カップ麺製品におけるノシメマダラメイガ混入時期推定のための発育調査
要約 カップ麺製品での本種の発育日数(孵化から成虫まで)は平均37.7日(25°C)であり、生きた幼虫が発見された場合、混入時期推定の目安に利用できる。カップ麺容器内に200個体の孵化幼虫を投入した場合は、明...
牛糞堆肥に硫安を加えて成型したぺレット堆肥による化学肥料リン酸・カリの節減
要約 牛糞堆肥に硫安を加えて窒素成分を調整したペレット牛糞堆肥を用いれば、いくつかの作物において、0.5t~2t/10aを基肥として施用するだけで化成肥料による標準施肥栽培と同等の収量が得られる。化学肥料由来...
要約 ブロッコリーのセル育苗時、定植1週間前から0.3%食塩水を灌水すると、苗の耐干性が高まり、高温乾燥条件下で定植した場合の初期生育や収穫の斉一性が高まる。 キーワード ブロッコリー、セル育苗、食塩水、...
カブ類の色素および辛味成分を保持した簡便な乾燥による食品素材化技術
要約 カブをスライス後60℃以下で熱風乾燥することにより、アントシアニン、イソチオシアネートを保持したまま簡便に乾燥粉末化が可能であり、それを冷暗所で保存すれば1年後でも利用可能である。 キーワード カ...
要約 台木用カボチャを対象として、予め所定の水分に調整した培地へ播種し、播種直後のかん水を行わずに発芽に最適な温度で管理することで出芽率及び出芽の斉一性を高める方法である。これにより、出芽後の苗生...
鶏の野菜類に対する採食行動と野菜類添加が飼料要求率に及ぼす影響
要約 鶏に、アスパラガス新芽と野草(メヒシバ)を同時給与すると、野草は採食しアスパラガスは 採食しない。他の野菜類でも採食行動に差を認める。鶏雛に乾燥野菜類を飼料添加給与すると、飼料要求率は 対照区に...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
要約 粗飼料・葉菜中β-カロテン含量は、ミキサー抽出-アセトニトリル洗浄-吸光度測定により簡易迅速に推定できる。 背景・ねらい β-カロテンは牛の健康を維持し高品質な畜産物を生産するために重要なプロビタミ...
キャベツセル苗へのリン酸カリ液の定植前施用によるリン酸施肥削減
要約 128穴セルトレイで育苗したキャベツ成形苗をリン酸カリ水溶液に1時間浸漬した後に定植すると、本圃へのリン酸施用量を可給態リン酸が低い畑では慣行の50%に、中程度の畑では25%に削減しても、慣行と同等の収...
培養液への塩化カリウム添加によるキャベツセル成型苗への耐干性付与
要約 高温条件下で出芽直後から0.18%のKClを添加した園試処方液を用いエブ&フロー方式でキャベツセル成型苗を育苗すると、セル成型苗に耐干性を付与することができる。 キーワード キャベツ、エブ&フロー、耐干...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培の育苗箱全量施肥量は、復田1年目のみ水稲連作時の施肥量の半量、復田2年目以降は全量とする。これにより、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素...
要約 シロイヌナズナ由来の転写因子遺伝子(DREB1A )をコマツナに導入することで、凍結、乾燥、塩ストレス耐性をもつ植物を作出することができる。この形質転換系統を利用して、交雑により遺伝子組換えが困難な...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培は、復田1年目では水田連作時慣行施肥量の半量、復田2年目以降は慣行の全量を育苗箱全量施肥することで、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素吸...
要約 地床育苗によるキャベツ大苗移植のため、植え付けが開孔器式の歩行型野菜用半自動移植機の苗供給部分と開孔器を改良したところ、能率良く、欠株の少ない安定した植え付けが可能である。 キーワード キャベツ...
「塩締め処理」によるキャベツセル成型苗の徒長抑制・耐干性付与
要約 セル成型育苗における育苗後期(定植前の5日間)に0.3%のNaClを添加した低濃度液肥を底面給水する「塩締め処理」により、苗の徒長が抑制され、乾燥に強い苗になる。 キーワード キャベツ、セル成型苗、育苗...
要約 キャベツ苗に黒すす病菌を接種して底面給水すると頭上灌水に比べて本病の病徴発現や伝染が抑えられる。 キーワード キャベツセル成型苗、黒すす病、底面給水、防除 背景・ねらい 急速に普及しているキャベツ...
背景・ねらい キャベツは、群馬県の主要農産物であり、このうち約8割を嬬恋村で生産している。その大部分は生食用に出荷されており、価格変動が激しく、加工品も少ない。そこで、キャベツの利用拡大を図るため、...
くん炭混合培地への希釈海水処理によるレタス・キャベツ苗の機械移植性向上
要約 レタス、キャベツの機械移植のため 、育苗にくん炭混合培地を利用する際、市販培地に籾殻くん炭を半量混合し、6dS/mに希釈した海水を育苗中かん水すること で、苗の徒長が防止され、かつ移植後の灌水回数が...
乗用型移植機車輪跡利用による緩傾斜キャベツ作のうね立て同時移植技術
要約 緩傾斜キャベツ畑において、乗用型移植機で移植した場合、車輪により深さ9~15㎝の溝が形成されてうねができる。これにより、移植精度や収量はうね立てした場合と変わらず、耕うんから移植までの作業時間を3...
要約 低湿重粘土の転換畑(2,10年目)圃場における10~20cm層の脱窒速度は,土壌還元が発達し,硝酸態窒素が増加する7月に最大になる。10年目圃場に比べ,2年目圃場では土壌還元が発達し,脱窒速度も大きい...