食品残さ発酵液状飼料給与は豚肉質に影響がなく、豚房内のアンモニア発生量が減少
キーワード 豚、食品残さ、発酵リキッド飼料、肉質、アンモニア 背景・ねらい 液状の食品残さを乳酸発酵させて飼料とする発酵リキッド法は、液状飼料を好んで食べる豚の習性からも水分の多い食品残さ利用に有効な...
0.06ppmのオゾンガスにより落下細菌数や鼻腔内細菌数が減少する
要約 オゾンガス濃度が0.06ppmの試験豚房内で豚を飼養し、オゾンガスの殺菌効果を調査したところ、試験区の落下細菌数及び鼻腔内細菌数は対照区に比べ有意に少なく、オゾンガスにより落下細菌数及び鼻腔内細菌数...
0.1ppm以下のオゾンガス濃度では、肥育豚に対して影響は認められない
要約 0.1ppm以下のオゾンガス濃度の中で豚を飼養しても発育性、採食回数、飼料摂取量、血清中ビタミンC濃度、過酸化脂質量、赤血球浸透抵抗性などに異常が認められない。 キーワード ブタ、オゾンガス、血液中ビ...
黒毛和種肥育牛仕上げ期の稲わら代替飼料に牧草ストロー類が使用できる
要約 ライグラスやトールフェスクの採種後のストローを黒毛和種肥育牛の粗飼料として、26ヶ月齢から出荷時まで給与しても、稲わら給与に比べて、飼料摂取量、日増体量、枝肉成績及び肉質分析結果に関して、大きな...
要約 ダイコンの洗浄後に用いる乾燥用台車を架台が上下するように改良し、積載・搬出作業時に生じる腰曲げ作業の軽減を図った。平行クランク機構とスプリングを組み合わせて改良した台車は架台への積載荷重が偏っ...
窒素炭素安定同位体比を指標とした放流ヒラメ種苗の馴致過程の推定
背景・ねらい 人工種苗を放流する際、放流場の適否が重要である。特に放流直後から天然海域に馴致するまでの過程では、人工餌料から天然餌料への速やかな転換が必要となり、それを可能とする海域が放流適地といえ...
背景・ねらい 近年、消費者の安全・安心への関心の高まりは著しい。しかし、水産分野におけるトレーサビリティシステムは追跡・遡及技術中心の実証試験にとどまっており、既存の流通・経営システムへの導入条件等...
背景・ねらい 日本周辺において漁獲対象になるマアジの主産卵海域は東シナ海にあり、ここを卵・仔魚の出発点とする輸送機構による加入モデルの構築が進んでいる。親魚群の分布域が変動することは、輸送機構との地...
携帯電話による「一都三県漁海況速報」(海況図)提供システムの開発
背景・ねらい
背景・ねらい 神奈川県においては、遊漁船業(釣船業)が漁家経営や漁協経営に重要な位置を占めている。このため、遊漁者を対象とした適切なマーケティング戦略を示すことで、漁家経営や都市漁村交流の一助とする...
背景・ねらい 小型浮魚類は資源増大に伴い、沖合域へと分布域を拡大する。産卵生態特性に沿岸-沖合差が存在するならば、これは生態学的に興味深い現象であると同時に、資源評価・漁業管理において考慮すべき問題...
背景・ねらい
背景・ねらい 魚介類は近縁種がいくつもあり、加工食品の種類も多く、また近年、海外からの輸入も増加している。しかし、特に切身や加工食品などでは、外見から生物種や産地を識別することは困難である。生物種や...
日本海におけるカタクチイワシの肥満度と成熟に影響を及ぼす餌生物の特定
背景・ねらい 日本海におけるカタクチイワシの漁獲量は1990年から2000年にかけて急激に増加したが近年再び減少傾向にあり,その変動は動物プランクトンの現存量の変動と相関が認められている。カタクチイワシの年...
背景・ねらい 浅海砂浜漁場の有効利用と適切な管理のためには,海域生態系の解明が必要である。特に食物網の起点である有機物供給源を特定することは,海域全体の生産量,環境収容力を見積もる上で重要である。し...
要約 生ごみ処理物混合割合が高い堆肥化条件では、堆肥化過程での酸素消費が大きいため、嫌気状態の部分が多くなり、pHが低下し易い。効率的な堆肥化を行うためには、頻繁な撹拌混合(1回/2日程度)による好気状態...
要約 水稲「関東209号」は本県において10月上旬に収穫する中生品種である。短稈で耐倒伏性が強く、粘りがあり良食味なので、奨励品種に採用する。 キーワード 水稲、奨励品種、関東209号、良食味、中生品種
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要約 ホウレンソウに含まれる硝酸塩濃度の品種間差異は、春・秋作で小さく冬・夏作で大きい。一方、シュウ酸塩濃度の品種間差異は冬作で大きい。また、晩生で葉色が濃い品種ほど硝酸塩濃度はより低く、シュウ酸塩...
要約 神奈川県育成の根深ネギ品種「湘南」から集団選抜により育成した新品種「湘南一本」は「湘南」の良食味を残し、葉折れの軽減、葉鞘首部の伸長性向上など栽培上の特性が改善され、実用的に分げつが少ない。 ...
建設発生木材リサイクル資材「植生マット」の屋上緑化における利用
要約 建設発生木材を加工した「植生マット」についてヒメイワダレソウを用い被覆資材としての利用の可能性を検討したところ、植生マット上の接地部分から発根し、良好な被覆面を形成するため、屋上緑化に活用でき...