要約 移動式回転蔟懸垂装置を導入することにより、蔟懸垂時に蔟器を持ち運ぶ手間を省き、また営繭後は回転蔟を詰めることにより収繭スペースを作り、収繭作業の省力化が図られる。 背景・ねらい 養蚕作業の中で上...
要約 水田圃場で作業機械による各種の作業を行う場合、圃場の分散状況及び圃場形状が作業時間・作業効率におよぼす影響を分析するためのシミュレーション・システムを作成するとともに、実際の農家圃場を対象とし...
要約 土地利用型野菜作経営の雇用確保にあたっては、被雇用者の多くが望む賃金水準向上及び雇用・労災保険加入以外にも、年間就業期間8ヵ月以上への延長なパートタイム制導入など経営側の配慮が望まれる。 背景・...
要約 水稲の作付規模別生産費データ(労働費を除く)に基づくエネルギー収支の実態によれば、産出/投入比は全国販売農家では5~10ha層付近、協業経営体では15ha以上の層で最大値を示す。 背景・ねらい 農業構造の変...
宮城県北部平坦地域における水稲の苗の種類と移植時期の組合せによる出穂期等の変動範囲
要約 ササニシキ及びひとめぼれの苗の種類と移植時期を組合せた場合の出穂期等の変動範囲を明らかにし、各組み合わせにおける収量及び玄米品質の期待値を示した。 背景・ねらい 稲作の経営規模拡大や気象災害を回...
要約 中山間地域における土地利用型水田酪農経営の安定化には、圃場分散性など土地基盤整備による飼料基盤の拡充が不可欠である。また、中山間地域という土地条件が施設の設置場所を規制するため、頭数規模拡大に...
要約 [要約〕中山間傾斜地では既存作目の衰退と人工林化の進行が顕著であるが、現存する耕地は集約的に管理され、周囲も一定の環境管理が施されている。しかし、今後は地域労働力の減少に対応した小規模基盤整備...
要約 農協信用事業と他業態金融機関との競合の実態を,統計資料とアンケート調査をつうじて把握するとともに,農協信用事業の特性を明らかにし,それをもとに農協の競合問題への対応方策について整理した。 背景...
1990年農業センサスよりみた農業構造の展望――西暦2000年の農家構成の予測――
要約 1985年から1990年にかけての経営規模別・就業状態別・農業専従者の年齢階層別の農家戸数の移動を分析した。この移動状態に基づく移動確率行列によって西暦2000年の規模・状態・年齢階層別農家戸数を予測した...
要約 農協の金融自由化対応の差は,地域,規模などの類型の相違のみでは説明できず,農協の経営姿勢,地域開発等への取り組みの状況など,経営体制等の主体的条件にも十分留意すべきことが明らかになった。 背景...
都市農業と都市農地問題──首都圏ゾーニング下の専業的農業の実態を中心に──
要約 計画的都市農業と経過的都市農業の2類型に分けて,都市農業の実態を分析し,都市地域に存在する農業・農地が農業生産をはじめ多面的な役割を果たしていることを明らかにし,都市農業,都市農地を都市計画上...
要約 1990年センサスを主として用い,農家労働力を核労働力,非核労働力に分類し,それぞれの世代別にその就業行動の特徴を明らかにした。同時に農家労働力の今後の展望を行なった。 背景・ねらい 農家は就業経験...
要約 戦前期の日本農村で,農家の子弟に対する農業補習教育の展開過程とその意義を実証的に検討し,運営は集落の伝統と機能に依存して行われ,農会の技術普及事業と密接な関連をもった教育により,農家の後継者の...
農業構造の変化と農地利用・農地貸借――1990年センサス分析――
要約 あとつぎの他出等で農家の変容が進み,農地の出し手が増加する中で平地農業地域では大面積経営の増加等の構造変化が進んでいるが,農業の担い手の弱体化が著しい。とくに西日本の中山間地域では農地の荒廃・...
要約 農業センサスにより1980~90年間のわが国農用地の変化を分析した。分析対象として,耕作放棄地と不作付田の動向に焦点をあて,その地域性を都市・平地対中山間という視点から明らかにした。 背景・ねらい 90...
市町村農政担当者が見る農業の将来展望に関するアンケート調査結果
要約 市町村農政担当者へのアンケート調査により,10年後に予想される農業構造の変化と将来の担い手の展望,およびその上での市町村の農業施策の方向性について,農業地域別,農業地域類型別に解明し,21世紀...
要約 全国の稲作農家を対象に,後継者問題,10年後の農業経営の姿,集落の農業について質問したアンケートの分析である。10年後の経営は,現状維持の農家が多いものの,規模縮小・離農農家も3割程度と高い割合に...
要約 バンカーサイロにおいて、材料の詰込み作業およびサイレージの取り出し作業をコンピュータ制御により自動的に行う装置を開発した。本装置により、良質サイレージの調製と詰込み・取出し作業の省力化が達成で...
農村地域活性化のための地域産業連関表の作成とその応用――伊豆松崎町における事例――
要約 農村地域活性化のための諸施策の有効性を経済的に評価するために,静岡県松崎町をモデルとして町を単位とする産業連関表を作成した。またこれを用いて観光産業の町経済へ与える波及効果及び農林漁業へ与える...
要約 高架作業車・幹刈機を使用した省力作業体系により、たばこ作作業の労働ピークとなる7・8月の作業の省力化を図れる。このことから、たばこ作栽培の規模拡大が可能となり、所得の増大を図ることができる。 背...