要約 飼料のpH調整した4齢蚕用人工飼料を試作し、その飼料を用いて飼育試験を実施したところ桑葉育並の良好な成績が得られたので、さらに改良することで4齢人工飼料育の実用化が可能である。 背景・ねらい 養蚕施...
要約 稚蚕期の無菌人工飼料の飼育は、無停食で稚蚕飼育中に生育の乱れが生じるため4・5齢中に遅蚕を排除しながら飼育する必要がある。本飼育法は、結繭中はやや劣るが、繭質に遜色無く、現行の稚蚕飼育と比較して...
要約 桑椹(桑の実)は赤色色素(アントシアニン)を多量に含むほか、クエン酸を主成分とする抗酸化性、活性酸素種消去能を有している。そのまま、もしくは加工原料として、ヨーグルト、ジュース、ジャム等への利用が...
要約 桑椹(桑の実)は赤色色素(アントシアニン)を多量に含むほか、クエン酸を主成分とする抗酸化性、活性酸素種消去能を有している。そのまま、もしくは加工原料として、ヨーグルト、ジュース、ジャム等への利...
要約 4眠性の蚕に3眠化剤を添食すると高い確率で3眠蚕が得られ、細繊度繭糸を生産することができる。ただし、3眠化剤の添食と蚕品種及び飼料との組合せによっては化蛹歩合が著しく低下することがあり、これらの選...
群馬ブランド蚕品種「ぐんま×200」の3眠化による極細繊度繭糸生産
要約 3眠化剤のイミダゾール系化合物(SSP-11)を利用して、群馬ブランド蚕品種「ぐんま×200」を3眠化し、極細繊度繭糸生産に適合する高品質優良繭生産の飼育体系を確立した。 背景・ねらい 高品質化や特色ある繭...
要約 春用広食性蚕品種「春嶺×鐘月8号」は、民間との共同研究によって育成された。本種は日中四元交雑種の二化性白繭種で、1齢~4齢低コスト人工飼料育に適するとともに、作柄が安定し生糸量歩合が高い特徴を有す...
要約 クワキジラミに対する捕食性天敵ナミテントウムシの人工餌として取り扱いが簡便な蚕卵粉末を若齢期に与え、壮齢期に雄蜂児粉末を用いることで、ナミテントウムシの人工餌による飼育の省力化と継代が可能であ...
要約 古条をジフィーポットに挿し木して育成した桑苗をタバコ移植機を利用してビニールマルチをした圃場に植付けることにより,1年で桑園造成が可能となった。この技術は従来の手作業に比較して労働時間が1/5に省...
要約 「いろ×どり」は、普通蚕品種と比較すると、収繭量は同程度であるが、繭層及び生糸は練減率が低く、織布は摩擦強さが大で、曲げ剛さ、剪断剛さ等については同程度であった。 背景・ねらい 多様化する消費者...
要約 簡易無菌飼育装置を用いた全齢人工飼料育について検討した結果、全齢を通じて3回の給餌で省力的に飼育ができ、このため、年間を通じて安定した繭生産の実現と省力化による生産工程の効率化を図ることができ...
要約 飼料にβ-カロチンを添加して産卵鶏に給与すると、卵黄中β-カロチン含量は増加する。β-カロチンの添加量が増えると、卵黄中含量も増えるが移行率は低下する。また、β-カロチンの添加により、卵黄中ビタミンA...
要約 桑葉を窒素ガスで嫌気処理することにより、桑葉中のγーアミノ酪酸(GABA) 含量が著しく増加する。また、GABAを増加させた桑葉を自然発症高血圧ラット に与えたところ、無処理桑葉群より強い血圧抑制作用が認...
要約 製糸工場の副産物として産出される蛹しんを桑園へ施用する場合には、深さ10cm以上の溝施用とする。蛹しんの施用量は、乾燥状態で10a当たり3tまでの範囲では桑に悪影響はなく、むしろ有機質源として有効に働...
要約 培養室約5㎡、順化施設60㎡、育苗施設60㎡の規模の施設において、桑組織培養シュートを利用したセル成型苗が、年間最大6万本生産できる。このセル成型苗の移植機による植付時間は、1.0~2.9時間/10aであり、...
要約 桑葉は一度茹でることで食味が向上し、調理品としての評価が高く、加工品は、茹でた桑葉の乾燥粉末を利用した麺類、搾汁を利用した豆腐、及び菓子への利用ができ、また、冬期生産の桑葉は葉が小型化するため...
要約 改良型蚕飼育装置および無蒸煮人工飼料を用いた全齢人工飼料育の上蔟時に循環扇による通風と回転蔟を横置きにすることにより必要回転蔟数を3/4に減らすことが可能であることが明らかになった。 背景・ねらい...
要約 桑炭そ病菌は分生胞子を罹病桑葉上に形成するが、PDA培地上では形成しない。そこで、桑葉に含まれる胞子形成誘導因子を調べたところ、ビオチンに誘導作用のあることが判明した。胞子形成は0.01ppm以下でもみ...
要約 1芽種茎を用いた施設育苗による桑稚苗の育成と開発改良した桑稚苗用移植機での桑園造成機械化一貫体系は従来の苗木密植桑園造成に比し、大幅な能率向上が図られ、圃場における活着、成育も良好である。 背景...
要約 蚕糸業における副蚕物を有効に利用することを目的として、特に桑条皮層部の靭皮繊維を取出し、これを和紙の表彰状素材として加工利用する技術を確立しようとして細切した天蚕繭層を紙面にちりばめて製作した...