要約 乳牛の繁殖成績は、周産期の健康、栄養充足ならびに発情発見技術によって大きく影響 キーワード 乳牛、繁殖、周産期、乳成分、初乳性状、発情発見、健康、モニタリング 背景・ねらい 乳牛の繁殖性向上のため...
新型ウシ胚移植器の活用により受胎率の向上と低コスト化が期待できる
要約 二段式の特徴を持つ新型ウシ胚移植器は、現在我が国で広く用いられている既存の2種類の移植器に比べてウシ胚移植(ET)の受胎率向上が見込まれ、また諸経費の低コスト化が期待できる。 キーワード 新型ウシ...
要約 桑実胚からの吸引法による細胞採取とそれに続く24時間の培養を行うことで、ダ イレクト法で凍結しても受胎率の高い性判別凍結胚が得られる。この一連の技術について、 プロトコルを作成した。 キーワード ウ...
要約 ウシの栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、TBV)は、子宮内に注入すると黄体退行抑制作用があり、受精卵移植において胚と共移植することで受胎率を向上させる可能性がある。また、TBVは授精後16日目の回収...
要約 牛胚移植時に用いる移植器として、テフロン製カテーテル型を用いた場合に、従来型の横穴式シース管型と比べて、受胎率の向上が期待できる。 キーワード 牛、胚移植、受胎率、移植器、カテーテル 背景・ねら...
放牧乳用育成牛への受精卵移植後の黄体ホルモン製剤(CIDR)の適用
要約 放牧乳用育成牛(受卵牛)における受精卵移植の受胎率を向上させるため、移植直後の受卵牛にCIDRを挿入した(7日間)。その結果、移植前日にHCG投与した受卵牛群が高い受胎率を示した。 キーワード 受精卵...
受胚牛へのGn−RH製剤投与及びOVSYNCH法の応用による受胎率向上
要約 経産牛における受胎率は、OVSYNCH法を応用し、発情予定日から7日目に胚移植を行い、更に胚移植後4日目にGn-RH製剤100μgを投与することで向上する。また、受胚牛にOVSYNCH法を応用すること...
要約 ウシ伸張期胚盤胞の回収は発情後15~16日目が効率的であり、これを細切し培養することで形成される栄養膜小胞をウシ凍結胚と共移植することで受胎率の向上が期待される。 キーワード 栄養膜小胞、TBV、胚移...
妊娠初期豚を用いる胚の採取およびマイクロドロップレット法のガラス化保存胚移植による子豚生産
要約 妊娠初期豚の人為的流産・発情誘起排卵処置により豚胚の採取が可能である。また、採取胚のマイクロドロップレット法によるガラス化保存胚の外科的移植により産子が得られる。 キーワード 豚胚、ガラス化保存...
要約 体外受精胚移植後および過剰排卵後14日目及び16日目に回収した伸張期胚盤胞の栄養膜細胞を細切・培養することで栄養膜小胞の作出が可能である。作出した栄養膜小胞を胚と同時にダイレクト法で凍結後、共移植...
要約 発情排卵誘起処置で排卵した牛は最終処置日から3、4、5日目に排卵し、排卵の同期化は難しいと思われる。暑熱期と分娩後日数は発情排卵誘起処置の排卵に影響を与えると考えられる。 キーワード 乳牛、繁殖、...
要約 牛体外受精胚由来の栄養膜小胞を発情後7日目の牛の子宮内に注入すると、発情回帰が数日遅延する。体外受精胚は、栄養膜小胞と共に緩慢冷却法で凍結保存し、ダイレクト法で共移植することにより、受胎率が向...
要約 ウシの栄養膜小胞(Trophoblastic vesicle、TBV)は、受精卵移植における受胎率を向上させる可能性のあるインターフェロンτを産生するが、凍結保護剤としてエチレングリコールなどを用いた緩慢冷却法により...
要約 ウシ透明帯脱出胚の長期培養により、妊娠シグナル産生細胞である栄養膜細胞の長期大量培養に成功した。この細胞は、胚盤胞と同様に腔胞形成能を有すると共にインターフェロンの発現能も有している。 背景・...
要約 馬の性ホルモンは季節を問わず定期的に動いており非繁殖期(秋)も充分受胎可能である。また、精液賦活剤(メチルキサンチン誘導体:ペントキシフィリン)を凍結精液融解時に添加することで、精液の活力と受...
ダイレクト法による凍結時のバイオプシー胚の平衡時間と受胎成績
要約 ウシ胚の性判別技術において、Aランク胚をバイオプシーし、その胚を短時間培養後にダイレクト法で凍結する場合、平衡時間が10分以内であれば高い受胎率が得られる。長崎県畜産試験場・酪農科 背景・ねらい ...
要約 発情周期および妊娠初期から中期のウシ子宮内膜では、白血病阻止因子(leukemia inhibitory factor (LIF))ならびにマクロファージコロニー刺激因子(macrophage colony stimulating factor (M-CSF))遺伝子...
要約 実体顕微鏡下で自作の簡易胚操作器具を用い、ウシ胚の透明帯を切開し変性部を除去する簡易胚操作手法を開発した。低ランク胚を簡易胚操作手法で処理すると、凍結移植後の受胎率は正常ランク胚と同程度である...
要約 乳用牛および肉用牛の発情発見を容易にするため、牛床から180[cm]の高さに乗駕発見棒を設置すると、牛が乗駕することにより発見棒は94.9%の確率で落下し、発情の兆候を知る有効な手がかりとなる。沖縄県畜産...
要約 受胚牛にCIDR(膣内留置型徐放性黄体ホルモン製剤)とPGF2α(プロスタグランディンF2α)を併用すると、36~48時間内に92%の受胚牛に発情誘起させることができ、胚移植すると自然発情時の受胎率と差...