水稲新奨励品種「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」の選定
要約 水稲「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」は、いもち病真性抵抗性以外の品種特性が「コシヒカリ」と変わらない。現在の「コシヒカリBL」の構成品種の一つに加える。 キーワード イネ、コシヒ...
要約 サツマイモ新品種「べにはるか」は、主要病害虫であるつる割病に“強”、立枯病及びネコブセンチュウに“やや強”を示す複合的な抵抗性を持つ。また、貯蔵中の腐敗が少ない。 キーワード サツマイモ、べにはるか...
要約 落花生新品種「おおまさり」は、従来のゆで豆用品種「郷の香」に比べて子実が大きく、収量性が高い。収穫適期は、子実の熟度の“ばらつき”が小さく、多収となる開花期後85日頃である。栽培法は慣行に準じるが...
要約
冬季のトンネル畦間マルチによる初夏どり一本太ネギの高品質多収栽培法
要約 初夏どりネギ栽培では、2畦単位でトンネル及びマルチ被覆する「トンネル畦間マルチ」栽培を行うことにより、上物収量が多くなる。千葉県の北総地域における本栽培法の播種適期は10月上旬で、この場合の定植...
要約 短葉性を示すネギの新品種「砺波No.5」及び「砺波No.9」を育成した。両品種はいずれも葉身が短く、葉鞘の太さを確保しやすく、辛みが少なくて葉鞘・葉身ともにやわらかく良食味である。 キーワード ネギ、新...
要約 「北海1号」は、短節間性形質を保有し、高粉質で食味の優れる固定系統で、省力・軽作業化、高品質を目的としたF1品種の親に利用できる キーワード カボチャ、短節間、省力、軽作業、高乾物率、高粉質、固定...
要約 モモ新品種候補「ひめこなつ」は、早生個体の「182-3」の自然交雑実生から選抜した。成熟日数は60日余りで、「ちよひめ」より約10日早く収穫出来る極早生であり、果肉は黄色で糖度は比較的高く、酸味が少な...
要約 「TC2A」は、短節間性を有した高粉質で良食味のF1品種であり、カボチャ栽培の省力・軽作業化を図ることができる。 キーワード カボチャ、短節間、省力、軽作業、高粉質、高乾物率、良食味 背景・ねらい カボ...
要約 北海道産のたまねぎ極早生品種は辛みが少なく良食味である。この極早生品種を8月上旬から安定出荷するための育苗法・栽培管理法を提案する。 キーワード たまねぎ、極早生品種、ピルビン酸、栽培技術指針 ...
水稲「ヒノヒカリ」のトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子系統新品種「関東BPH1号」
要約 水稲品種「関東BPH1号」は、インド型系統IR54742(GSK178-2)が持つO.officinalis由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したトビイロ...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...
道南地域における水稲「ふっくりんこ」の高品質・減農薬米生産技術
要約 「ふっくりんこ」の低タンパク米生産には窒素施肥量6~8kg、栽植密度90株/坪が適する。温湯種子消毒及び水面施用粒剤を中心とした防除体系により減農薬米生産が可能である。 キーワード 水稲、ふっくりんこ...
要約 「あきづき」「王秋」は、3~5番果で、側枝1mあたりに、5~6果の果実を着果させることにより 品質のよい果実を得ることができる。 キーワード ニホンナシ、着果番果、着果密度 背景・ねらい 「あきづ...
要約 9月上旬に収穫できるエダマメ新品種「紫ずきん2号」は、「紫ずきん」と同程度の食味と莢の 大きさで、ダイズモザイクウイルスに起因する莢茶しみ症が発生しない。草姿は「紫ずきん」より コンパクトで、密...
要約 標高300~400mの中山間地域において、雨よけハウス内で‘アップライト’を10月20~25日に播種する ことにより、厳寒期に糖度が高く、食味の良いホウレンソウが生産できる。 キーワード ホウレンソウ、雨よけハ...
高ビタミンC・萎黄病・黒腐病抵抗性キャベツ新品種「YRSE2号」の育成
要約 キャベツ萎黄病・黒腐病に抵抗性を有し、高温期に安定した結球性を示すキャベツ品種「YRSE2号」を育成した。「YRSE2号」は長野県内に広く作付けされている品種に比べ、ビタミンC含量が多い。また県内の8...
要約 「かいサマー」は、「章姫」に「エラン」を交雑して育成した四季成り性イチゴ品種である。果実の形状や食味に優れ、盛夏期にも収量が落ち込むことなく7~10月に安定収穫可能で、山梨県の高冷地における夏秋...
要約 近年の生育期間の高温により、刈取り適期推定のための出穂後積算気温は従来値と異なり、ハナエチゼンで約880℃(従来955℃)、コシヒカリで約1030℃(従来990℃)となる。また、両品種とも籾水分が25%以下で胴...
要約 高温登熟条件下における胴割れ米発生を軽減するためには、登熟初期の高気温を回避する作期選択や圃場内地温を下げる水管理が有効である。また、登熟期間の葉色値が高いと胴割れ率が低下する傾向にある。 キ...