要約 大粒大麦の加工適性を決定する白度と搗精時間(硬度)は、出穂後一定期間は日数の経過と共に向上する。横断面の硬質部(ガラス質部)割合が少なく、粒厚が大きく、窒素施肥量が少ないと加工適性は優れる傾向...
要約 牛脂肪に対して光ファイバ分光測光法を適用して、脂肪の見栄えなどに影響する主な要因を簡易に解析、評価することができ、脂肪の理化学的性状が迅速に推定可能である。 背景・ねらい 国内の肉用牛生産にと...
小麦容積重の測定方式間差異およびフォーリングナンバーとアミログラム最高粘度の関係
要約 ブラウエル穀粒計による小麦の容積重は、リットル重測定器による値より約25g重い。フォーリングナンバーとアミログラム最高粘度の相関は高くないが、最高粘度が概ね300(低アミロース系統では700)を下回る...
要約 乳用種去勢牛において、8カ月齢から15カ月齢までの肥育前期~中期に、粕類を利用して栄養水準(TDN、NDF)を変え、20カ月齢まで肥育しても、枝肉成績や肉質に顕著な影響はみられない。 背景・ねらい ...
要約 三重県内および名古屋市内の園芸店・生花店における花き(鉢もの・花壇用苗もの)の評価基準と重要度についてAHPの計算を利用した一対比較法を用い分析した。その結果、「品質の良さ」が最も重視され、その...
卸売市場におけるメロン・スイカ・イチゴ・トマトの品質評価重要度
要約 メロン、スイカ、イチゴ、トマトを対象に、関東、東海、関西の卸売市場における品質評価基準の重要度を分析したところ、甘味の重要度が高い。また、卸売市場間での評価基準重要度の差異も認められることから...
要約 生産から消費(試験場、生産団体、卸売市場、量販店、消費者)に至る青果物(トマト、イチゴ、ミカン)の品質評価を計量的に解析した。卸売市場の重要度は量販店や料理教員の消費者側評価と大きく異なり保守...
卸売市場における青果物産地評価モデルとマトリックス産地戦略モデルの構築
要約 卸売市場における青果物の産地評価に関するAHP評価モデルと、この計測結果を用いたマトリックス産地戦略モデルを計量的に構築した。これにより卸売市場における競合産地に対する当該産地の品質、出荷数量、...
要約 測色計を用いた葉色値により,イネ体のいもち病感受性程度を評価できる。コシヒカリ,ササニシキでは葉色値(明度)が38~39以下ではいもち病感受性が高くなる場合がある。 背景・ねらい 近年,いもち病抵抗性弱...
要約 メロン果肉の糖度変化と相関の強い吸収波長を見いだし、その波長の干渉フィルターを付けた冷却CCDカメラにより、各ピクセル毎に近赤外分光法にもとづく糖度推定を行い、その結果をカラーマッピングすること...
要約 消費者は鶏卵の鮮度を重視しており、鶏卵の絶対評価値や購入意欲の得点は、ハウユニット値と高い相関関係を示す。また、ハウユニット値85以上の鶏卵の評価は際立って高く、65以下では大きく低下する傾向が...
要約 米の購買意識について、消費者にアンケートを実施した。AHPによって分析したところ、消費者は米を購入する場合に、「味」と「安全性」を重視する。また、水稲栽培において農薬使用量が現行より50%削減される...
要約 調理・加工米飯の流通及び消費性向を明らかにした。原料米の炊飯特性、冷凍適性、官能評価、貯蔵性と内部成分との関連性を検討し、冷凍米飯の加工適ついて評価基準を策定した。この基準をもとに北海道米品種...
要約 キュウリのうどんこ病抵抗性は25~30℃の高温条件で抵抗性を示す温度依存型抵抗性であり、春季及び秋季における抵抗性品種の発病は1日当たりの高温時間数が少ないことに原因があると考えられた。抵抗性素材...
要約 収益性と作業特性を2つの大きな評価基準とした農業技術体系の評価手法を開発した。不完全な情報下での事前評価の場面で、評価データや農家の価値判断の幅を組み入れた技術評価ができる。 背景・ねらい 新...
量販店における青果物の評価基準並びに流通チャネルの選択意志決定
要約 量販店の青果物評価は、「品質」に非常に大きなウエイトを置いており、中でも「品質の安定」を求めている。また、市場からの予約相対取引はセリや産直契約より多くの評価項目で優れており、最適な流通チャネ...
要約 中山間地域の耕境判定は、農業生産・定住条件・国土環境保全の3つの視点から行う必要がある。そこで、3つの視点からの総合的耕境判定手法の指標体系を提示するとともに、耕境判定のための定住条件の評価手法...
要約 収益性と作業特性を2つの大きな評価基準とした農業技術体系の評価手法を開発した。不完全な情報下での事前評価の場面で、評価データや農家の価値判断の幅を組み入れた技術評価ができる。 背景・ねらい 新た...
要約 ヘドニック価格関数の計測結果を用いて品質に基づいた価格水準を推計し、国産リンゴと輸入リンゴには100円/Kg程度の価格差を示す大きな品質差が存在していたが、実際には、輸入リンゴには品質と比べて高い販...
要約 高品質みかん生産に向けた取組みでは,トータルシステムとしての産地機能が求めらており,特に生産段階では品種選定や栽培方法,集出荷場段階では糖度検査に重点が置かれている。今後ともこうした産地活動が...