回転搬送機構により土塊の除去ができる拾上機と運搬車によるサトイモ拾上・収容体系
要約 歩行型タマネギピッカーをベースに改造した回転搬送機構を有する拾上機と運搬車によるサトイモの拾上・収容体系である。畝上のサトイモを拾い上げた後、土塊が除去されたサトイモが運搬車上のフレキシブルコ...
フォールアウト後に新植したクリ・温州ミカン・カキの放射性セシウムの移行係数
要約 放射性物質が降下した樹園地に定植したクリ、温州ミカンおよびカキの移行係数は10-4~10-3の範囲である。また、カキ果実の137Cs濃度に、定植時の表土管理方法(耕うん、表土剥土、表土戻し)は影響しない。 キ...
熊本県におけるELISA法を用いた麻痺性貝毒のモニタリング体制の構築
要約 熊本県におけるELISA法による麻痺性貝毒のスクリーニング(一次)検査体制を構築するために、県内9海域の二枚貝(カキ、アサリ)についてELISA法及び公定法との分析結果を比較した。その結果、ELISA法での分...
要約 果物の家計消費が長期的な減少傾向にある中で贈答用果物への支出は一定水準を維持しており、その市場規模は約2,670億円と推計される。特に、果物生産地における地元消費者の贈答利用が顕著であり、果物の販...
要約 「富有」を雨よけ栽培することで、収穫時期を1ヶ月遅らせて贈答用高級果実として出荷できる。樹上で生育する期間が長くなるため、果実が大きく、果色が良く、糖度も高くなる。併せて防虫ネットをハウスサイ...
要約 加温条件下で播種しポット育苗した台木に子葉等を残して切接ぎを行う方法で、台木の播種から1年以内の苗生産ができる。 キーワード カキ、接ぎ木方法、ポット育苗、台木、穂木 背景・ねらい カキ苗の生産は...
要約 カキ「早秋」の日持ち性は収穫時期との関係が高く、果色とは関係が低い。収穫時期が早いほど日持ち性が悪いが、10月以降は果色が進んでも日持ち性は良い。また、中間台木の有無による差は少ない。 キーワー...
1-MCP(1-methylcyclopropene)処理柿のあんぽ柿加工時の渋の推移について
要約 1-MCP処理した‘西条’の材料柿を用いてあんぽ柿を製造すると、渋抜けが悪くなり、硫黄燻蒸でさらに強まった。他品種でも同様な傾向が見られるものもあることから、あんぽ柿または干し柿材料における1-MCP処理...
要約 カキ「刀根早生」の自発休眠覚醒には3~15℃の温度が有効であり、特に5~8℃の温度の効果が高い。この結果に基づいて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した。 キーワード カキ、刀根早生、自発休眠覚醒、...
要約 カキ「朱鷺乙女」は、果実の成熟進行と果皮色との間に強い相関関係があり、収穫は、糖度と日持ち日数の目標に応じた果頂部とていあ部の果皮色を基準として行うことにより、高品質果実の計画出荷が期待できる...
要約 カキ「西村早生」の樹上や収穫後急激に軟化する果実は、健全果に比べて呼吸量が多く、収穫直後からエチレンの発生がみられる。これらの軟化した果実は、後期肥大に伴うへたすきや果実内部が黒変する果芯黒変...
要約 「興津2号」を母親に、「花御所」を父親とする完全甘がき新品種「53-1」を育成した。「伊豆」に続いて収穫できる早生の甘がき品種で、果皮色が赤く、果実重も250g前後となり、直売に適する。 キーワー...
かき「前川次郎」のビニルハウス利用または不織布被覆による成熟抑制
要約 かき「前川次郎」の着色開始期からビニルハウスまたは不織布で樹体を被覆し、保温することにより、成熟が抑制され、出荷期を遅らせることができる。 背景・ねらい かき生産においては、収穫最盛期に出荷が集...
要約 かき「新秋」を、2月1日頃から最低温度15℃ 、最高温度28℃で加温ハウス栽培すると9月上旬に糖度20度の高品質果実を、毎年たくさん安定して収穫することができる。 背景・ねらい
かきは日本の秋を彩る代表...
要約 カキ‘西条’の施設栽培で、電照(蛍光灯を125灯/10a)と保温(最低気温12℃)を行うことによって、葉色の低下や落葉時期を遅くし、さらに、着色の進行を緩やかにして果実品質を維持しながら収穫時期を遅くで...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...
要約 かき「富有」を9月下旬(着色開始期)からビニルハウスで被覆保温し、中の最高温度を20-30℃の範囲で管理をすると、成熟が抑制され、12月中旬に収穫できる。さらに、生育期間の延長により果実も大果となる。 ...
要約 かき「前川次郎」は9月(満開後100~120日)以降、日中温度を30℃夜間温度を25℃にすることで、着色・成熟が抑制できる。 背景・ねらい かき「前川次郎」の歳末時期の出荷は収穫時期の分散、高収益化及び労働...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
要約 格外品等の甘がき果実を利用して、ツマ状に裁断し0.1%のパントテン酸カルシウム溶液に3時間浸漬し、切片を低温通風乾燥機(20~35℃)で24時間以上乾燥させて粉砕するとほのかな香りと甘みがある粉末ができ、...