測定・分析技術[分析・データ管理技術] and [DNAマーカー]
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要約 「さちのか」に由来するイチゴうどんこ病(レース0)抵抗性は、単一の主働遺伝子に支配され、開発したDNAマーカーIB535110を用いて抵抗性個体を効率よく高精度に選抜できる。 キーワード イチゴ、うどんこ病抵...
要約 イントロンもしくは単純反復配列周辺に設計したプライマー10組により増幅されるススキとオギそれぞれに種特異的なDNA 断片は、両種間の雑種を同定するためのDNAマーカーとして利用できる。 キーワード スス...
要約 鹿児島県麓川沿いには約2.8 kmにわたりススキとオギの三倍体種間雑種が自生している。本集団は4つの遺伝子型で構成され、2つの遺伝子型が大半を占める。遺伝子型毎にまとまった地理的分布を示し、遺伝子型に...
要約 「悠白」と「サラホワイト」は加工品の臭いや黄変の原因となる4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノレートを含まないF1品種である。「悠白」は漬物原料用に、「サラホワイト」は大根おろし等の生食...
キュウリ黄化えそ病抵抗性を支配するQTLの同定および選抜マーカー
要約 キュウリ系統27028930が有する黄化えそ病抵抗性には3個のQTLが関与する。うち第3染色体に検出されたQTL近傍のDNAマーカーを用いることで、黄化えそ病抵抗性「きゅうり中間母本農7号」と罹病性品種との交雑後...
要約 ナス系統LS1934が有する半枯病抵抗性は第2染色体末端の遺伝子座FM1によって支配されている。同遺伝子座は2つのSSRマーカーによって選抜可能である。 キーワード ナス、半枯病抵抗性、土壌伝染性病害、育種選...
インド型イネの遺伝的背景で広い窒素栄養濃度域で効率良く根を伸長させるQTL
要約 インド型イネ品種IR64の遺伝的背景をもつ染色体挿入系統YTH183は根の伸長に関する量的形質遺伝子座(QTL)qRL6.4-YP5を有する。qRL6.4-YP5をIR64の遺伝的背景に導入した準同質遺伝子系統は...
要約 蒸煮大豆の硬さに関与する効果が大きいQTLは第3染色体上に座乗する。QTL領域に開発した2つのDNAマーカーは蒸煮大豆の硬さの判別に有用である。 キーワード ダイズ、QTL、DNA マーカー、加工適性、蒸煮硬度 ...
要約 大豆のラッカセイわい化ウイルス(PSV)に対する抵抗性遺伝子は第7染色体上に座乗する。主なPSV抵抗性品種の抵抗性もこの座にあり、近傍DNAマーカーは品種育成における抵抗性品種・系統の選抜に利用できる。 ...
サツマイモ二倍体近縁野生種Ipomoea trifidaのゲノム配列情報
要約 サツマイモ近縁野生種Ipomoea trifidaの固定系統Mx23Hmのゲノム解読で得られた512.9メガ塩基対のDNA配列中には、62,403箇所の遺伝子領域が存在する。ゲノム配列情報および遺伝子情報はデータベース...
「ハイスターチ」のサツマイモネコブセンチュウ抵抗性遺伝子保持系統選抜用DNAマーカー
要約 DNAマーカーE33およびE41は、「ハイスターチ」の後代において、サツマイモネコブセンチュウレースSP1およびSP2に対する抵抗性系統の推定と選抜に利用することができる。 キーワード サツマイモ、サツマイモ...
要約 ライグラスの新規いもち病抵抗性遺伝子LmPi2はライグラス第3連鎖群に座乗し、単独でいもち病抵抗性を制御する。 キーワード いもち病、QTL解析、抵抗性遺伝子座、DNAマーカー、ライグラス 背景・ね...
CAPSマーカーおよびSNPマーカーで構築されるカンキツの標準連鎖地図
要約 本連鎖地図は、カンキツの発現遺伝子の塩基配列をもとに開発したCAPSとSNPなどのDNAマーカーによって構成される。各マーカーの配列などの遺伝子情報によりクレメンティンのゲノムシーケンスと比較でき、カン...
リンゴの収穫期など複雑な果実形質を支配する主要なQTLの同定
要約 リンゴの収穫期を制御するQTLのひとつが、収穫前落果性のQTLとほぼ同位置にあり、早生性と落果性は連鎖して子孫に遺伝する。また、果汁褐変性を制御するQTLは酸度のQTLとほぼ同位置にあり、果汁が褐変しにく...
要約 本連鎖地図は、発現遺伝子情報に由来するSNPマーカーを主として構築された、ニホンナシ「豊水」の高密度連鎖地図である。ニホンナシゲノムの大部分をカバーしていると考えられ、リンゴやセイヨウナシ標準連...
要約 二倍体欧米雑種ブドウの果皮アントシアニン含有量に関連する遺伝子座は、既知のMYB遺伝子座以外に2つ存在する。この2つの遺伝子座は、MYB遺伝子座とは異なる第8および第14連鎖群に座乗する。 キーワード 欧...
要約 ニホンナシの第3、15染色体に同定された収穫期を支配する2種類の主要QTLおよび第8染色体に同定された果皮色を支配する主要QTLの近接マーカーを利用することにより、収穫期および果皮色の早期選抜が可能であ...
「サチユタカ」に難裂莢性を導入した大豆新品種「サチユタカA1号」
要約 「サチユタカA1号」は、近畿中国地域の主力品種「サチユタカ」に難裂莢性を導入した品種で、成熟期・品質などの特性はほぼ同じである。成熟しても裂莢しにくいので、コンバイン収穫の場合に収穫ロスが少なく...
コシヒカリ環1号を判別できる DNA マーカーとその利用方法に関するマニュアル(ver1.0)を公開
要約 コシヒカリ環1号と他の品種を判別できる DNA マーカー情報とその利用方法を公開しました。この判別マーカーを用いることで、効率的な個体選抜が可能となり、様々な品種を容易に低カドミウムタイプに変える...
熱帯のイネ品種の遺伝的背景を持つ早朝開花性準同質遺伝子系統の育成
要約 インド型品種IR64を遺伝的背景にイネ野生種Oryza officinalisに由来し第3染色体に座乗するQTL(qEMF3)を導入した準同質遺伝子系統IR64+qEMF3は、IR64に比べ熱帯での圃場条件では...