要約 '盛岡交29号'は`さきこま'を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。 ...
要約 茶樹の生体電位を茎部より誘導し,連続的に安定して計測することが可能である。電位は日周変動を示し,その変動には光・温度が関与している。また,施肥直後に対応を見せる電位変化を検出することも可能であ...
窒素濃度の高い河川水をかん水した砂地のダイコンにおける窒素施肥量の削減
要約 硝酸態窒素濃度が約30mg/lの河川水を砂地のダイコン栽培にかん水として利用することで窒素施肥量を慣行(24~30kg/10a)から16kg/10aまで減らしてもLクラスの根重が確保でき、窒素施肥量の削減に有効である。 ...
要約 雑草生育の休耕田に茶園排水を通年かんがいすると年間の窒素除去量は2377kgha-1で、4~9月には流入窒素の94%、10~3月には58%が除去され、高い窒素除去効果がある。 背景・ねらい 近年、生産調整により休耕...
茶栽培における被覆尿素を用いた硝酸態窒素溶脱低減・省力施肥法
要約 秋肥、春肥の50%を被覆尿素とする追肥を省略した茶栽培体系では、年間窒素施肥量を30%減肥しても、品質・収量が維持され、しかも硝酸態窒素の溶脱を60~70%低減できる。 背景・ねらい 茶の窒素施肥量は農作...
要約 ライシメーターを用いて、降水量が肥料成分の溶脱量に及ぼす影響を調査した結果、年間降水量の多い処理区で浸透水の無機態窒素濃度が低下する傾向がみられた。しかし、無機態窒素の溶脱量は浸透水量に比例し...
要約 茶葉が切断されると傷害葉および傷害葉の上位・下位につく無傷害葉(上位葉・下位葉)で傷害誘導性プロテイナーゼインヒビターの活性が発現される。この活性は未成葉でのみ認められ、成葉では発現されない。...
茶園における被覆尿素肥料と牛糞堆肥を利用した環境にやさしい施肥体系
要約 牛糞堆肥を1t/10a施用し被覆尿素70日タイプを秋肥に用いて年間窒素施用量を40kg/10aとすることで、慣行施肥量100kg/10aに比べ環境負荷量を軽減できるだけでなく、それと同等の収量、販売単価を得ることがで...
要約 乗用型茶園中切機に着脱可能なアタッチメントを装着し、乗用型深層施肥機を開発した。本機はうね間の深さ30cmまで筋条に深層施肥することが可能で、作業能 率が高く、施肥に伴う断根も少ない。鹿児島県茶業...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...
要約 高品質かぶせ茶は、芽重型の茶園で被覆効果が高く、遮光率85%前後の被覆資材を、3葉期から15日間直接被覆する。熊本県農業研究センター・茶業研究所 背景・ねらい かぶせ茶は、県内主要茶産地で今後生産拡大...
要約 茶園用ペースト状肥料かん注施肥機をメーカーと共同開発した。この機械によるかん注施肥の作業時間は10a当たり約25分である。また、本機は傾斜地、礫に富む圃場において、平坦地と同様に高い精度でかん注作...
イチゴ新品種「さちのか」・「さがほのか」の促成栽培における花芽分化特性
要約 イチゴの短日夜冷処理によって新品種「さがほのか」は「とよのか」より花芽分化が早く、安定しており、「さちのか」は「とよのか」より花芽分化が遅い。また、普通育苗における花芽分化期は、「さがほのか」...
茶葉における傷害誘導性プロティナーゼインヒビターの活性発現(研究)
要約 茶葉が切断されると傷害葉および傷害葉の上位・下位につく無傷害葉(上位葉・下位葉)で傷害誘導性プロテイナーゼインヒビターの活性が発現される。この活性は未成葉でのみ認められ,成葉では発現されない。...
要約 植物ホルモンを含まない培地で培養された単為結果性ナス子房は肥大し、 非単為結果性ナスは肥大しない。単為結果性ナスにおいてオーキシン含量は培養期間中高く維持され、内生オーキシンの子房肥大への関与...
紫外線照射によるホウレンソウのα-トコフェロノール含量の増加(研究)
要約 ホウレンソウに紫外線(健康線用蛍光ランプ)を照射すると、葉中のα-トコフェロールの含量が高まる。 キーワード ホウレンソウ、紫外線、健康線用蛍光ランプ野菜・茶業試験場 生理生態部 品質解析研究室 ...
通気や液温制御が不要な保水シート耕方式の養液栽培装置(指導)
要約 不織布を培養液保持材として用い、作物の水消費量に応じた給液管理ができる簡易な養液栽培装置(保水シート耕)を開発した。本方式では、根系の一部が空気中に露出しているため、通気が不要である。また、液...
要約 養液栽培の培養液において、各養分要素ごとに濃度を短時間で変更できる組成制御システムを開発した。このシステムにより、 培養液制御による植物反応の解析、養水分の効率的な利用および生育制御などが可能...
野菜育苗施設のキャベツセル成型苗における立枯れの発生実態(指導)
要約 野菜育苗施設のキャベツセル成型苗では、高温期には黒すす病、低温期にはPythiummegalacanthumによる苗立枯病の被害が大きい。3月にはべと病による地上部の被害も発生する。 キーワード キャベツセル成型苗...
要約 ハクサイ軟腐病の発病は,培養液カルシウム濃度が高い場合に抑制され,被覆塩化カルシウムを施用し,植物体のカルシウム含有率を高めた場合に軽減される。 キーワード ハクサイ軟腐病、カルシウム、被覆塩化...