要約 苗箱使用量を削減する田植機の調整方法には、株間拡大のほかに、苗かき取り量の調整がある。横送り回数を増やし、縦送り量を減らして植付け本数を3~4本/株に調整することで、苗箱使用量は株間22cmでも慣行...
要約 慣行の水稲-レタス作は作業競合が見られるが、月旬の必要労働力の減少割合で見た場合、水稲5ha+レタス1ha経営では、水稲疎植栽培技術の導入により約15%、また、レタス迅速移植技術の導入によると約18%...
要約 シソ栽培において、刈取機で先端部を収穫することにより青枯病が二次伝染する。二次伝染による発病は、刈刃の中央部に近い位置で青枯病発病株を刈取った場合に多く、刈取時の葉の濡れによりさらに助長される...
要約 水稲の機械稚苗移植において、株間を拡大するか、苗かき取り量を減じる疎植栽培により、育苗箱施用殺虫剤の10a当たり使用量が慣行の60%程度に削減されるが、主要害虫に対する防除効果は、慣行とほぼ同等で...
裸麦「イチバンボシ」ドリル播栽培での条間操作による粒厚向上技術
要約 裸麦「イチバンボシ」をドリル播で栽培する場合、10a当たりの播種量を変えずに、条間を狭く、条数を増やし、種子間隔を広くすることによって、粒厚が向上する。 キーワード イチバンボシ、ドリル播、条間、...
要約 愛媛県平坦部での11.1株/m2の慣行栽培とかわらない移植時期は、「あきたこまち」が4月下旬から5月中旬、「こいごころ」、「ヒノヒカリ」が6月上中旬である。 キーワード イネ、疎植栽培、移植時期、収量、品...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴 日本海沿岸を中心に養殖が行われているイワガキについて、愛媛県海域における養殖の適否を検討した。また、コレクター(ホタテ貝殻)への稚貝の最適付着密度を検討した。
要約 愛媛県の銘柄豚「伊予Eピッグ」の肉質は四国地域の一般豚(LWD)と比較して、保水性が高く、ビタミンB1およびDHAを豊富に含むという特性を有する。 背景・ねらい 現在、店頭では様々な銘柄豚が販売さ...
豚肉中のビタミンB1含量表示が消費者の「おいしさ」におよぼす影響
要約 豚肉中のビタミンB1含量と「おいしさ」との関係について調査した結果、ビタミンB1有量は肉の味(おいしさ)に影響を与えないと考えられる。しかし、豚肉中のビタミンB1含量を表示することによって、その肉の...
要約 一般消費者を対象としたアンケート調査によって、豚肉の「おいしさ」の客観的評価法で使用する機能性成分を調査した結果、ビタミンB1が最も有効であった。また、豚肉中の成分含量を表示する方法は、消費者の...
採卵養鶏の低タンパク質飼料を用いた窒素・リンの排出量削減技術
要約 褐色卵鶏や白色大卵鶏のような飼料摂取量が比較的多い鶏種にあっては、低タンパク・低リン飼料にフィターゼを500単位添加することで、市販の採卵鶏用飼料と同等な産卵成績が得られる。フィターゼの製造形態...
要約 寒天やジェランガム溶液に懸濁した花粉はキウイフルーツの人工受粉に利用でき,花粉を1000倍量まで溶液で希釈しても現行の石松子を増量剤とした受粉と同程度の果実が収穫できる.また、現行の石松子を増量剤...
要約 「せとか」の施設栽培は充分な潅水を行うと肥大、品質とも良好である。 背景・ねらい カンキツ「せとか」では施設栽培による高品質果実生産が行われているが、栽培技術が確立しておらず、他の施設カンキツに...
要約 8月下旬頃から12月まで、透湿性フィルムを地表面に対して80~90%の割合で被覆すると、果実肥大を抑制することなく糖度が0.5~1高い果実が生産できる。酸含量もやや高くなるが食味は優れ、長期貯蔵後のす...
要約 春咲きグラジオラスの多くの品種は、定植時期により開花調節が可能であるが、「ブルーチャーム」と「トリステス・コンコロール」の2品種は、球根を低温処理することで開花が促進され、10℃で30日間乾燥貯蔵し...
中山間地における夏季ホウレンソウのビタミンC含量低下防止技術
要約 中山間地における夏季の雨よけ栽培において、播種後25日程度までは寒冷紗で遮光し、その後除去するとともに、播種後20日以降はpF2.5を越えないで程度で乾燥気味に水管理することにより、ビタミンCを100g当...
要約 愛媛農試方式による簡易高設栽培は、ピートモスともみがらくん炭を等量混合した培地に緩効性肥料での全量基肥とし、点滴チューブで適宜給水した後、排液を給水タンクに戻し循環させる安価な循環型ハンモック...
要約 中山間地雨よけ夏どりホウレンソウ栽培において、立枯性病害に対して蒸気土壌消毒が高い効果を示し、近紫外線カットフィルムと防虫ネットの使用で害虫被害の発生を抑制でき、これら技術を組み合わせた体系防...
要約 裸麦「マンネンボシ」の播種適期は、「イチバンボシ」より5日程度早い11月10日頃から「イチバンボシ」と同じ11月25日頃までである。また、倒伏に強い特性をもつため、ドリル播栽培では、中間追肥を組み入れ...