背景・ねらい タマネギ出荷量は1990年頃から減少傾向にあり、年次の変動も大きい。それに代わり輸入量が増えてきている。生産量は133万tであるが、加工用として28万tを輸入しており(2019年財務省貿易統計)、安定...
回転搬送機構により土塊の除去ができる拾上機と運搬車によるサトイモ拾上・収容体系
要約 歩行型タマネギピッカーをベースに改造した回転搬送機構を有する拾上機と運搬車によるサトイモの拾上・収容体系である。畝上のサトイモを拾い上げた後、土塊が除去されたサトイモが運搬車上のフレキシブルコ...
要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
タマネギ直播栽培における直下施肥を用いたリン酸肥料の減肥技術
要約 黒ボク土ほ場でのタマネギ直播では、過リン酸石灰の播種条下(2~4cm)局所施肥(以下、直下施肥)によって生育が促進される。また、施用リン酸の成分量で10kg/10aを直下施肥することで減収することなく基肥リン...
要約 タマネギ中のケルセチンを塩酸酸性メタノール抽出し、加水分解後にHPLC分析する方法であり、室間再現性試験で妥当性が確認されており信頼性が高い。本分析法により、育成品種「クエルゴールド」は他品種より...
要約 「カロエワン」は縦長形の球外観を持つ加工用タマネギF1品種である。標準品種よりも生育が旺盛で、球が重く多収となる。既存品種よりも球の縦径が長いため剥皮加工における製品歩留りが高く、作業性も良い。...
淡色黒ボク土における地下水位制御がタマネギの生育に及ぼす影響
要約 淡色黒ボク土における秋まきタマネギ栽培で地下水位を-30cmまたは-40cmで制御すると、平年降水量25%相当の地表灌水条件下であっても、地下水位を制御せず平年降水量相当を地表灌水する場合と同等の球重が確...
コスト・環境負荷低減のための青果物のバルクコンテナ物流技術の開発
要約 新規バルクコンテナを青果物物流に導入した場合、段ボール箱による物流と比較して、包材コストを3割以上、物流に関わるCO2発生量を3~4割削減可能である。ダイコン、キャベツ、タマネギなどでは...
要約 剥きタマネギ加工における歩留まりはタマネギの球高により変動し、球高の値が大きくなるほど歩留まりは向上する。異なる加工形式においてもその関係性は維持されるため、剥きタマネギ加工には球高の値が大き...
要約 コンテナ単位で投入された府県産の貯蔵乾燥されたタマネギを1玉ずつ分離し、向きを一定に揃え、根と葉の切除を1秒に1個程度の速度で行う。2名1組で作業を行い、手作業の2倍程度に相当する1700個/人・h程度の...
牛糞堆肥に硫安を加えて成型したぺレット堆肥による化学肥料リン酸・カリの節減
要約 牛糞堆肥に硫安を加えて窒素成分を調整したペレット牛糞堆肥を用いれば、いくつかの作物において、0.5t~2t/10aを基肥として施用するだけで化成肥料による標準施肥栽培と同等の収量が得られる。化学肥料由来...
シルバーポリマルチがタマネギ「ソニック」のケルセチン含量と生育に及ぼす影響
要約 タマネギ「ソニック」において、シルバーポリマルチによる被覆栽培でタマネギの機能性成分であるケルセチン含量が無マルチ栽培より高くなる。また、マルチを用いることで、堆肥のみの全量基肥栽培でも生育を...
要約 たまねぎ「HT46」は、青果用品種「スーパー北もみじ」より大球・多収で、加工用品種「純心」より倒伏期が早く、貯蔵性に優れる。加熱・加工適性に優れ、紅色根腐病発生ほ場での被害が小さい。 キーワード た...
要約 たまねぎ直播栽培には「北もみじ2000」等中生品種が適し、4月中の播種、移植栽培と同等の窒素施肥量、移植栽培よりやや密植の35000株/10a程度の栽植密度設定で、移植栽培の基準収量である5500kg/10aの収量...
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
要約 本施設は、効率的乾燥と発芽率維持の観点から、花球の適期収穫と乾燥終了時水分30%(w.b.)を 前提に、温度28~30℃、湿度60~70%(R.H.)、6日間の乾燥とし、初期張込み質量の上限を除湿機能力 3.4kW型では...
要約 採種タマネギ花球の除湿乾燥特性は、乾燥初期は急激に含水率が低下する減率乾燥で、その後はほぼ 恒率乾燥となる。乾燥湿度は低いほど乾燥速度が高く、乾燥初期に影響が大きい。また、発芽率維持には 開花後...
要約 タマネギ鬼皮からケルセチンを含む機能性成分を抽出する方法を検討する。乾燥物を得るためには50%エタノールで抽出後、凍結乾燥する方法が効率が良い。また、水溶液として利用する場合pHが7.0を超える溶媒...
要約 規格外や加工残さ等の未利用タマネギを適当な市販酵素剤で処理することにより高収率にエキス化し機能性を付加することができる。また、エキスを麹や乳酸菌により発酵することにより高機能飲料の開発が期待で...