秋収穫が株出しサトウキビの初期生育改善・茎収量増加に及ぼす効果
要約 サトウキビを秋収穫すると、現行の冬収穫に比べ、萌芽が促進され初期生育が大幅に改善されて翌年の梅雨までに大きく生長する。茎数が増え、一茎重も増えるため株出し栽培の茎収量は大幅に向上する。九州農業...
要約 さとうきび「KY88T-520」は「NiF8」より蔗汁糖度、純糖率、可製糖率が高く高品質である。風折抵抗性が強い。茎が適度に軟らかいために刈り倒しが容易で、3月以降の側枝発生が少ない等、収穫作業適性が優れる...
直播適性を持つ極良食味・耐倒伏・難穂発芽の水稲新品種候補系統「北陸179号」
要約 「北陸179号」は寒冷地南部では晩生の早に属する粳種で、草型はやや短稈の中間型、耐倒伏性が強く、穂発芽性が難の極良食味系統で、直播栽培にも適する。平成12年から熊本県では「ミネアサヒ」等に替えて普...
イチゴ新品種「さがほのか」の二段階採苗による育苗の効率化と省力化
要約 イチゴ新品種「さがほのか」の花芽分化特性を活かした二段階採苗によって育苗期間の短縮と親株数の削減が可能となり、育苗の効率化と省力化が図れる。佐賀県農業試験研究センター・栽培技術部・野菜研究室 ...
要約 ブルーベリー新品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成した品種で、「おおつぶ星」は中生種、「あまつぶ星」は中晩生種である。両品種ともに果実は大きく...
要約 りんご「シナノゴールド」は「ゴールデン・デリシャス」に「千秋」を交配し、育成したもので、育成地(長野県須坂市)では9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は黄色で、甘...
要約 高知方式湛液型ロックウールシステムによるキュウリの抑制栽培では、‘なおよし’を使用し、育苗期には山崎キュウリ処方準拠の0.4単位、本圃では1.0単位の培養液を用いて摘心仕立てで栽培することで、土耕に...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれにも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地域における...
巻きひげの無いアールスメロン新品種「千葉TL」とその遺伝特性
要約 アールス原種系の自然突然変異株から、アールスメロン新品種「千葉TL」を育成した。この新品種は巻きひげが全く発生しない代わりに、主づる、子づる、孫づるなどの各節に雌花の着生する2本の側枝が発生し、...
要約 促成栽培用イチゴ新品種「さつまおとめ」は、草姿がやや立性で、小葉が大きく、分げつ数、葉数が少なく、果実が長円錐形で、大果で硬い。「とよのか」に比べて花芽分化期はやや遅く、多収性で、商品果率が高...
要約 ‘とよこま’は‘さきこま’を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。トマ...
要約 '盛岡交29号'は`さきこま'を上回る多収性と果実品質を持ち、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で、萎ちょう病・半身萎ちょう病に対する複合病害抵抗性を持つ、ジュース向き加工用トマトである。 ...
早期高糖性で新植多収のさとうきび新品種候補「RK89-1010」
要約 さとうきび新品種候補「RK89-1010」は新植多収、早期高糖性で品質が優れている。茎は直立性で中太茎、易脱葉性であることから人力及び機械収穫のいずれの収穫方式にも適する。 背景・ねらい 宮古・八重山地...
耐冷性の強いコンバイン収穫向きだいず新品種候補系統「十育227号」
要約 「十育227号」の子実は褐目中粒で、「キタムスメ」に比較して成熟期が約1週間早く、収量は同品種並であり、耐冷性はやや優る。耐倒伏性は「キタムスメより強く、密植栽培による増収効果が大きい。裂莢性...
要約 ぶどう「サニールージュ」は、60%開花時から100%開花2日後の間と満開10~20日後の間の2回、ジベレリン25ppmで花房(果房)浸漬処理することで、商品価値の高い無核果房が得られる。また、省力化を図るた...
シグモイドタイプ被覆尿素を用いた全量基肥による不耕起乾田直播の低投入型栽培法
要約 不耕起乾田直播において、シグモイドタイプ被覆尿素を全量基肥施肥することで、入水期までの溶脱による環境負荷が軽減でき、追肥の省力化が図れるうえ、「岐108号」では増肥をしなくても耕起・移植栽培と同...
要約 翌年栽培する異品種との混種を防ぐためには、ほ場にこぼれた籾の腐敗・枯死率を高めるために収穫後すみやかに耕耘を行い、籾を土中に埋没し、ほ場を止水し、雨水で土壌水分を高める。さらに翌年の代かき時(...
要約 果実が大果で、食味は極めて良好、葉数、分けつ数が少なく、果数も比較的少なく、省力的特性をもつイチゴ新品種「彩のかおり」を育成した。 背景・ねらい 埼玉県のイチゴ栽培は促成栽培が主体であり、栽培さ...
小包(通称ハカマ)発生が少ないキヌサヤエンドウ新品種の育成経過とその特性
要約 キヌサヤエンドウの‘美笹’と‘W57’を交配し、F2 ~F6 まで試験管内で世代促進し、その後、圃場で選抜をすすめ、‘美笹’と比較して、莢の特性、収量がほぼ同じであり、果柄に小包発生が少ない品種‘紀州絹莢...
要約 ‘さきこま’は多収で、ジョイントレス果柄を持つため省力収穫が可能で萎ちょう病(レース1・2)、半身萎ちょう病に抵抗性を有するジュース向き加工用トマト品種である。 キーワード ‘さきこま’、省力収穫...