要約 食品のDNA品種識別に関するISO規格に基づく試験室内妥当性試験により、安定性と再現性が確認された茶のDNA品種識別技術である。15種類のSSRマーカーを用いたDNA品種識別技術は「せいめい」を含む主要な茶44...
要約 高周波パルス加熱(HFP)により、果実や野菜のペーストを連続、迅速、均一に加熱殺菌する技術である。農産物素材の色や風味を保持したペーストを長期間保存可能とし、フードロスの低減、食材としての付加価値...
飼料用米を活用した鶏肉の低コスト生産および鶏卵の高付加価値化
要約 養鶏における飼料用米の利用により、肉用鶏の低コスト生産が可能となり、特色ある鶏卵を生産することで高付加価値化が可能となる。生産される鶏卵に対する消費者の購入意識も高く、販売価格の増加による生産...
カンキツの果実、加工品におけるSNPジェノタイピング解析による品種識別技術
要約 8種類のSNPマーカーをTaqMan-MGBプローブを用いてジェノタイピングすることにより、主要なカンキツ48品種を相互に識別でき、高品質なDNAを抽出することが難しい果実や加工品の品種識別に利用できる キーワー...
要約 コメからヒ素を抽出し、試験紙に塗布した試薬と反応させたときの色の変化をスキャナーで読み取ることで、簡易かつ安価に無機ヒ素濃度を定量できる。定量下限は玄米で0.09mgkg-1、精米で0.05mgkg<...
要約 遺伝子組換え(GM)食品の表示制度を科学的に検証する方法として検査法が公表され、広く利用されている。GMトウモロコシの種類の増加に対応できる検査法を開発する。一連の検査法は、2016年11月に消費者庁検査...
要約 森林総合研究所がこれまでに実施してきたいろいろな種類の木材に関する膨大な数の強度試験の結果をひとつにまとめ、規格改正等に活用できる「木材の強度データベース」を構築しました。 背景・ねらい 木材の...
要約 高アミロース米を粒のまま水を加えて炊飯・糊化させ、高速せん断撹拌をする「ダイレクトGel転換」により、ゲル状の食品素材が調製できる。米粉に加工する必要がないため、低コスト化が可能で、洋菓子やパン...
要約 急激な経済成長により中国の木材産業や貿易が拡大し、世界の木材貿易における中国の位置づけが高まっています。木材輸入をめぐる競合、日本への製品輸出などにより、わが国の林業、木材産業への影響は今後も...
公海で漁獲されるサンマの成分特性とミール・魚油への利用法の検討
要約 公海で漁獲されるサンマの成分を調べ、その特徴を検討した。さらにカスケード利用を目的として小型サンマや加工残滓をミールや魚油として利用する方法を検討した。脂質にはEPAやDHAなどのPUFAやモノエン脂肪...
要約 包装袋のシール部微細孔に加え、レーザー光により袋表面に微細穿孔を開けることで、これまで難しかった輸出など長期間にわたる鮮度保持が可能となった。その結果、ニラやネットメロン等を航空便と同等の品質...
水産発酵食品から分離された好塩性ヒスタミン生成乳酸菌のヒスチジン脱炭酸酵素遺伝子の解析
背景・ねらい
食の安全・安心への志向の高まり,嗜好の多様化,加工残滓の有効利用等により,魚介類を原料とした天然発酵調味料の製造量が急増している。しかし,発酵調味料の製造過程で,アレルギー様食中...
要約 我が国の木材資源フローを国産素材・外材、輸出入製品から、製材・合板等一次加工、建築・家具等二次加工、最終製品の廃棄、再利用まで、製造残材・使用済み廃材を含んだ形で定量的に明らかにしました。 背...
背景・ねらい 1991年末のソ連崩壊以降後、各国では独自の農業改革が展開され、いまや「旧ソ連=ロシア」という認識は過去のものとなりつつある。本課題では、旧ソ連諸国の農業改革を、ロシア以外の諸国をも対...
背景・ねらい 本研究は,(1)日本,韓国,中国における農業環境政策の動向を法律,統計資料及び聴き取り調査等に基づく分析によって相互比較し,(2)当該政策に内在する問題点及び今後の政策課題を解明し,加えて,...
海外諸国における組換え農産物の生産・流通・表示に関する政策動向の解析
背景・ねらい [研究目的]
米国を中心に,遺伝子組換え(GM)食品・農産物の開発が急速に進んでおり,北米を中心にGM農産物の栽培が相当な割合に達している。一方,欧州や我が国では,GM食品に対する消費者の...
要約 日米の酪農政策を、加工原料乳価格支持政策、用途別乳価をプールした支払い、輸入割当、生産調整政策等に関して比較検討し、関税化の影響を緩和する上でアメリカの方が有利な点があること等を示した。 背景...
背景・ねらい 日本の木材貿易は,1980年代後半からの製品輸入の急増により構造的な変化を示しつつあり,これに伴う産地国の生産・輸出体制の変化や,日本国内の価格形成への影響などに関する分析が急がれている。...