駆虫薬を投与した牛の糞は糞虫を誘引するとともに幼虫生存率を低下させる
要約 牛の寄生虫駆除薬に含まれるイベルメクチンは糞の中に排泄される。糞虫(食糞性コガネムシ類)の多くの種は、イベルメクチン濃度の高い牛糞に誘引される。イベルメクチン濃度が高い牛糞は、2種の糞虫(オオ...
要約 AHPの計算法を用い、鉢物取引の多い異なる地域の卸売市場間でのシクラメンの品質評価差異を分析した。中京の市場では外観品質の重要度が0.519と高い。一方、関西の市場は外観品質が0.382に対し、日持ち性...
要約 集落営農のように様々な対立軸がある意思決定の問題を総合的に関連づけて分析する手法として評点法を取り上げ、集落営農体制の再編事例に適用したところ、集落営農の簡易な意向把握法として十分有効であるこ...
豚・鶏ふん堆肥の品質評価を目的とした近赤外分析による易分解性有機物の推定
要約 豚及び鶏ふん堆肥について、近赤外分析法により高い精度で定量可能な有機物量及び酸性デタージェント繊維量の差である酸性デタージェント可溶有機物量を易分解性有機物量として推定し、これによる品質評価が...
駆虫薬を投与した牛の糞は糞虫を誘引するとともに幼虫生存率を低下させる
要約 牛の寄生虫駆除薬に含まれるイベルメクチンは糞の中に排泄される。糞虫(食糞性コガネムシ類)の多くの種は、イベルメクチン濃度の高い牛糞に誘引される。イベルメクチン濃度が高い牛糞は、2種の糞虫(オオ...
要約 完成から20年以上が経過した14ダムを対象に、現地調査を行い、ダムの特徴的な劣化現象を明らかにする。また、それらの劣化項目を整理し、目視によるダムの性能低下を判断するための日常点検表(案)を作成す...
生堆肥試料のスペクトルを用いた近赤外分光法による成分推定と品質判定
要約 近赤外分析法(NIRS)による堆肥中成分の推定において、生堆肥試料をビニール袋に直接、入れて測定したスペクトルを用いて、より迅速かつ簡易に実用的な精度で推定でき、発酵品質の判定もできる。 キーワー...
要約 岩手県における病害虫被害発生地域は、多変量解析手法により、病害の発生特徴から7グループに分類される。主要害虫の被害発生には地域性は認められない。また、グループ間で被害発生リスクに差が見られるの...
要約 減農薬栽培技術の評価は、技術導入に伴う生産リスクの視点(生産視点)、生産物の差別優位性に基づく消費価値の視点(消費視点)、環境に及ぼす負荷軽減としての公的価値の視点(環境視点)から総合的に行う...
要約 水蒸気蒸留法による揮発性脂肪酸含有量の簡易測定法を開発した。この方法によると農家豚糞堆肥の一部で高い値が検出され、中には低水分で熟成しているようにみえる性状のものも含まれる。 背景・ねらい 農家...
イチゴの花芽分化時期推定方法と実生の出蕾日による早晩性の簡易評価
要約 花芽分化開始期前後に定期的間隔をおいて複数の株を定植し、出蕾遅延株がみられなくなる定植日を、当該品種の花芽分化開始日とみなすことができる。また、実生の出蕾日は早晩性の簡易な評価基準として用いる...
要約 作業負担の強さや作業の難易度等を作業別に時給単価(仮想労賃)に置き換えて生産者から聞き取ることで、作業負担度の判定・評価ができる。また、この作業別仮想労賃単価をもとに家族労働費を算出すれば、作...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
要約 複数の株モデルで構成され、条間・株間情報を含んだテンプレートを作成し、圃場画像とのテンプレートマッチングを行うシンプルな方法で、車両の影や太陽光の反射などのノイズの影響を抑えながら、移植水稲の...
要約 堆肥中に含まれるアンモニア態窒素含量など臭気成分は、堆肥の品質評価の指標となるBODと高い相関関係にあり、堆肥の品質評価の指標として有用な成分である。これらの臭気成分は近赤外分析法により高精度に...
要約 堆肥施用基準と土壌水分量に基づく比で抽出した被検液についてpH・EC調整を行ったうえでコマツナ発芽試験を行うことにより、実際に堆肥を施用した場合とよく一致する結果が得られる。この改良法により、作物...
要約 薄層栽培条件下でのグラウンドカバープランツのマット形成特性を常緑性、病害虫耐性、被覆速度、引張り強度、落下試験による用土保持率の5評価基準により適否判定し、マット化有望28種を選定した。 キー...
近赤外分析法によるリグニンを指標とした家畜糞発酵堆肥の迅速な品質判定
要約 堆肥中に含まれるリグニン含量は、堆肥化過程において品質評価の指標となるBODと高い相関関係にあり,堆肥の品質評価の指標として有用な成分である。また、近赤外分析法によりリグニン含量は、高精度に分析...
要約 主要果樹の樹園地評価基準を作成した。評価は、樹園地を自然条件と土壌条件、作業条件、樹体条件に分類し、17項目のウェイト値に評価しようとする園の状態別ウェイトをそれぞれ乗算し、その合計値をもって点...
りんごM.9ナガノ台木の発根量評価基準の作成と台木の品質評価
要約 取り木によって繁殖したM.9ナガノ台木は、発根量評価指標により発根指数2.0(秋根が多く、春根も2~3本発出)以上で、かつ台木直径が9mm以上であれば、揚げ接ぎして良質な苗木育成に利用できる。 背景・ねらい...