要約 搾乳ロボットを導入した持続的な経営モデルはアブレストパーラーとの併用方式であり、投資を自己資金で行い、経産牛1頭あたり乳量を10,000kg以上にする必要がある。 キーワード 搾乳ロボット、経済性、経営...
豚繁殖・呼吸障害症候群発生に伴う経済的損失は2006年の場合約280億円
要約 豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の発生に伴う経済的な損失の算出手法を開発し、その手法と疫学調査の結果に基づき推定した全国のPRRS発生養豚場における経済損失の合計は年間280億円である。 キーワード ...
要約 牛群検定情報データベース及び検定情報分析システムを構築することにより、効率的な成績表の作成が可能になった。また、牛群検定成績をインターネット等により送信することで、迅速なフィードバックが可能と...
和牛雌肥育牛における稲ワラ代替飼料として小麦ワラが利用できる
要約 小麦ワラは、乾燥・サイレージ化にかかわらずβーカロテン含量が低いため血液中ビタミンA濃度に影響を与えないうえ、1日増体量、枝肉成績および脂肪酸組成も稲ワラ給与の場合と差がないことから稲ワラ代替飼...
家畜福祉を視点に採卵鶏の飼養システムの産卵成績、健康状態等を比較
要約 放牧、福祉ケージ等の採卵鶏の飼養システムを比較すると、産卵成績には大きな差がない。放牧と平飼いは、卵殻が厚い傾向で色が薄く、また健康状態が良好である。バタリーケージは、ストレス反応が強く、また...
要約 離乳期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を0.05%添加して離乳豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード サトウキビ抽出物、離乳豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
エキスパンド処理とフィターゼを添加した飼料による豚のふん量とリン排せつ量の低減
要約 配合飼料をエキスパンド処理して30%混合し、肥育豚に給与すると消化率が向上してふんは約18%低減できる。さらにこの飼料にフィターゼを添加した飼料を肥育豚に給与すると、ふんへのリン排せつ量は25%低...
分房別搾乳と分房別前搾りサンプリングを可能とする搾乳制御装置
要約 電気伝導度計内蔵型ミルククローにより搾乳中の分房別乳汁流出状況を認識できる。ミルカの操作端末は、合乳流量の経時変化などの搾乳状況をグラフや数値で確認できる。分房別サンプリング装置は乳汁サンプル...
要約 被覆窒素肥料による窒素溶出のコントロールにより、年1回の施肥でも年2回施肥の慣行区より高い牧草収量と窒素吸収量が得られ、窒素を2割減肥しても慣行区と同等以上の牧草収量と窒素吸収量が得られる。 ...
分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高いと分娩後に乳房炎を発症しにくい
要約 分娩前7日以内の乳腺分泌液の粘稠性が高いと分娩後に乳房炎を発症しにくい。また、粘稠性が低い場合は、乳房炎既往歴のある分房のほうが既往歴のない分房よりも分娩後の乳房炎発症率が高い。 背景・ねらい ...
要約 交雑種肉用牛の雌に黒毛和種胚を移植し、分娩後に肥育する。通常肥育と比較して、ロース芯面積の減少、脂肪交雑の低下が見られるが、肥育期間の延長により枝肉重量は同等となる。経済的には一産取り肥育にメ...
要約 単為結果性ナス「あのみのり」を防虫ネット被覆ハウス内で栽培すると、ミツバチによる着果管理を行わなくても、露地と比較して可販果収量が増加する。この可販果収量は、普及品種「くろべえ」(ミツバチ放飼...
要約 放牧未経験の繁殖牛に電気牧柵の馴致を行う際は、開始後48分以内に2~7回牛が自ら電気牧柵に接触することで電気牧柵を認識した。電気牧柵の認識は、電気牧柵の外から餌で誘導しても電気牧柵に接近しないこ...
要約 ホルスタイン種の個体乳氷点は、乳成分率、特に無脂乳固形分率と高い負の相関が認められ、乳量、体細胞数を始め、産次、泌乳期等、多くの要因で変動する。また、氷点の高い農家群は高産次・高乳量・低成分率...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
要約 搾乳ユニット自動搬送装置が自動収集する乳量データに連動して給餌量を算定し、乳牛を電子個体識別して給餌するとともに、収集データを自動的に統合管理する繋ぎ飼い牛舎用の飼養管理システム。牛舎イメー...
畑地型酪農経営におけるメドウフェスクを用いた集約放牧の導入効果
要約 経産牛60頭規模の畑地型酪農経営では、メドウフェスクを用いた集約放牧の導入により、従事者1人当たり労働時間の237時間短縮、農業所得の2,134千円増加が実現できる。飼料自給率は7.5ポイント上昇でき、配...
要約
黄色ブドウ球菌のバルク乳由来株はヒト由来株と異なる遺伝学的背景を示す
要約 わが国における黄色ブドウ球菌のヒト由来株とバルク乳由来株はパルスフィールドゲル電気泳動ならびに各種表現型別により相互に関連性が非常に低く、また、ロイコシジンLukM/LukF’-PV遺伝子はバルク乳由来...
とうもろこしサイレージ多給時に適した併給飼料のタンパク質分解性
要約