葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
要約 ウンシュウミカン成葉の生葉の葉表1ケ所に光を照射し、拡散反射してきた近赤外スペクトルを測定する。1600~2300 nm波長域の二次微分吸光度と化学分析により実測した全窒素含量を使ってPLS回帰分析を行い、...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8 g / m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収...
要約 キクの点滴かん水施肥栽培において、生土容積法による土壌中の硝酸イオン濃度を50~100ppmを目安に施肥管理することで、窒素利用率が高まり、作付け後の養分の残存が少なく、良質な切り花が得られる。 キー...
葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
要約 青色シートを背景とし,デジタルカメラで撮影した樹体を画像解析することにより、繁茂指数が簡易に算出できる。この繁茂指数によって、わい性台りんご樹の窒素栄養状態が推定できる。葉面積指数との関係から...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8g/m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収穫...
要約 キタノカオリの子実タンパク質含有率12%を目標とした葉色診断において、穂揃期の葉色が52以上の時はそれ以上の追肥は行わず、50~52の時は穂揃期に3kg/10a、50未満の時は6kg/10a程度の追肥を行う。 キーワー...
即時制御灌水システムを導入したトマトの養液土耕栽培マニュアル
要約 養液土耕栽培におけるトマトを対象に、トマトの水分生理に適応した即時灌水制御と窒素の日施用量調節方式による効率的な栄養管理を組み合わせた施設トマトの栽培マニュアルを作成した。 キーワード 養液土耕...
夏秋トマト長段栽培における生育ステージ別施肥・かん水管理指針
要約 長段栽培(15段)におけるN施用量は15g弱/株(最大値は、6段花房開花期の180mg/日・株)、かん水量は200L/株(7~9段花房開花期の2.0L)程度が好ましいことがわかった。また、収穫開始から摘心期まで硝酸イオン...
要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...
要約 点滴灌水施肥栽培(養液土耕)における施肥量と養分吸収量、品質との関連を解析し、養分吸収量を把握した。切り花重68~84gの養分吸収量は、N:380~400mg、P2O5:100~120mg、K2O:810~870mg、CaO:140~20...
ウンシュウミカン着花量予測のためのデンプン診断の適正な採取時期と診断基準
要約 ウンシュウミカンの着花量を予測するためには、樹体内のデンプン含有率を、11月中旬~12月中旬の根(径5mm前後の中根)で分析することが適切である。「青島温州」の連年生産のための適正範囲は1~4%と推...
カルシウム剤葉面散布によるキウイフルーツ葉柄硝酸イオン濃度変化と果実糖度上昇
要約 キウイフルーツへの8~9月、3回のカルシウム剤葉面散布により、その後の葉柄汁液中硝酸イオン濃度の上昇が抑えられ、11月上旬に収穫した果実の追熟前、追熟後の果実糖度が上昇する。 キーワード キウイフル...
小型反射式光度計と樹体指標を使ったブドウ「巨峰」の果実品質の推定
要約 小型反射式光度計によるブドウ「巨峰」の葉柄汁液中の硝酸イオン濃度は、施肥量に影響され、新梢長、または新梢着生率とを組合わせると樹体の栄養状態を反映し、果実品質を改善するための指標となる。 キー...
要約 夏秋どりトマトの養液土耕において各生育時期の窒素施肥および栄養診断基準を 設定し、栄養診断に基づく肥培管理マニュアルを作成した。これにより慣行栽培と比べ多 収で経済性に優れ、減肥により環境負荷が...
トマト養液土耕栽培で初期の葉柄中硝酸濃度が果実品質に及ぼす影響
要約 トマトの養液土耕栽培において、初期の樹勢が強すぎると尻腐れ果と異常茎の発生が増加し、逆に弱すぎると角張った果実(通称、ピーマン果)の発生が増加する。この時の樹勢の強弱は葉柄中の硝酸濃度を測定す...
アルストロメリアの汁液硝酸およびカリウム濃度の変動とその要因
要約 アルストロメリア葉身汁液の硝酸およびカリウム濃度は施肥量を反映し、診断指標として利用可能である。しかし、特に硝酸濃度は採花量と連動した季節変動や年次変動など栄養状態以外の条件で変動する割合が大...
重粘土転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培における最適施肥・灌水量
要約 有明海沿岸部重粘土壌転換畑での促成トマトのかん水施肥栽培は、有効土層からの豊富な養水分の吸収により、窒素施肥量6~12kg/10a、灌水量12~24t/10aで慣行施肥栽培と同等の収量・品質が確保できる。 キー...
キウイフルーツ葉柄汁液中のカリウムイオン濃度と果実貯蔵性との関係
要約 キウイフルーツ「ヘイワード」の貯蔵中果実硬度と葉柄汁液中カリウムイオン濃度との間に負の相関が認められ、6月の葉柄汁液中カリウムイオン濃度が高くなると果実の貯蔵性が低下する。 キーワード キウイフ...