要約 養水分を土壌に間欠ドリップで施用する養液土耕法で、カーネーションの栽培をすると、従来の土耕栽培よりも減肥が可能になる。また、施肥量調節の目安となる簡易栄養診断法による診断基準値も確立した。 背...
要約 毛管水耕は、湛液水耕に比べて葉ネギの品質が向上できる。水分制御は、草丈20~30cmの時期から、湛液槽水位を根面から1~2cm下げて行い、給液を60~120分間隔にすると葉色が濃く、葉先枯れの発生を少なくで...
要約 カーネーション出荷時期の10、11月への延長および平準化を目指した加温一回半摘心作型では、中生品種を用い、定植期は3月中旬とし、摘心法は2/4が適する。収益性は従来の一回摘心に比べやや低い。 背景・ね...
夏秋切りスプレーカーネーションの早期定植による切り花本数の増加
要約 夏秋切りスプレーカーネーションの1回半摘心栽培において、2月上旬に定植して最低10℃以上で栽培すると、3月上旬定植に比べて12月末までの総切り花本数は約25%増加する。 背景・ねらい 夏秋切り作型の...
夏秋切りスプレーカーネーションの反射板設置による生育開花促進
要約 夏秋切りスプレーカーネーションの1回半摘心栽培において、株間にアルミ箔被覆反射板を設置すると12月末までの総切り花本数は約25%増加する。 背景・ねらい 夏秋切り作型では夏季高温時に光合成能が低下...
要約 スプレーカーネーションの2年切り栽培では、地際からの刈り込み位置が高いほど萌芽本数は多くなる。高さ30cm以上で枯死株の発生も少なく、良質の芽が確保できる。刈り込み時期の早いほど収穫の前進が可能と...
夏秋切りスプレーカーネーションの秋期電照による切り花本数の増加
要約 夏秋切りスプレーカーネーションの1回半摘心栽培において、1番花切り花後の9月上旬から16時間日長で電照するとその後の開花が前進し、12月末までの総切り花本数は約40%増加する。 背景・ねらい 夏秋切...
要約 スプレーカーネーションの挿し芽を行う時に、挿し穂の重さが2.6gと大きい場合には、1.9gや1.3gの軽くて小さい穂に比べて1番花の開花が早くなるとともに、2番花の採花率が向上するので総採花本数が増加する...
要約 カーネーションの短期栽培で、6~7月定植は、早生品種が中・晩生品種に比べて、1~2ヵ月到花日数が短いが、9~12月定植では、品種の早晩性による違いは少ない。在圃期間が6ヵ月程度となる短期栽培は、輪作体...
要約 設定した施肥灌水マニュアルに基づいて、点滴チューブで毎日少量の液肥を与える養液土耕をカーネーションで実施したところ、施肥灌水の自動化による省力化が図られ、慣行の置肥栽培に比べ、22~31%収量が増...
要約 カーネーションは高節位で摘心した茎を倒伏させると、多数の側芽がそろって伸長する性質を持つ。これに、発蕾日などを指標にした整枝や温度管理を組み合わせ、母の日に向けて集中的に開花させる栽培方法を...
要約 カーネーション萎ちょう細菌病抵抗性のDianthus acicularis、Dianthus capitatus 及び Dianthus henteriiは開花前に低温遭遇を必要とし、なかでもD.capitatusの要求が最も強い。カーネーションの`ピンク'及...
要約 カーネーション萎縮叢生症は夏期高温と土壌水分過剰の二重環境ストレスによって引き起こされる。この両ストレスを低減することにより、本症状の発生を回避することができる。 キーワード カーネーション萎縮...
DVR解析プログラム「2DIMNON」を利用したカーネーションの開花予測
要約 カーネーション'フランセスコ'を用いて、気温と日長の2つの環境要因から開花期の気象的予測モデルを導いた。このモデルの適合性から判断して、作期をある程度限定し、育苗など栽培方法に相違がなければ、開...
要約 カーネーションを加害するアザミウマ類はネギアザミウマが主で、蕾が5mm以上になると寄生が始まる。防除は出蕾日から粒剤と散布剤を組み合わせた体系で行うとともに、発生密度の低下のため周辺の環境整備も...
カーネーションの夏秋切り短期栽培と後作ユリ類の生産システムの策定
要約 カーネーションの9~10月切りとその後作にユリ類を組み合わせた、新しい年2作体系を確立し、施設花きの高度利用が可能となった。 背景・ねらい 施設を効率的に利用して収益性の向上を図るには新しい作型、栽...
要約 スカシユリの切花生産は、比較的労力がかからずに栽培に取り組めることから、夏季冷涼で秋季早冷な気象条件を活かして良品を生産できる促成並びに抑制栽培技術を確立し、施設での周年生産が可能となった。 ...
カーネーションとオリエンタルハイブリットユリの組み合わせ生産システムと経済性試算
要約
カーネーションの5〜6月切り短期栽培における植付時期及び仕立方法
要約 カーネーションの5~6月切り短期栽培の植付時期は、9月下旬~10月下旬である。仕立本数は4本/株で切花品質がまさり、この作型で後作ユリ類の組み合わせが容易になる。 背景・ねらい カーネーションは、関東...
地中海系カーネーションの夏秋出し短期栽培における土壌中の適正窒素含量
要約 地中海系品種である「タンガ」、「フランセスコ」の土壌中の適正窒素含量は15~25mg/100g土壌、切花1本当たりの窒素吸収量は85~110mgで、実面積1m2当たりの適正窒素施肥量は30g前後である。 背景・ねらい ...