...
要約 秋作ジャガイモにおいて、梅雨明け後に畦立てマルチャーで作畦・被覆(透明ポリエチレンフィルム)し、約1ヶ月間、太陽熱土壌消毒を実施することにより、クロルピクリンと同程度のそうか病抑制ができ、コス...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
要約 汚泥モミガラコンポストの基肥としての窒素肥効率は、露地野菜で40%、水稲で50%程度である。 キーワード 農業集落排水汚泥、汚泥モミガラコンポスト 背景・ねらい 農業集落排...
要約 促成ピーマンでは、防虫ネット、黄色蛍光灯の設置と定植時のネオニコチノイド系粒剤処理に加え、天敵タイリクヒメハナカメムシ、コレマンアブラバチを導入し、これらの天敵に影響の少ない選択性殺虫剤を組み...
目的型踏査線調査法を用いてインドネシア西ジャワ州800m―1800m 標高地帯の作付け体系の多様性を把握
要約 インドネシア西ジャワ州において、温帯野菜への移行は1100-1200m に認められ、混作は1100-1600m に集中する。と一致する。 背景・ねらい インドネシア西ジャワ州において、2000 年に4 つの斜面に沿った温帯...
間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するためのサトウキビ(夏植+春植補充)栽培法
要約 間作バレイショを自走式ポテトハーベスタで収穫するために、夏植サトウキビの畦間を240cmに広げて間作栽培を行う。間作バレイショを収穫した跡にサトウキビを春植することで、サトウキビの収量を補え、特に...
要約 地床育苗によるキャベツ大苗移植のため、植え付けが開孔器式の歩行型野菜用半自動移植機の苗供給部分と開孔器を改良したところ、能率良く、欠株の少ない安定した植え付けが可能である。 キーワード キャベツ...