要約 キャベツの春まき栽培ではコナガ発生予測システムによる防除開始を6月からとする。防除間隔決定には簡易モニタリング法(中心・結球部被害指数0.4~0.5)を活用する。晩春まき、初夏まきは粒剤施用を基本とし...
要約 品種候補として期待されるテンサイ褐斑病抵抗性“強”系統を用いて,薬剤散布法を検討したところ,抵抗性“弱”品種に比べ,薬剤散布開始時期の遅延および薬剤散布間隔の延長ができるので,散布回数は,1~2回...
要約 一定間隔で植え付けられている作物の2値画像から、設定されている条間と株間の値を用いて、作物位置を推定し、画像処理により高速かつ高精度に作物と雑草を識別できる手法である。 背景・ねらい 環境への配...
要約 長崎県下のバレイショ栽培圃場からメタラキシル剤に耐性のジャガイモ疫病菌が分離された。県下各地より得た疫病菌は17菌株中12菌株が耐性を示し、耐性菌に対するメタラキシルのMIC値はいずれも200μg/ml以上...
要約 乳房への細菌感染とほぼ同時に乳汁中に浸潤してくる貪食白血球に着目し,それが放出する化学発光量を判定指標とした乳房炎早期診断法を開発した。 要約(英語) Mastitis is the number one disease in ...
要約 Xanthomonas属細菌の16S-23SrDNAのITS領域の塩基配列を比較し、イネ白葉枯病菌に特異的なPCRプライマーを作製した。本プライマーを用いたPCRにより、無病徴の植物体からも迅速に病原細菌を検出で...
要約 アブラナ科野菜のハイマダラノメイガの防除は生育初期が重要である。誘致植物としてハクサイの幼苗や、クレオメ(フウチョウソウ科)を用い、その新芽の被害推移を調査することにより発生モニタリングが可能...
イモゾウムシ雌成虫の体表面に存在する接触刺激性の性フェロモン
要約 イモゾウムシの雄成虫は雌成虫体表面に存在する接触刺激性物質に反応して配偶行動を開始し交尾に至る。沖縄県農業試験場・病虫部・害虫研究室 背景・ねらい 現在、イモゾウムシの発生密度を推定するためには...
青色粘着板による夏秋トマトのヒラズハナアザミウマの発生モニタリング
要約 青色粘着板をトマトハウスの外に設置することにより簡便にヒラズハナアザミウマの発生状況をモニタリングできる。これにより、急増期の把握が可能で、防除開始期を判定する目安として利用できる。 背景・ね...
黄色粘着トラップを用いたカンザワハダニ発生量の簡易モニタリング法
要約 黄色粘着トラップを茶摘採面上に粘着面を上向きに24時間設置するだけで、4月以降茶生育期のカンザワハダニ発生量を簡単にモニタリングすることができる。 背景・ねらい カンザワハダニは茶病害虫の中で最も...
イネミズゾウムシ・アカヒゲホソミドリメクラガメの防除要否判定モニタリング法の改良
要約 イネミズゾウムシ成虫密度の調査適期は積算温度(13.8℃以上)で70~100日度の期間である。調査株数50株で食害株率70%に達するか否かで防除要否を判定する。また、アカヒゲホソミドリメクラガメは、好適植物の...
薬剤解毒酵素遺伝子の構造解析及びその発現量比較による抵抗性ワタアブラムシの識別
要約
要約 放牧牛が一日に数回飲水する習性を利用して、飲水場へ進入した牛に薬液を自動塗布する薬液塗布装置である。本装置は、進入した牛を識別して塗布適期を判断し、測定した体重から適正な薬液量を算出して、背線...
胞子トラップ法及び選択培地を用いた灰色かび病薬剤耐性菌のモニタリング法
要約 塩素酸カリウム及び検定薬剤を添加し選択性を向上させた灰色かび病菌選択培地(SBc)を用い、吸引式胞子採集器でサンプリングした結果、簡易、迅速に薬剤別の耐性菌のモニタリングが可能で、防除薬剤の選定に...
要約 豚胸膜肺炎菌を高感度で検出し,12血清型を5つのグループに型別するPCR-RFLP法を確立した。 要約(英語) To establish a method for specific detection and typing of A. pleuropneumoniae, we invest...
ギョウジャニンニクに発生した新病害、白色疫病とすすかび病(新称)
要約 ギョウジャニンニクで2種の新病害の発生が確認された。1つは融雪後3月下旬頃から発生し、葉に白色の比較的大きな病斑を形成するPhytophthora porriによる白色疫病であり、2つ目は5月上旬より発生し、...
てんさいのヨトウガ第2世代に対する防除時期決定のためのモニタリング法
要約 てんさいのヨトウガ第2世代の防除時期は、50株調査で被害株率が50%に到達したときである。また、その防除時期を決定するための調査期間は、8℃を発育下限温度とした4月1日からの有効積算温度で1050~1300日...
要約 生産者自らが防除要否を判定し、発生量に対応した適切な防除が実施できるよう、簡便な防除要否判定法を開発した。調査時期予測法を明らかにしたことと、逐次抽出調査法を取り入れて調査を大幅に簡略化したこ...
要約 PSによる圃場内の車両位置計測において、1周波受信のGPSでは測位誤差が大きいが、2周波受信のRTK-DGPSの測位誤差は5cm以下と良好である。測位時、移動局の受信感度は建物、圃場の凹凸、樹木の枝などによ...
要約 乗用管理機による液剤散布作業中に、オペレータが散布量を把握できる近接センサ、流量センサ、指示計からなる液剤散布量モニタリング装置を開発した。 背景・ねらい 大区画圃場において、防除・追肥作業の労...