要約 シロサポテ品種「クシオ」の果実は、肥大停止後も果肉糖度および乾物重割合が上昇する。渋み成分であるポリフェノールの含量は、果実成熟後期も緩やかに減少する。収穫適期は受粉後200日以降である。 背景...
背景・ねらい
佐賀県沿岸域では、これまでほとんど生息していなかったガンガゼが、平成14年以降は急激な増加がみられている。ガンガゼが増加している海域では、小規模ながら食害による藻場の枯渇(磯焼け...
要約 そば「北陸3号」は阿蘇地域で5月下旬に播種すると梅雨明けの7月下旬に成熟期に達し、夏の新蕎麦出荷が可能である。収量は安定しており、蕎麦の外観と香り、食味は優れる。 キーワード 夏そば、高品質、良食...
要約 「ソルダム」の完熟果(7分着色)は、4~6分着色で収穫した果実に比べ、果肉着色や食味が優れており、物産館等への地産地消向け商材として、有利販売が期待できる。 キーワード スモモ、ソルダム、完熟果、...
要約 エダマメから生のまま子実を取り出す小型自動莢剥き機を開発した。本装置は毎時30~40kgの生莢実を剥き豆に処理することができ、エダマメの加工用途を広げることができる。また、茶豆系等の損傷を受け...
要約 セイヨウナシ「オーロラ」は、2~5度Cで7日間以上予冷後、20度C以下で追熟すると揃いがよく、食味が良好となる。収穫後の2度C冷蔵による貯蔵期間は20日間以内が望ましい。 キーワード セイヨウナシ、「...
要約 三池高菜を磨砕し、植物から分離した植物性乳酸菌で乳酸発酵すると、アンギオテンシン I 変換酵素(ACE)活性阻害能およびγ-アミノ酪酸(GABA)含有量が高い乳酸発酵物が得られる。乳酸発酵物の機能性は加熱...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
要約 規格外バレイショを飼料原料とした混合サイレージを肥育豚(60~110kg)に給与することで、市販配合飼料給与より発育は劣るが、筋肉内脂肪含量が高い豚肉を生産できる。また、その豚肉は通常の豚肉より香り(...
水稲「コシヒカリ」の中生同質遺伝子系統新品種「関東HD2号」
要約 水稲品種「関東HD2号」は、「コシヒカリ」の遺伝的背景にインド型品種「Kasalath」由来の出穂性QTL「qDTH8」(Hd5)を有する中生熟期の同質遺伝子系統である。出穂期は、育成地では「コシヒカリ」より1...
要約 「オーロラブラック」に発芽促進処理(発芽促進剤、ポリ早期被覆)、着果管理(小房化、着果制限)、 ホルモン処理(満開期1回処理または肥大処理をフルメットで処理)を組み合わせることにより、 トンネル...
要約 9月上旬に収穫できるエダマメ新品種「紫ずきん2号」は、「紫ずきん」と同程度の食味と莢の 大きさで、ダイズモザイクウイルスに起因する莢茶しみ症が発生しない。草姿は「紫ずきん」より コンパクトで、密...
ばれいしょ「インカのめざめ」から芽条変異した新品種候補「北海98号」
要約 ばれいしょ「北海98号」は、カロテノイド系色素を含み、橙肉でナッツ風味がある美味しい2倍体品種「インカのめざめ」の芽条変異系統で、茎色は紫、いもの皮色が赤で「インカのめざめ」とは異なる外観を呈す...
要約 北海道産のたまねぎ極早生品種は辛みが少なく良食味である。この極早生品種を8月上旬から安定出荷するための育苗法・栽培管理法を提案する。 キーワード たまねぎ、極早生品種、ピルビン酸、栽培技術指針 ...
高ビタミンC・萎黄病・黒腐病抵抗性キャベツ新品種「YRSE2号」の育成
要約 キャベツ萎黄病・黒腐病に抵抗性を有し、高温期に安定した結球性を示すキャベツ品種「YRSE2号」を育成した。「YRSE2号」は長野県内に広く作付けされている品種に比べ、ビタミンC含量が多い。また県内の8...
要約 モモ新品種候補「ひめこなつ」は、早生個体の「182-3」の自然交雑実生から選抜した。成熟日数は60日余りで、「ちよひめ」より約10日早く収穫出来る極早生であり、果肉は黄色で糖度は比較的高く、酸味が少な...
要約 肥育期(30~110kg)の飼料に、乾燥パン屑と乾燥豆腐粕を各10%づつ代替して給与することで、発育、肉質・脂質及び食味に影響なく、飼料費の低減が図れる。 キーワード 低コスト、リサイクル、食品製造副産...
要約 満開予定14日前(実績満開12~13日前)にストレプトマイシン散布、満開3日後に1回目ジベレリン処理で「藤稔」の種なしで良い形の房ができる。また、2回目処理時に、ホルクロルフェニュロン液剤5~10ppm加...
イチゴ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培での夜冷短日処理時期と年内早期収量
要約 ‘紅ほっぺ’の高設ベンチ栽培で、高単価が期待される年内早期収量を高めるには、6月下旬に夜冷短日処理を開始し、花芽分化確認後の7月第4半旬までに定植を行う。これにより、9月10日前後から収穫が開始され、...
要約 北海道米の製品販売量に対する用途別の仕向け割合は、政府米を除くと業務用48%、家庭用39%、加工原材料用14%と推計される。業務用を中心とした「きらら397」「ななつぼし」などの大量ロットに基づく大口...