耐寒性が強くクワシロカイガラムシ抵抗性のある中生緑茶用品種「かなえまる」
要約 「かなえまる」はクワシロカイガラムシ、輪斑病の防除の必要性はほとんどなく、通常の気象条件であれば炭疽病ともち病の防除の必要性もない。また、耐寒性が強く中山間地を含む主要な茶産地で広く栽培が可能...
要約 パパイヤの新品種「石垣ワンダラス」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した両性系統である。半わい性の生育特性を持ち、大果で糖度が高く食味がよい。 キーワード パパイヤ、半わい性、大果、...
セルトレーを用いたブドウ「ピオーネ」の効率的な挿し木苗生産技術
要約
ブドウ「ピオーネ」の挿し木育苗に市販の固形培地を充填した72穴セルトレーを用いると、育苗圃の小面積化が図られるとともに、成苗率が高い。また、穂木基部の切り口を接着材でコー...
チャにおける高アントシアニン新品種候補「枕個03-1384」
要約 「枕個03-1384」は炭疽病、輪斑病に抵抗性を有し、高アントシアニン系統である「茶中間母本農6号」よりも新芽中のアントシアニン含量が高く、栽培特性に優れている。 キーワード チャ、枕個03-1384、品種...
極早生の緑茶用新品種「しゅんたろう」(旧系統名:「枕系47-18」)
要約 「しゅんたろう」は「くりたわせ」より摘採期が2日ほど早い極早生系統である。「しゅんたろう」の生育・製茶品質・収量は「くりたわせ」より優れ、炭疽病と輪斑病に抵抗性を有する。 キーワード チャ、し...
グラウンドカバープランツとしてのイブキジャコウソウによる農地法面の植生管理
要約 イブキジャコウソウは、4月下旬以降の萌芽した枝を挿し穂に用いて容易に繁殖が可能であり、定植当年の秋及び翌年秋の被覆度はそれぞれ約60%、80%と被覆能力が高い。 キーワード グラウンドカバープランツ...
要約 バラの養液循環式栽培において、粒状バーミキュライトやコイア繊維を熱融着性繊維を用いて固化させた培地での発根率や切り花収量および品質は、ロックウールマットと同等以上である。 キーワード バラ、代替...
要約 クズの越年枝を挿し木することにより、短期間で効率的な苗生産が可能である。抑草シートで圃場全面を被覆して定植すると、翌年度から茎葉が収穫できる。周辺圃場への侵出は、生育期に栽培圃場周囲をトラクタ...
要約 カキ「富有」の中間台木として「Ac-1」および「Y」を用いると、果実収量や果実品質に影響することなく樹高または総新梢長が減少し、わい化効果が認められる。 キーワード カキ、わい化栽培、中間台木、果...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...
要約 主要イチジク品種「桝井ドーフィン」の台木として品種「Ischia Black」を用いると、 イチジク株枯病汚染圃場でも枯死を回避できる。この接ぎ木苗は自根樹に比べていや地現象の影響も 受け難いため、本病による...
要約 ヒペリカムを、6~8月に定植し、9月中旬までに摘心を行い、最低夜温12℃、3時間の暗期中断で 栽培すると、11~1月と4~6月の2回の収穫ができる。11月収穫ではシングルタイプが多く、 それ以降では、...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
要約 冬出しヒペリカム鉢物には品種「エクセレントフレアー」と「ピンキーフレアー」が適し、「エクセレントフレアー」では、前年の8月に挿し木繁殖した1年生苗を露地育苗し、1月下旬に定植すれば、夜間最低気温...
強勢台イチジク「桝井ドーフィン」の挿し木接ぎによる育苗と幼木管理法
要約 強勢台木を使用したイチジク「桝井ドーフィン」栽培において、迅速な育苗には挿し木接ぎが有効である。また、接ぎ木当年に新梢を摘心して発生させた副梢で主枝を整え、結果枝をより多く確保することで、自根...
要約 イチジク「桝井ドーフィン」の苗木を慣行の5倍、列間1.8m、株間0.8mの株仕立てで密植することにより、植え付け2年目で成園並みの収量を得ることができる。 キーワード イチジク、5倍密植、早期成園化 ...
要約 チャのポット苗を、挿し木してから苗の発根が揃うまでは散水栽培、それ以降定植するまでは循環式養液栽培により、8~9ヶ月間育苗することで、ペーパーポット苗の約3倍の新梢重と根重を有する優れた1年生苗を...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 サツキ新品種は、8月上旬に挿し木し、「伊勢小町」は5月下旬、「伊勢路紅」は4月下旬から5月上旬、「伊勢路紫」は4月下旬にそれぞれ定植することで、定植後の生育が良好となる。 キーワード 増殖、挿し木、...
要約 リンゴわい性台木JM7は、「シナノスイート」と「シナノゴールド」を穂品種に用いると、5年生樹の樹体が小型化し、果実の初期生産性も高いことから、4×2m程度の栽植距離のわい化栽培に利用できる。 キーワ...