要約 フィターゼ添加の低リン飼料給与した、養豚経営から排出される尿汚水及び発酵処理した堆肥中のリンは一般飼料給与の経営と比べ低い。長崎県畜産試験場・養豚科 背景・ねらい 閉鎖海域や湖沼の富栄養化防止に...
アンモニア資化菌添加による堆肥発酵促進効果およびアンモニアの発生抑制
要約 堆肥の製造過程において発生するアンモニアを低減させるために、アンモニア資化能力の高い微生物を分離し、これを増殖培養した培養液を豚ぷんに添加すると、小型堆肥化装置における試験ではアンモニアの発生...
要約 肉豚事故率の高い養豚一貫経営ほど肉付で格落する枝肉の比率が高く、逆に肉豚事故率の低い養豚一貫経営は脂肪付着の厚い理由(肩厚、背厚、腰厚および全体被覆)で格落する枝肉の比率が高い。 背景・ねらい ...
フィターゼ及び必須アミノ酸添加による豚糞尿中リン及び窒素排泄量低減効果
要約 低タンパク質・低リン飼料へのフィターゼ及び必須アミノ酸添加は、リン消化率を大幅に向上させ、窒素及びリン排泄量を有意に同時低減することができる。 背景・ねらい 家畜糞尿中へ排泄されるリン及び窒素は...
要約 肉豚事故率の高い養豚一貫経営ほど、肉豚1頭当たりに対する飼料給与量は多く、これに伴い飼料要求率は高くなった。発育期別では子豚期の飼料給与量が多く、逆に肉豚期の飼料給与量は少なかった。また、枝肉...
アメリカ農業における垂直的調整の増大傾向とバイオテクノロジーとの関連性
要約 アメリカ農業では,垂直的調整が様々な作目で一般化すると共に,大規模経営において多用される傾向がある。また遺伝子組換え作物による品質改良作物の流通や,組換え農産物回避志向が,分別管理システムなど...
要約 同時に生まれた3腹の子豚に生時体重別に哺乳させるグループ哺乳をすることにより、離乳時体重の斉一性が有意に改善できる。 背景・ねらい 近年、養豚経営は規模の拡大が進み、子豚及び肉豚は群による管理...
福岡県内で生産される鶏ふん堆肥と豚ふん堆肥の肥料成分及び水分含量
要約 副資材を含まない鶏ふん堆肥及び豚ふん堆肥の肥料成分は、福岡県技術指標の乾燥ふんの値に比べてりん酸、加里、石灰、苦土含量が高い。また、チップまたはオガクズを含む堆肥に比べ、りん酸、石灰含量が高く...
要約 生体重70kgから豚にヨモギを1~3%添加した飼料を給与すると、背脂肪厚、赤肉中粗脂肪含量及び腸内内容物中の大腸菌群数が低くなる。ロース肉の官能検査では、ヨモギ 3%添加飼料を給与した場合サッパリしてお...
要約 早期離乳した経産母豚の発情回帰日数および次産分娩成績は、通常離乳(21日齢)母豚と差がみられなかったが、授乳期間中の体重減少の程度により発情回帰の遅延がみとめられた。 背景・ねらい 早期離乳・隔離...
要約 野外における豚コレラの発生を想定し,豚コレラワクチン未接種の養豚一貫経営農家における損失額の推定を行なった。経営における豚コレラの総損失額は,繁殖雌豚頭数および月平均売上高をそれぞれ用いた...
要約 飼養環境の違いがSPF由来豚の豚肉品質に及ぼす影響を調査したところ、SPF環境で飼育された豚は一般環境で飼育された豚に比べ発育が早く、その肉は官能的に軟らかいことが明らかとなった。 背景・ねら...
要約 肉用牛繁殖牛を用いて発酵床方式を試行し、発酵床の維持管理法を検討した。発酵維持のためには、週1回の表層撹拌と敷料追加が効果的であった。敷料資材としてはオガクズよりモミガラが発酵促進の観点で優れ...
要約 食品廃棄物を主原料とて、豚肥育後期用及び岡山地どり用の乳酸菌による発酵飼料の製造が可能である。この発酵飼料を給与することで、市販配合飼料と同等の生産性が得られる。 背景・ねらい 生活様式の多様...
要約 地域特産豚肉を開発する目的で、食味を重視した豚の系統造成を行った。方法として豚肉の食味の優れた3品種(北京黒豚、バークシャー、デュロック)を用い、 系統造成開始前に3品種を交雑し、これを基礎繁殖...
要約 パン屑の給与農家を調査したところ、肥育成績、と体成績、肉および脂肪の質は特に問題なく、飼料費の低減による経済効果が認められた。パン屑発生量の季節的変動に対処するため、パン屑飼料の保存性向上と地...
要約 岐阜、愛知、三重3県のアンケート調査データの解析によると、大規模家族経営における規模拡大志向は、後継者の就農可能性、農業地域条件、経営者の職歴、雇用の有無等に影響される。 背景・ねらい わが国農...
要約 年間子豚離乳頭数の多い階層ほど、年間分娩回数および分娩時の子豚哺乳頭数に優れ、繁殖技術のレベルが高い.これに伴い、枝肉生産費は低く、所得は高かった. 背景・ねらい 養豚一貫経営において、枝肉生産費...
要約 家畜ふん堆肥を原料としたペレット肥料を用いて普通期「ヒノヒカリ」を栽培する場合,基肥窒素量2.25kg/a相当量を連用することで慣行と同等の収量を得ることができるが,早期「コシヒカリ」では,有機物の無機...
要約 大ヨークシャー種雌にイノシシ雄を交配したイノブタと大ヨークシャー種の豚を 105kgで比較すると、枝肉歩留、背脂肪厚に差はない。肉質は豚に比べて保水性が高く、肉色は赤色度が高い。官能評価の結果では、...