炭疽病・輪斑病複合抵抗性の緑茶用新品種「さえあかり」(旧系統名:枕崎30号)
要約 「さえあかり」は炭疽病と輪斑病に抵抗性を有し、「やぶきた」より摘採期が早いやや早生の品種である。収量は「やぶきた」や「さえみどり」より優れ、製茶品質は「やぶきた」より優れ、高品質品種「さえみど...
基盤整備直後にイブキジャコウソウを栽植被覆する法面管理の経営評価
要約 基盤整備直後の農地法面にイブキジャコウソウを栽植被覆する場合、100m2当たり導入経費(資材費+労働費)は36,779円、作業時間は約48時間である。年間労働時間は、定植3年目以降に慣行を下回り、累積費用...
要約 「東山42号」は製パン性が優れる中生の硬質小麦で、縞萎縮病・赤さび病に強く、耐穂発芽性が優れる。平成20年度栃木県で認定品種に採用された。 キーワード コムギ、硬質、製パン性、耐病性、穂発芽性、半数...
要約
要約 閉鎖型育苗施設を用いてシクラメン種子を播種するとガラス温室の育苗施設に比べて80%発芽率は7日早くなる。また、セル育苗終了時の葉数、生体重は増大し、定植後のシクラメンの開花始めはガラス温室の育苗...
要約 二条大麦「小春二条」は播性がIIの寒冷地向け中生種で、耐雪性は「シュンライ」と同等である。穂発芽性がやや難で粒の外観品質が優れる。「ミノリムギ」より麦芽エキスやジアスターゼ力が高い。小規模ビール...
要約 イタリアンライグラスの非繊維性炭水化物含有率は、低温による傷害から身を守るために冬季に上昇する。その結果、可消化養分総量(TDN)の含有率は越冬期間中に上昇し、その後、伸長が再開する春季になると...
要約 大粒、多収で耐寒性、精麦特性に優れる六条大麦品種「ファイバースノウ」を奨励品種に採用する。 キーワード 六条大麦、ファイバースノウ、精麦特性、大粒、耐寒性 背景・ねらい 山梨県における六条大麦の主...
モモ幼木の凍害による主幹部障害と枯死樹発生に及ぼす台木品種と台木長の影響
要約 モモ幼木の主幹部障害と枯死樹の発生は、台木品種により差がある。岐阜県飛騨地域在来ハナモモ「国府HM-1」を台木とすると、慣行台木「おはつもも」に比べ障害程度が軽微で枯死率が低い。なお、台木長を80cm...
要約 本道のりんご主要品種に対する「JM台木」等の品種特性を調査した。「ハックナイン」には「JM1」「JM5」「JM7」「JM8」「ランセップ」「M.9」が、「つがる」には「JM7」「JM8」が、「さんさ」には「JM2」「JM...
早生・短強稈・多収で精麦白度が高い大麦新品種「シルキースノウ」
要約 「シルキースノウ」は、播性Ⅳの秋播型の早生で、短強稈で耐倒伏性に優れた並性六条大麦である。大麦縞萎縮病Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型に極強の多収品種であり、硝子率がやや低く、精麦白度が高い。栃木県で奨励(認定)...
要約 キク科のチトニアは、代替餌にナミハダニを利用することでチャのカンザワハダニの土着天敵であるケナガカブリダニを効率的に増殖でき、バンカー植物に適している。 キーワード チャ、カンザワハダニ、土着天...
穂発芽しにくい早生の中華めん用硬質小麦新品種「ハナマンテン」
要約 「ハナマンテン」は、硬質小麦で、穂発芽性が難の早生である。高分子量グルテニンサブユニット5+10(Glu-D1d)及び低分子量グルテニンサブユニットg(Glu-B3g)を持ち、グルテンが強靱でゆでのびし難く中華めん...
越夏性に優れ、夏秋期安定多収なペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」
要約 ペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」は4倍体系統で越夏性、冠さび病・網斑病抵抗性に優れ、乾物収量は「ヤツカゼ」より多収で、とくに夏期から秋期にかけて優れる。本州以南の高冷地、準高冷地で、採草・...
要約 飼養者を刺傷することはないハリナシミツバチ類をわが国に導入し、施設栽培作物の授粉に利用する方法を確立した。 キーワード ハリナシミツバチ、施設園芸、授粉、飼養技術 背景・ねらい 熱帯・亜熱帯地域で...
製パン性に優れ、穂発芽ややし難い硬質小麦新品種「ユメアサヒ」
要約 小麦「ユメアサヒ」は硬質小麦で、高分子量グルテニンサブユニット5+10を持ち、蛋白質含量がやや高くグルテンが強靱で製パン適性が優れる。穂発芽性はやや難であり、稈長がやや長く耐倒伏性はやや弱い。長...
製パン性が優れ、穂発芽ややし難い硬質小麦新品種候補系統 「東山38号」
要約 小麦「東山38号」は硬質小麦で、高分子量グルテニンサブユニット5+10を持ち、蛋白質含量がやや高くグルテンが強靱で製パン適性が優れる。穂発芽性はやや難であり、稈長がやや長く耐倒伏性はやや弱い。長野...
要約 おうとう「HC1」は、6月下旬に収穫盛期を迎え、「佐藤錦」より数日早く収穫できる。果実は同時期に収穫できる品種に比べて大きい。耐寒性が「北光」並みに強く、S遺伝子型はS3S5でほとんどの栽培品種と...
要約 花壇用ストックの7月下旬~8月中旬播種では、播種日が遅いほど到花日数は長くなる。7月下旬に比較して8月中旬播種の到花日数は、20~30日長い。同一播種日では、品種による到花日数の差が最大で21日ある。出...
要約 ラナンキュラスは、球根を低温処理して年内に開花させると、耐寒性が強いことから、冬期屋外でも1株から多数の花が連続して開花し、長期間観賞できる。新たな秋冬期の花壇用苗物として利用できる。 キーワー...