小型トラクタにより中耕管理が可能なパリセードグラスの広条播種栽培
要約 線虫抑制性飼料作物パリセードグラスは初期生育が緩慢のため、中耕管理により雑草抑制する条播栽培が有効である。条間120cmで播種すると13PS程度の小型トラクタにより中耕管理できる。このときの収量は栽培...
緩効性肥料と生分解性マルチと一工程収穫機を用いたサトイモ省力栽培
要約 緩効性肥料による全量基肥施肥と生分解性マルチを利用した無中耕無培土栽培と、収穫、拾上げ、親イモ分離を一工程でできる一工程収穫機を用いることで、サトイモの慣行栽培と比べ、作業時間が約24%短縮でき...
要約 サトイモの肥料吸収パターンに適合したサトイモ専用肥料を配合し、この肥料を全量基肥施肥することで、 追肥作業を省略でき、慣行栽培と同程度の収量確保と硝酸態窒素の溶脱抑制ができる。 キーワード サト...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
要約 2月下旬にジャガイモを植え付け、畝肩∼畝間にヘアリーベッチを播種し、双方の草丈が同じになる4月下旬頃に中耕することにより、堆肥約1.5t/10a、あるいは化成肥料窒素2∼8kg/10aの肥料効果が得られ、雑草量...
栽植法改善によるサトイモ‘土垂(どだれ)’の上物収量向上技術
要約 サトイモ‘土垂’の表層腐植質黒ボク土での栽培において、畝間120cm、株間40cm、200株/aの密植とし、種芋の大きさ別に80~100gの種芋は芽の位置を地表から15cm程度、20~40gでは10cm程度に定植することで、形...
サトイモ用移植機が利用できるサトイモセル成型苗の育苗方法と栽培管理法
要約 サトイモ種イモを頂芽切除後分割し、セルトレイで育苗することにより、サトイモ用半自動移植機が利用できる。本育苗方法は、種イモ必要量が約4分の1となり、種苗コスト削減ができる。収量は、定植直後からの...
要約 滋賀県の環境保全群落の対象植物であるザゼンソウについて、茎頂をNAA 0.1mg/l とBA 1~5mg/lを加えたMS培地で培養すると多芽体が形成する。これを分割し増殖培養を繰り返すことにより種苗が大量増殖できる...
要約 サトイモ「石川早生」栽培において、種芋として、30g/個以上のイモを2分割したもの(1片重15g以上の分割片)の利用が可能であり、種苗費を1/2に軽減できる。 キーワード サトイモ、種芋、分割利用 背景・ねら...
要約 サトイモの種いもを分割し苗とする分割育苗法では、育苗日数を30日から60日間と延長することにより、着生いも数が増加し、かつ肥大も促進され、慣行栽培より3~4週間の前進収穫が可能となる。 背景・ねら...
要約 砂丘地で栽培されるさといもは、貯蔵中の水分低下や腐敗が少なく、種いもとして利用することが有効である。4月下旬~5月上旬定植すれば、出荷できない20~30gの小さいいもを種いもと利用しても、規格内種...
要約 さといも培養苗は発根馴化終了後、1ヶ月程度の鉢上げ育苗を行うと慣行のセル成型苗よりも葉数、最大葉の生育向上が認められ、商品収量が増加する。また、培養苗は6月下旬に芋が肥大を始め、8月上旬には収穫...
要約 サトイモの1条植えでは、2条植えと比べ、栽植密度は減るものの、1株当たりの収量が増え、1個当たりのイモが大きくなり、10a当たりの収量は2条植えと同程度得られる。そのため、機械植えが可能で大幅な...
要約 サトイモの種いもを数個に分割し、育苗、栽培する方法である。分割した種いもを催芽後40~60日育苗し、8~14cmの深さに定植することによって、収量は慣行の栽培法と同程度となる。種いもの必要量は1/6程度...
要約 茎頂培養および腋芽増殖を利用したサトイモの簡易増殖法を確立した。本手法ではショ糖濃度の高い培地で塊茎形成後、ショ糖濃度の低い培地で腋芽を伸長させることより増殖する。得られた培養植物体は1ヶ月間...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 サトイモのトンネル早出し栽培法として、2条高畦ベットに 5300~6600株/10aの栽植間隔で3月10日頃に種芋を深さ15cmに植付け、7月下旬に収穫可能な無培土、無追肥の省力的栽培技術を開発した。 背景・ねらい ...
要約 さといも培養苗は、種いも苗に比べ地上部の生育は矮小で収穫前の茎数の減少が早い。一方、いもの収量性は高く、9月上旬に早堀りした場合でも高い収量が得られる。また、収穫したいもはA級(丸形)いもの割合が...
要約 さといも塊茎の頂芽や側芽を用い茎頂培養によりシュートを作出し、液体振盪培養、静止培養によりシュートを大量増殖する。増殖したシュートはセル成型トレイ(72穴)で発根馴化を行うことにより、さといも種苗...
要約 サトイモを2分割し催芽器で催芽した種芋を、移植機で高うねマルチに移植し、栽培全期間マルチ栽培することにより、省力化が図られるとともに早掘りが可能であり、増収する。 背景・ねらい 9月上旬における山...