要約 ブドウ「オリンピア」のコンテナ栽培は挿し木2年目から収量が得られ、3年目にはほぼ成園並みの果実品質と収量が確保できる。 背景・ねらい 鮮やかな色と甘さをもった「オリンピア」など大粒系ブドウは、消費...
要約 わい性台木に穂品種を接木する時に、根源基の存在する芽近傍の皮部組織を削り取ることにより、バーノット(気根束)の発生が顕著に抑制でき、バーノットの多発に由来する樹勢衰弱を回避できる可能性がある。 ...
リンゴの果実品質(特に各種糖類及びアスコルビン酸)と環境要因
要約 加工用リンゴ果実の栽培管理で、遮光処理、果実への袋掛け、摘葉、過着果処理は、リンゴ`千秋'果実の糖含量、特にスクロース含量を大きく減少させ、またアスコルビン酸含量も減少させた。 背景・ねらい 糖及...
要約 ネギの直播栽培により、省力化と作期拡大が図られ、水稲との労力競合が緩和され、労働力の競合が少ない作業体系を組むことが可能である。 背景・ねらい 秋田県のネギ栽培、移植栽培法である。移植栽培体系で...
要約 大区画水田圃場において乗用管理機を使用することにより、薬剤・肥料散布の圃場内作業時間は10a当たり3~4分程度と短縮され、また、その散布精度についても問題はなく、歩行による圃場内作業をいっさい省く...
マリーゴールドの間作によるきゅうりのサツマイモネコブセンチュウ防除
要約 抑制きゅうりにマリーゴールド(品種名:キューピッドオレンジ)を間作することにより、サツマイモネコブセンチュウ密度を抑制させ、実質的に被害を低減することが可能となった。 背景・ねらい きゅうり栽培に...
要約 こかぶの4月上旬から5月上旬の播種期におけるべたがけ栽培で長繊維不織布をじかがけするとキスジノミハムシの被害回避ができ、生育促進効果も大きいことから、省農薬栽培でも高品質安定生産が出来る。 背景...
要約 水田からの年間メタン発生量は、化学肥料区で3.7~5.8g/㎡、稲わら施用区で7.3~36.4g/㎡で、稲わらの施用により増大した。中干し等の耕水処理で発生が抑制され、田畑輪換体系の復元田では発生量が少なかっ...
要約 日減水深の少ない黒泥土壌水田にレンゲ、ライムギを栽培し翌春その場で鋤込み土壌還元化、生育抑制、地力増強効果、緑肥の分解過程等を明らかにした。施肥はライムギは基肥対応、レンゲは追肥対応するのが適...
要約 三陸つぼみ菜は品質が良くナバナとして有望な品種であるが、花芽分化に5度C以下で120時間程度要し、収穫期が遅い。催芽種子の5度C、20日間、暗黒低温処理は、人為的に花芽分化を誘導でき、早出しに有効であ...
要約 夏どりネギの育苗は、前年9月露地播種及び10月ハウス内播種の越冬苗、または、2月ハウス内播種の1年苗で、7月~8月に良品の収穫が可能となり、品種は「吉蔵」、「長宝」、「明彦」が適し安定生産ができる。 ...
要約 15度C加温と電照により開花が早まり、4月出荷が可能となる。 背景・ねらい 本県におけるトルコギキョウは無加温ハウス栽培が主で、出荷時期が7~9月に集中
しており、栽培面積の増加とともに出荷期の拡大...
カーネーションの5〜6月切り短期栽培における植付時期及び仕立方法
要約 カーネーションの5~6月切り短期栽培の植付時期は、9月下旬~10月下旬である。仕立本数は4本/株で切花品質がまさり、この作型で後作ユリ類の組み合わせが容易になる。 背景・ねらい カーネーションは、関東...
カーネーションの夏秋切り短期栽培と後作ユリ類の生産システムの策定
要約 カーネーションの9~10月切りとその後作にユリ類を組み合わせた、新しい年2作体系を確立し、施設花きの高度利用が可能となった。 背景・ねらい 施設を効率的に利用して収益性の向上を図るには新しい作型、栽...
要約 スカシユリの切花生産は、比較的労力がかからずに栽培に取り組めることから、夏季冷涼で秋季早冷な気象条件を活かして良品を生産できる促成並びに抑制栽培技術を確立し、施設での周年生産が可能となった。 ...
施設栽培における秋ギク型スプレーギクのシェードによる採花期拡大
要約 秋ギク型スプレーギクの施設栽培において、7~10週咲品種と6月上旬~下旬定植(+短日処理)および7月中旬定植(+自然日長)の組合せにより9月上旬~11月中旬の採花が可能である。 背景・ねらい 商品性の高い秋ギ...
要約 デルフィニウムの10~11月出荷の作型では、定植後、夏の高温により発生する早期抽台が安定生産上の障害となっている。苗を育苗期間中に夜間低温処理することで早期抽台を回避でき、安定生産が可能となった。...
要約 先進国の農業普及事業の内容は,栽培技術から経営,都市住民に対する助言,地域開発等,その範囲を広げている。一方,普及事業費に対する中央政府の補助は削減される傾向にあり,それとともにより公共性の高...
ウイルスによるキュウリ急性萎ちょう症の発生に関わる要因(葉令及び温度条件)
要約 キュウリ急性萎ちょう症は、キュウリモザイクウイルス(CMV)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(ZYMV)感染後の高温条件によって発生が助長された。 背景・ねらい ここ数年来、県内の夏秋キュウリで発生してい...
要約 ミョウガの施設遅出し栽培において、5月初旬定植、暗期中断3時間の電照処理により高単価な時期である9月上旬~11月上旬の良品生産ができる。 背景・ねらい 秋田県の花ミョウガは7月下旬~9月上旬に収穫する...