太陽熱利用土壌消毒と内生細菌の併用によるレタスビッグベイン病防除技術
要約 太陽熱利用土壌消毒処理時に石灰窒素100kg/10aまたは尿素系ポリマー200kg/10aを混和し、内生細菌HAI00377株混入培土で育苗したレタス苗を定植すると、レタスビッグベイン病の発病を抑え、被害を回避すること...
要約 カーネーション「ベルベットルージュ」は「モナコ」と「あかね」を交雑し、得られた実生から選抜された品種である。花色は濃赤色の単色で、茎太で硬く、開花は晩生である。 キーワード カーネーション、交雑...
要約 カーネーションを養液土耕で1年間栽培した後、株を切り戻して2年目も使う据え置き(2年切り)栽培の2年目の収量は、改植(1年切り)栽培にくらべて、6%増加する。種苗費は50%、改植にともなう労力は70%軽...
抵抗性品種の利用・栽培管理によるレタスビッグベイン病の発病抑制
要約 レタスビッグベイン病発生地域での発病抑制対策として、強度の汚染圃場では「Bay View」他7品種を、汚染程度の軽い圃場では「ロジック」、「99LE10」を用いる。栽培管理では、高畝栽培による排水改善や土壌...
要約 中山間地雨よけ夏どりホウレンソウ栽培において、立枯性病害に対して蒸気土壌消毒が高い効果を示し、近紫外線カットフィルムと防虫ネットの使用で害虫被害の発生を抑制でき、これら技術を組み合わせた体系防...
熱水と微生物資材を活用した施設トマトの線虫害・土壌病害の総合的管理
要約 熱水土壌消毒とパスツーリア菌・アーバスキュラー菌根菌の処理はネコブセンチュウ害を相乗的に抑制する。トマト萎凋病は熱水土壌消毒の単独効果によって抑制されるため、熱水とこれらの微生物資材は線虫害と...
太陽熱処理及び肥効調節型肥料の利用による秋冬にんじんの減肥・減農薬栽培技術
要約 秋冬にんじん作付前の透明プラスチックフィルムマルチによる太陽熱処理で、播種後約一ヶ月間は除草剤施用と同等の雑草抑制効果があり、資材の再利用により生産費は慣行技術に優る。また、肥効調節型肥料を太...
米糠混和・太陽熱併用処理によるメボウキ立枯れ症とネコブセンチュウ防除
要約 バジル(メボウキ)の立枯およびネコブセンチュウ病に対して米糠混和と太陽熱処理を併用処理することで被害が大幅に軽減される。 キーワード Fusarium oxysporum、米糠、ネコブセンチュウ、太陽熱処理 背景...
土壌消毒とヤシ殻炭微生物資材施用の併用によるユウガオ台木スイカつる割病の防除
要約 土壌消毒後のヤシ殻炭微生物資材の育苗培土混用施用と定植時植穴施用を組み合わせた処理では、ユウガオ台木スイカつる割病の発病が抑制される。 キーワード 土壌消毒、ヤシ殻炭、微生物資材、ユウガオ台木、...
要約 高温期にみられるランナーの先端が変色、枯死する症状は、親株への多かん水により発生率は減少する。苗の葉柄中の硝酸態窒素濃度は、ランナー切断後4週目においても高い状態が続き、花芽分化は「女峰」より5...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
ペースト状肥料の局所施肥体系がレタス根腐病の発生軽減に及ぼす効果
要約 レタスに対してペースト状肥料を株横4cmの深さ5cmと10cmの2段位置に畝立てマルチ被覆と同時に機械局所施肥する方法は、慣行の施肥法に比べてレタス根腐病の発生が低く、カーバムナトリウム塩剤を同時処理す...
要約 簡易な隔離床を利用したトマトの低段密植栽培で、セル成型苗を直接定植することにより、育苗の省力化が図られ、開花も早まり、高糖度果実の生産及び環境にやさしい湛水太陽熱土壌消毒処理が可能となる。長崎...
要約 レタスは種時に、蛍光性細菌を接種すると、苗に蛍光性細菌が共生し、均質な育苗が可能となる。また、この苗は地上部の徒長が抑制され、地下部の生育も順調なため、T/R比の低い良質な苗となり、定植後のレタ...
要約 アールスメロンは両品種とも果重が1.6kg前後で、ネットは果実全体に均一に発生する。果皮色は灰白色で高級感を持ち、食味は2品種とも「市販品種」に対し、同等かあるいはそれ以上である。適応作型は「サカエ...
長野県におけるパセリ主要土壌病害(立枯病、根くびれ病)の発生と防除対策
要約 長野県下で発生しているパセリの主要土壌病害は、立枯病と根くびれ病であった。立枯病について、作付け前のクロルピクリン剤による土壌消毒の防除効果を明らかにした。 背景・ねらい 長野県下のパセリ産地で...
要約 夏期、紫マルチによる太陽熱消毒を行う際、基肥として緩効性肥料を窒素成分として10a当たり20~30kg施用し、約1ヶ月被覆後に処理層を壊さずレタスを定植することにより2作連続して作付けができ、レタスの...
要約 サツマイモの茎を長さ3cmに切り,サツマイモ立枯病菌(Streptomyces ipomoeae)懸濁液に浸した後,バーミキュライトに挿し,5日~7日後に病斑数を調査することにより,迅速にサツマイモ立枯病の簡易な抵抗...
「秀芳の力」施設作型における長穂を利用したべたがけ方式直接挿し栽培技術
要約 「秀芳の力」ではべたがけ資材と遮光により、8~12月定植施設電照作型での直接挿し栽培が可能である。15cmの長い挿し穂を使用することで、生育促進と二度切り作型での収量増加を図ることができる。 背景・...
要約 ナス青枯病に対して、「台太郎」を台木として用いることで、Ⅰ~Ⅴ群の全ての菌群に高い防除効果が期待できる。 背景・ねらい
高知県のナス栽培において、青枯病は難防除病害とされ、毎年4~5割の圃場...