要約 パッシブサンプラー法によって、関東北部の集約酪農地帯とその周辺の大気中アンモニア濃度は0.01~66μgNm-3の範囲で観測される。ふん尿処理施設からの距離が1000m以下の場合に距離が小さいほど高まる。 キー...
早春の植物プランクトン量から翌年春季のツノナシオキアミ量を予測する
背景・ねらい
日本海,特に北部海域では, ツノナシオキアミは底魚類の春季における重要な餌であり,その現存量変動は,底魚類の生産力に影響すると考えられる。そこで,底魚類の生産力変動機構解明の一環と...
短草利用放牧草の粗タンパク質含量の季節変動と乳中尿素態窒素含量の関係
要約 短草多回利用されている放牧草のCP含量は2つの屈折点を持つ季節変動を示す。草丈を草量指標として用いることによりCP現存量を表す「CP含量(%)×草丈(cm)」は、乳中尿素態窒素含量と高い相関がある。 キーワ...
要約 バルク乳氷点は、平均±標準偏差は-0.522±0.006℃(最高値は-0.472℃、最低値は-0.538℃) であり、無脂乳固形分率とは負の、体細胞数とは正の有意な相関が認められ、季節変動も認められる。 また、高氷点牛群は...
要約 農場バルク乳の乳タンパク質率の変動幅は依然として大きい。乳タンパク質率3.40%まではカード凝固硬が増加する。カード凝固硬は殺菌条件「63℃30分」と「75℃15秒」で差はないが、昇温時間が長いほど低下する...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。...
養液・電照栽培したパッションフルーツの秋実には、機能性成分が多く含まれる
要約 パッションフルーツの果実に含まれる主カロテノイドは、ζ-カロテンである。機能性成分とされるζ-カロテンとアスコルビン酸の含量は収穫時期の影響を受け、養液・電照栽培した秋実に多く含まれる。 背景・...
要約 道産品(ブロッコリー、ネギ、タマネギ)の外観品質は優れており、価格は輸入品より高い。しかし、内部成分に道産品の産地間差が見られたこともあり、今後この要因を解析し、品質向上につなげる必要がある。 ...
背景・ねらい 近年、国産の農水産物やそれを原料とした加工品に対しての消費者の期待と需要は大きい。したがって県産水産物では特に秋田県の県民魚であるハタハタの資源は近年順調に回復しており価格もやや下降ぎ...
背景・ねらい 浜田沖において水深100m付近の海域に高さ40mの人工魚礁が沈設され、この「高層魚礁」に蝟集する魚類群集の季節・経年変動を明らかにする。
成果の内容・特徴
背景・ねらい 仙台湾では,漁場環境の特性等からノリ,マガキ等の養殖,カレイ類等の刺網,小型底曳網漁業,マアナゴ対象のせん漁業,アカガイ,ホッキガイ対象の貝桁網漁業が盛んである。S.63年8月中旬~9月上旬にかけ...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 谷津田域の水路におけるドジョウ個体数の季節変動調査の結果、滑らかな季節変動パターンの他に、非灌漑~灌漑初期(11月~翌年5月)の個体数が大幅に減少する矩形型の季節変動パターンが見られる。
灌漑用調整池では滞留時間が長い時期にMicrocystisが増殖しやすい
要約 灌漑用調整池において、藍藻の Microcystis が優占となってクロロフィルα濃度が上昇したのは、9月から10月であった。この時期は、水田灌漑用の水利用が停止したことにより、滞留時間が長くなった時...
くん蒸処理が畑の土壌線虫の種数および密度に及ぼす影響と回復の内容
要約 クロルピクリン,D-D,臭化メチルによる土壌くん蒸処理後,約12ヵ月で土壌線虫の密度は処理前の水準に回復するが,種数は回復しない。くん蒸処理後は土壌線虫の群集構造が変化し,微生物食性で増殖率が高...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 ホウレンソウに含まれる硝酸塩濃度の品種間差異は、春・秋作で小さく冬・夏作で大きい。一方、シュウ酸塩濃度の品種間差異は冬作で大きい。また、晩生で葉色が濃い品種ほど硝酸塩濃度はより低く、シュウ酸塩...
要約 比較的低価格で施設が設置でき、容易に維持管理できる畜舎汚水の浄化処理システムで、低濃度(BOD容積負荷0.1~0.2kg/ m3)汚水の処理に適している。ただし、低温期には、ビニールで施設を囲う等により処理...
要約 深層型発酵乾燥ハウスでは、道内の冬季においても材料温度が 60 °C以上に達し、 乾物分解率が 26 %程度の堆肥化が行われている。しかし、水分蒸発量あたりの乾物分解 発熱量は 1,350kcal/kg であり、処理過...
陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミノ酸の季節変動
背景・ねらい 青森県のマボヤ養殖の潜在的な生産能力は大きい。そこで、マボヤ筋膜体の原料特性の把握を通じて利用拡大に寄与することを目的として、青森県陸奥湾に生息するマボヤ筋膜体の一般成分および遊離アミ...